東京電力ホールディングスの平均年収

平均年収 832万円	業界内ランキング 6位/21社	全体ランキング 365位/1645社

東京電力ホールディングスは東京都に本社を置く電力会社で、2024年の平均年収は832万円でした。

今回はそんな東京電力ホールディングスの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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東京電力ホールディングスの平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	812万円
2021年03月期	819万円
2022年03月期	815万円
2023年03月期	814万円
2024年03月期	832万円

東京電力ホールディングスは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の東京電力ホールディングス株式会社の平均年収は832万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても東京電力ホールディングスの平均年収は2.51%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収832万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの電力・ガス業界の平均年収は770万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

東京電力ホールディングスの年齢別年収

新卒直後の20代では年収524万円からスタートし、働き盛りの30代では年収759万円、管理職割合が増えだす40代では年収846万円、最高年収に到達する50代では、年収891万円に到達します。

東京電力ホールディングスの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	524万円	34万円
30代	759万円	48万円
40代	846万円	52万円
50代	891万円	55万円
60代	646万円	41万円

月々の平均手取りについては、20代では34万円前後、最高年収となる50代では55万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

東京電力ホールディングスの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	966万円
管理職	1,283万円
役員	2,500万円

東京電力ホールディングスでは、総合職の平均年収は966万円、管理職級の平均年収は1,283万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均2,500万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、東京電力ホールディングスが属する電力・ガス業界の平均年収は770万円でした。

そのため東京電力ホールディングスの平均年収は、業界平均から62万円高く、業界内順位は6位（全21社中）となっています。

業界内の最高年収は電源開発の1,045万円、最低年収は広島ガスの569万円でした。

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東京電力ホールディングスの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【東京電力ホールディングスの生涯賃金】 3.35億円 366位 /1645社中

新卒から定年まで東京電力ホールディングスに勤務したと仮定した場合、東京電力ホールディングスの生涯賃金は、約3.35億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より1.25億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

東京電力ホールディングスの会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	7200人 (78位/1645社)
	【時価総額】
	8980億円 (185位/1645社)
会社名	東京電力ホールディングス
設立	1951年5月1
資本金	14009億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都千代田区内幸町一丁目１番３号
代表執行役社長	小早川智明

東京電力ホールディングスの2024年時点の時価総額は8980億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で7200人でした。プライム上場の同業種の中央値が1862人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度の東京電力ホールディングスの売上は6.91兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が2678億円でした。

同業種内での売上ランキングは1位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で1回のため、比較的安定して黒字経営されています。

東京電力ホールディングスの平均年齢

東京電力ホールディングスの2024年度の従業員平均年齢は45.2歳でした。プライム市場での電力・ガス業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

東京電力ホールディングスの平均勤続年数

東京電力ホールディングスの平均勤続年数は20年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の電力・ガス業界の平均が17.9年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

東京電力ホールディングスの残業時間

また、東京電力ホールディングスの平均残業時間は月間31時間です。プライム市場の電力・ガス業界の平均が26時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

東京電力ホールディングスの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。東京電力ホールディングスの2024年度の女性役員割合は12%でした。

女性の役員割合
	【東京電力ホールディングス】 12%
	【業界全体】 15%
	【プライム全体】 17%

業種平均から3%低く、業界内順位は14位（全21社中）でした。プライム市場全体においては、平均より5%低く、順位は1065位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

東京電力ホールディングスの初任給

初任給

新卒採用

【東京圏】大学院博士修了 : 291,700円 【東京圏】大学院修士修了 : 267,900円 【東京圏】大学学部卒業 : 244,100円 【東京圏】高等専門学校専攻科修了（学士） : 244,100円 【東京圏】高等専門学校本科卒業 : 217,500円 【東京圏】短期大学卒業 : 203,400円 【東京圏】専門学校卒業 : 203,400円 【準東京圏】大学院博士修了 : 289,200円 【準東京圏】大学院修士修了 : 265,400円 【準東京圏】大学学部卒業 : 241,600円 【準東京圏】高等専門学校専攻科修了（学士） : 241,600円 【準東京圏】高等専門学校本科卒業 : 215,000円 【準東京圏】短期大学卒業 : 200,900円 【準東京圏】専門学校卒業 : 200,900円 【東京周辺圏】大学院博士修了 : 286,700円 【東京周辺圏】大学院修士修了 : 262,900円 【東京周辺圏】大学学部卒業 : 239,100円 【東京周辺圏】高等専門学校専攻科修了（学士） : 239,100円 【東京周辺圏】高等専門学校本科卒業 : 212,500円 【東京周辺圏】短期大学卒業 : 198,400円 【東京周辺圏】専門学校卒業 : 198,400円

東京電力ホールディングスの新卒採用の初任給は29.1万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は349万円、月々の手取り額は23.3万円前後となります。

東京電力ホールディングスの福利厚生

東京電力ホールディングスの福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	時間外手当、作業手当、通勤交通費全額支給　等 ※各社共通 　東京電力ホールディングス（株） 　東京電力パワーグリッド（株） 　東京電力エナジーパートナー（株） 　東京電力リニューアブルパワー（株）

東京電力ホールディングスの転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	東海大学、東京大学、東京工科大学、東京工業大学、東京電機大学、東京都市大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、同志社大学、秋田大学、いわき明星大学、岩手大学、宇都宮大学、大阪大学、鹿児島大学、神奈川大学、金沢大学、関西大学、九州大学、京都大学、近畿大学、熊本大学、群馬大学、工学院大学、神戸大学、埼玉大学、佐賀大学、芝浦工業大学、信州大学、上智大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、長岡技術科学大学、名古屋大学、新潟大学、日本大学、日本工業大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、早稲田大学

新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	-1111人
2021年度	-67人
2022年度	-62人
2023年度	149人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約2%にあたる149名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

東京電力ホールディングスに転職する方法

東京電力ホールディングスをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため東京電力ホールディングスのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。