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| 平均年収 626万円 |
業界内ランキング 236位/376社 |
全体ランキング 1248位/1645社 |
新日本科学は鹿児島県に本社を置く医薬品開発の受託研究機関で、2025年の平均年収は626万円でした。
今回はそんな新日本科学の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
新日本科学の平均年収
| 年度 | 平均年収 |
|---|---|
| 2021年03月期 | 502万円 |
| 2022年03月期 | 532万円 |
| 2023年03月期 | 556万円 |
| 2024年03月期 | 581万円 |
| 2025年03月期 | 626万円 |
新日本科学は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2025年の新日本科学株式会社の平均年収は626万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においても新日本科学の平均年収は24.69%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。
年収626万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。
新日本科学の平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は762万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの情報通信・サービスその他業界の平均年収は734万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。
新日本科学の年齢別年収
新卒直後の20代では年収394万円からスタートし、働き盛りの30代では年収571万円、管理職割合が増えだす40代では年収636万円、最高年収に到達する50代では、年収671万円に到達します。
新日本科学の手取り
| 年齢 | 額面 | 月々の手取り(※1) |
|---|---|---|
| 20代 | 394万円 | 26万円 |
| 30代 | 571万円 | 37万円 |
| 40代 | 636万円 | 40万円 |
| 50代 | 671万円 | 42万円 |
| 60代 | 486万円 | 31万円 |
月々の平均手取りについては、20代では26万円前後、最高年収となる50代では42万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
| 支給 | 支給総額 | ||||
| – | |||||
| 控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
| – | – | – | – | – | |
| 所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
| – | – | – | |||
| 差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
| – | |||||
新日本科学の役職別年収
新日本科学では、総合職の平均年収は727万円、管理職級の平均年収は966万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均4,938万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、新日本科学が属する情報通信・サービスその他業界の平均年収は734万円でした。
そのため新日本科学の平均年収は、業界平均から-108万円低く、業界内順位は236位(全376社中)となっています。
業界内の最高年収はM&Aキャピタルパートナーズの2,277万円、最低年収はバリューHRの384万円でした。
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新日本科学の生涯賃金
新卒から定年まで新日本科学に勤務したと仮定した場合、新日本科学の生涯賃金は、約2.52億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より0.42億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
新日本科学の会社概要

| 主要事業構成比 | 【従業員数】 |
| 1046人 (664位/1645社) | |
| 【時価総額】 | |
| 623億円 (1009位/1645社) | |
| 会社名 | 新日本科学 |
| 設立 | 1973年5月1 |
| 資本金 | 96億円 |
| 上場 | プライム(内国株式) |
| 本店所在地 | 鹿児島県鹿児島市宮之浦町2438番地 |
| 代表取締役会長兼社長 | 永田良一 |
新日本科学の2024年時点の時価総額は623億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています
従業員数については、子会社を含む連結全体で1046人でした。プライム上場の同業種の中央値が504.5人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。
新日本科学の売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の新日本科学の売上は264億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が55億円でした。
同業種内での売上ランキングは238位と、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
新日本科学の平均年齢
新日本科学の平均年齢(出典:有価証券報告書)
新日本科学の2025年度の従業員平均年齢は39.3歳でした。プライム市場での情報通信・サービスその他業界の平均年齢は39歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。
新日本科学の平均勤続年数
新日本科学の平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
新日本科学の平均勤続年数は10.4年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均が9.5年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。
新日本科学の残業時間
新日本科学の残業時間(出典:エンゲージ)
また、新日本科学の平均残業時間は月間32時間です。プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均が32時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます
新日本科学の女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。新日本科学の2025年度の女性役員割合は26%でした。
| 女性の役員割合 | |
|---|---|
| 【新日本科学】 26% |
|
| 【業界全体】 18% |
|
| 【プライム全体】 17% |
|
業種平均から8%高く、業界内順位は75位(全376社中)でした。プライム市場全体においては、平均より9%高く、順位は244位(全1645社中)でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。
新日本科学の初任給
| 初任給 | |
|---|---|
| 新卒採用 | 研究職、獣医師 : 362,457円 研究職、薬剤師 : 316,284円 研究職、院卒(博士) : 323,210円 研究職/統計解析職、院卒(修士) : 304,741円 研究職/統計解析職/研究事務職、学部卒 : 280,500円 研究職/技能職、臨床検査技師(専門・短大卒) : 240,099円 研究職/技能職/事務職、専門・短大卒(3年) : 230,864円 研究職/技能職/事務職、専門・短大卒(2年) : 219,321円 |
新日本科学の新卒採用の初任給は36.2万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は434万円、月々の手取り額は28.8万円前後となります。
新日本科学の福利厚生
| 新日本科学の福利厚生 | |
|---|---|
| 家賃補助 | なし |
| 副業 | / |
| その他 | 交通費支給(ただし、月額12,900円を上限とする。) 私有車通勤可。施設内駐車場を無料で使用可能。 |
新日本科学の転職難易度
| 学歴フィルター | |
|---|---|
| 25年度実績 | 岩手大学、愛媛大学、大分大学、大阪大学、大阪医科大学、大阪教育大学、大阪薬科大学、岡山大学、岡山県立大学、岡山理科大学、帯広畜産大学、香川大学、鹿児島大学、金沢大学、金沢医科大学、関西学院大学、九州大学、九州工業大学、九州保健福祉大学、京都大学、京都華頂大学、京都府立大学、京都薬科大学、近畿大学、岐阜大学、岐阜薬科大学、熊本大学、県立広島大学、高知大学、高知工科大学、甲南大学、神戸大学、神戸学院大学、神戸女子大学、神戸薬科大学、埼玉大学、埼玉医科大学、昭和薬科大学、自治医科大学、城西大学、上智大学、成蹊大学、摂南大学、崇城大学、千葉大学、千葉科学大学、千葉工業大学、中央大学、中京大学、筑波大学、東海大学、東京大学、東京医科大学、東京医科歯科大学、東京工科大学、東京工業大学、東京農業大学、東京農工大学、東邦大学、東北大学、東洋大学、徳島大学、徳島文理大学、鳥取大学、富山大学、富山県立大学、同志社大学、長崎大学、長崎県立大学、長浜バイオ大学、名古屋大学、名古屋市立大学、奈良女子大学、日本大学、日本医科大学、日本獣医生命科学大学、兵庫医療大学、広島大学、福岡大学、藤田保健衛生大学、北陸大学、星薬科大学、三重大学、宮崎大学、武庫川女子大学、武蔵野大学、明治薬科大学、名城大学、山口大学、山口県立大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、琉球大学、和歌山大学、早稲田大学 |
新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。
| 年度 | 従業員数増減 |
|---|---|
| 2020年度 | 18人 |
| 2021年度 | 54人 |
| 2022年度 | 130人 |
| 2023年度 | 97人 |
2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約9.2%にあたる97名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は23人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。
新日本科学に転職する方法
新日本科学をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため新日本科学のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
| この記事の監修者 | |
|---|---|
![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |

















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