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平均年収 882万円 |
業界内ランキング 61位/376社 |
全体ランキング 271位/1645社 |
サイバーエージェントは東京都に本社を置くインターネット総合サービス会社で、2024年の平均年収は882万円でした。
今回はそんなサイバーエージェントの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
サイバーエージェントの平均年収
年度 | 平均年収 |
---|---|
2020年09月期 | 733万円 |
2021年09月期 | 771万円 |
2022年09月期 | 817万円 |
2023年09月期 | 806万円 |
2024年09月期 | 882万円 |
サイバーエージェントは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年のサイバーエージェント株式会社の平均年収は882万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもサイバーエージェントの平均年収は20.26%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。


年収882万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。
サイバーエージェントの平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの情報通信・サービスその他業界の平均年収は719万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。
サイバーエージェントの年齢別年収
新卒直後の20代では年収555万円からスタートし、働き盛りの30代では年収805万円、管理職割合が増えだす40代では年収896万円、最高年収に到達する50代では、年収944万円に到達します。
サイバーエージェントの手取り
年齢 | 額面 | 月々の手取り(※1) |
---|---|---|
20代 | 555万円 | 36万円 |
30代 | 805万円 | 50万円 |
40代 | 896万円 | 55万円 |
50代 | 944万円 | 58万円 |
60代 | 685万円 | 43万円 |
月々の平均手取りについては、20代では36万円前後、最高年収となる50代では58万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
支給 | 支給総額 | ||||
– | |||||
控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
– | – | – | – | – | |
所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
– | – | – | |||
差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
– |
サイバーエージェントの役職別年収
サイバーエージェントでは、総合職の平均年収は1,023万円、管理職級の平均年収は1,360万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均2,663万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、サイバーエージェントが属する情報通信・サービスその他業界の平均年収は719万円でした。
そのためサイバーエージェントの平均年収は、業界平均から163万円高く、業界内順位は61位(全376社中)となっています。
業界内の最高年収はM&Aキャピタルパートナーズの2,277万円、最低年収はバリューHRの415万円でした。
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サイバーエージェントの生涯賃金
新卒から定年までサイバーエージェントに勤務したと仮定した場合、サイバーエージェントの生涯賃金は、約3.54億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より1.44億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
サイバーエージェントの会社概要

主要事業構成比 | 【従業員数】 |
2364人 (317位/1645社) | |
【時価総額】 | |
5106億円 (280位/1645社) | |
会社名 | サイバーエージェント |
設立 | 1998年3月1 |
資本金 | 74億円 |
上場 | プライム(内国株式) |
本店所在地 | 東京都渋谷区宇田川町40番1号 |
代表取締役代表執行役員 | 社長藤田晋 |
サイバーエージェントの2021年時点の時価総額は5106億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。
従業員数については、子会社を含む連結全体で2364人でした。プライム上場の同業種の中央値が499人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。
サイバーエージェントの売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度のサイバーエージェントの売上は8029億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が162億円でした。
同業種内での売上ランキングは19位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
サイバーエージェントの平均年齢
サイバーエージェントの平均年齢(出典:有価証券報告書)
サイバーエージェントの2024年度の従業員平均年齢は33.7歳でした。プライム市場での情報通信・サービスその他業界の平均年齢は39歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。
サイバーエージェントの平均勤続年数
サイバーエージェントの平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
サイバーエージェントの平均勤続年数は6.4年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均が9.4年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。
サイバーエージェントの残業時間
サイバーエージェントの残業時間(出典:エンゲージ)
また、サイバーエージェントの平均残業時間は月間48時間です。プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均が32時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます
サイバーエージェントの女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。サイバーエージェントの2024年度の女性役員割合は12%でした。
女性の役員割合 | |
---|---|
【サイバーエージェント】 12% |
|
【業界全体】 17% |
|
【プライム全体】 17% |
業種平均から5%低く、業界内順位は225位(全376社中)でした。プライム市場全体においては、平均より5%低く、順位は986位(全1645社中)でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。
サイバーエージェントの初任給
初任給 | |
---|---|
新卒採用 | エンジニアコース : 420,000円 |
サイバーエージェントの新卒採用の初任給は42万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は504万円、月々の手取り額は33.2万円前後となります。
サイバーエージェントの福利厚生
サイバーエージェントの福利厚生 | |
---|---|
家賃補助 | あり |
副業 | / |
その他 | 家賃補助制度(2駅ルール、どこでもルール) エンジニア向け新制度「ENERGY(エナジー)」 退職金制度(勤続インセンティブ) 従業員持株会 社内カウンセリング制度 慶弔見舞金制度 社内親睦会費補助制度 無料マッサージルーム完備 |
サイバーエージェントの転職難易度
年度 | 従業員数増減 |
---|---|
2020年度 | 115人 |
2021年度 | 275人 |
2022年度 | 248人 |
2023年度 | 139人 |
2020年度の従業員変動幅は、全従業員数の約5.8%にあたる139名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。
サイバーエージェントに転職する方法
サイバーエージェントをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのためサイバーエージェントのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
この記事の監修者 | |
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![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |
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