キリンホールディングスの平均年収

平均年収 956万円	業界内ランキング 5位/74社	全体ランキング 172位/1645社

キリンホールディングスは東京都に本社を置く酒類メーカーで、2023年の平均年収は956万円でした。

今回はそんなキリンホールディングスの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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キリンホールディングスの平均年収

年度	平均年収
2019年12月期	895万円
2020年12月期	873万円
2021年12月期	870万円
2022年12月期	942万円
2023年12月期	956万円

キリンホールディングスは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2023年のキリンホールディングス株式会社の平均年収は956万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもキリンホールディングスの平均年収は6.79%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収956万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの食品業界の平均年収は718万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

キリンホールディングスの年齢別年収

新卒直後の20代では年収602万円からスタートし、働き盛りの30代では年収872万円、管理職割合が増えだす40代では年収972万円、最高年収に到達する50代では、年収1,024万円に到達します。

キリンホールディングスの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	602万円	39万円
30代	872万円	54万円
40代	972万円	59万円
50代	1,024万円	62万円
60代	743万円	46万円

月々の平均手取りについては、20代では39万円前後、最高年収となる50代では62万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

キリンホールディングスの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	1,110万円
管理職	1,474万円
役員	データなし

キリンホールディングスでは、総合職の平均年収は1,110万円、管理職級の平均年収は1,474万円前後になります。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、キリンホールディングスが属する食品業界の平均年収は718万円でした。

そのためキリンホールディングスの平均年収は、業界平均から238万円高く、業界内順位は5位（全74社中）となっています。

業界内の最高年収はアサヒグループホールディングスの1,232万円、最低年収はライフドリンク　カンパニーの484万円でした。

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キリンホールディングスの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【キリンホールディングスの生涯賃金】 3.84億円 172位 /1645社中

新卒から定年までキリンホールディングスに勤務したと仮定した場合、キリンホールディングスの生涯賃金は、約3.84億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より1.74億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

キリンホールディングスの会社概要

従業員数	時価総額
977人 (687位/1645社)	1.94兆円 (98位/1645社)
会社名	キリンホールディングス
設立	1907年2月1
資本金	1020億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都中野区中野四丁目10番２号
代表取締役社長	磯崎功典

キリンホールディングスの2022年時点の時価総額は1.94兆円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で977人でした。プライム上場の同業種の中央値が696人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度のキリンホールディングスの売上は2.13兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が1126億円でした。

同業種内での売上ランキングは3位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

キリンホールディングスの平均年齢

キリンホールディングスの2023年度の従業員平均年齢は42.3歳でした。プライム市場での食品業界の平均年齢は41歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

キリンホールディングスの平均勤続年数

キリンホールディングスの平均勤続年数は14.8年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の食品業界の平均が15.2年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

キリンホールディングスの残業時間

また、キリンホールディングスの平均残業時間は月間32時間です。プライム市場の食品業界の平均が27時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

キリンホールディングスの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。キリンホールディングスの2023年度の女性役員割合は29%でした。

女性の役員割合
	【キリンホールディングス】 29%
	【業界全体】 18%
	【プライム全体】 17%

業種平均から11%高く、業界内順位は8位（全74社中）でした。プライム市場全体においては、平均より12%高く、順位は128位（全1645社中）でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。

キリンホールディングスの初任給

初任給
新卒採用	学部卒 : 270,000円 修士卒 : 288,500円 博士卒 : 327,500円

キリンホールディングスの新卒採用の初任給は27万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は324万円、月々の手取り額は21.7万円前後となります。

キリンホールディングスの福利厚生

キリンホールディングスの福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	時間外勤務手当、休日出勤手当、通勤手当、在宅勤務手当　など

キリンホールディングスの転職難易度

年度	従業員数増減
2020年度	47人
2021年度	39人
2022年度	-242人
2023年度	63人

2021年度の従業員変動幅は、全従業員数の約6.4%にあたる63名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

キリンホールディングスに転職する方法

キリンホールディングスをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためキリンホールディングスのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。