日本郵船の平均年収

平均年収 1,435万円	業界内ランキング 2位/59社	全体ランキング 26位/1645社

日本郵船は東京都に本社を置く大手海運会社で、2025年の平均年収は1,435万円でした。

今回はそんな日本郵船の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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日本郵船の平均年収

年度	平均年収
2021年03月期	955万円
2022年03月期	1,082万円
2023年03月期	1,322万円
2024年03月期	1,378万円
2025年03月期	1,435万円

日本郵船は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2025年の日本郵船株式会社の平均年収は1,435万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても日本郵船の平均年収は50.3%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収1,435万円は、給与所得者全体において上位5.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は762万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの運輸・物流業界の平均年収は755万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

日本郵船の年齢別年収

新卒直後の20代では年収904万円からスタートし、働き盛りの30代では年収1,309万円、管理職割合が増えだす40代では年収1,458万円、最高年収に到達する50代では、年収1,537万円に到達します。

日本郵船の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	904万円	56万円
30代	1,309万円	79万円
40代	1,458万円	85万円
50代	1,537万円	89万円
60代	1,115万円	68万円

月々の平均手取りについては、20代では56万円前後、最高年収となる50代では89万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

日本郵船の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	1,665万円
管理職	2,213万円
役員	4,540万円

日本郵船では、総合職の平均年収は1,665万円、管理職級の平均年収は2,213万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均4,540万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、日本郵船が属する運輸・物流業界の平均年収は755万円でした。

そのため日本郵船の平均年収は、業界平均から680万円高く、業界内順位は2位（全59社中）となっています。

業界内の最高年収は商船三井の1,436万円、最低年収はＮＳユナイテッド海運の1,102万円でした。

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日本郵船の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【日本郵船の生涯賃金】 5.77億円 26位 /1645社中

新卒から定年まで日本郵船に勤務したと仮定した場合、日本郵船の生涯賃金は、約5.77億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より3.67億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

日本郵船の会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	1336人 (533位/1645社)
	【時価総額】
	2.29兆円 (88位/1645社)
会社名	日本郵船
設立	1885年9月1
資本金	1443億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都千代田区丸の内二丁目３番２号
代表取締役社長・社長執行役員	曽我貴也

日本郵船の2024年時点の時価総額は2.29兆円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で1336人でした。プライム上場の同業種の中央値が817人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度の日本郵船の売上は2.38兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が2286億円でした。

同業種内での売上ランキングは2位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

日本郵船の平均年齢

日本郵船の2025年度の従業員平均年齢は38.1歳でした。プライム市場での運輸・物流業界の平均年齢は41歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。

日本郵船の平均勤続年数

日本郵船の平均勤続年数は14.4年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の運輸・物流業界の平均が15.1年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

日本郵船の残業時間

また、日本郵船の平均残業時間は月間35時間です。プライム市場の運輸・物流業界の平均が35時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

日本郵船の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。日本郵船の2025年度の女性役員割合は25%でした。

女性の役員割合
	【日本郵船】 25%
	【業界全体】 16%
	【プライム全体】 17%

業種平均から9%高く、業界内順位は8位（全59社中）でした。プライム市場全体においては、平均より8%高く、順位は254位（全1645社中）でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。

日本郵船の初任給

初任給
新卒採用	陸上職事務系 : 275,000円 陸上職技術系（四年制大学卒） : 275,000円 陸上職技術系（大学院卒） : 295,000円 海上職 : 275,000円

日本郵船の新卒採用の初任給は27.5万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は330万円、月々の手取り額は22.1万円前後となります。

日本郵船の福利厚生

日本郵船の福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	交通費支給ほか

日本郵船の転職難易度

年度	従業員数増減
2020年度	32人
2021年度	50人
2022年度	13人
2023年度	24人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約1.7%にあたる24名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は22人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

日本郵船に転職する方法

日本郵船をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため日本郵船のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。