佐鳥電機の平均年収

平均年収 658万円	業界内ランキング 94位/125社	全体ランキング 1034位/1645社

佐鳥電機は東京都に本社を置くエレクトロニクス専門商社で、2024年の平均年収は658万円でした。

今回はそんな佐鳥電機の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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佐鳥電機の平均年収

年度	平均年収
2020年05月期	630万円
2021年05月期	634万円
2022年05月期	675万円
2023年05月期	708万円
2024年05月期	658万円

佐鳥電機は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の佐鳥電機株式会社の平均年収は658万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても佐鳥電機の平均年収は4.34%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収658万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの商社・卸売業界の平均年収は818万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

佐鳥電機の年齢別年収

新卒直後の20代では年収414万円からスタートし、働き盛りの30代では年収600万円、管理職割合が増えだす40代では年収669万円、最高年収に到達する50代では、年収705万円に到達します。

佐鳥電機の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	414万円	27万円
30代	600万円	39万円
40代	669万円	42万円
50代	705万円	44万円
60代	511万円	33万円

月々の平均手取りについては、20代では27万円前後、最高年収となる50代では44万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

佐鳥電機の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	763万円
管理職	1,015万円
役員	780万円

佐鳥電機では、総合職の平均年収は763万円、管理職級の平均年収は1,015万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均780万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、佐鳥電機が属する商社・卸売業界の平均年収は818万円でした。

そのため佐鳥電機の平均年収は、業界平均から-160万円低く、業界内順位は94位（全125社中）となっています。

業界内の最高年収は三菱商事の2,090万円、最低年収は神戸物産の520万円でした。

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佐鳥電機の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【佐鳥電機の生涯賃金】 2.65億円 1034位 /1645社中

新卒から定年まで佐鳥電機に勤務したと仮定した場合、佐鳥電機の生涯賃金は、約2.65億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.55億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

佐鳥電機の会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	386人 (1105位/1645社)
	【時価総額】
	338億円 (1299位/1645社)
会社名	佐鳥電機
設立	1947年7月1
資本金	26億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都港区芝一丁目14番10号
代表取締役社長執行役員	佐鳥浩之

佐鳥電機の2024年時点の時価総額は338億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています

従業員数については、子会社を含む連結全体で386人でした。プライム上場の同業種の中央値が522.5人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。

最新年度の佐鳥電機の売上は1481億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が21億円でした。

同業種内での売上ランキングは73位と、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

佐鳥電機の平均年齢

佐鳥電機の2024年度の従業員平均年齢は45.8歳でした。プライム市場での商社・卸売業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

佐鳥電機の平均勤続年数

佐鳥電機の平均勤続年数は18.8年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の商社・卸売業界の平均が13.9年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

佐鳥電機の残業時間

また、佐鳥電機の平均残業時間は月間25時間です。プライム市場の商社・卸売業界の平均が31時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

佐鳥電機の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。佐鳥電機の2024年度の女性役員割合は12%でした。

女性の役員割合
	【佐鳥電機】 12%
	【業界全体】 15%
	【プライム全体】 17%

業種平均から3%低く、業界内順位は78位（全125社中）でした。プライム市場全体においては、平均より5%低く、順位は1065位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

佐鳥電機の初任給

初任給
新卒採用	総合職 : 215,000円

佐鳥電機の新卒採用の初任給は21.5万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は258万円、月々の手取り額は17.5万円前後となります。

佐鳥電機の福利厚生

佐鳥電機の福利厚生
家賃補助	あり
副業	可
その他	時間外手当、通勤手当（全額会社負担）等

佐鳥電機の転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	愛知大学、秋田大学、亜細亜大学、大阪経済大学、大阪電気通信大学、学習院大学、神奈川大学、神奈川工科大学、関西大学、関西学院大学、神田外語大学、近畿大学、駒澤大学、淑徳大学、湘南工科大学、昭和女子大学、成蹊大学、専修大学、玉川大学、千葉工業大学、中央大学、帝京大学、帝京科学大学（東京）、東海大学、東京工科大学、東京電機大学、東京都市大学、同志社大学、東洋大学、日本大学、広島修道大学、福岡大学、法政大学、武蔵大学、武蔵野大学、明治大学、明治学院大学、立教大学

新卒採用については、マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	-49人
2021年度	-3人
2022年度	-10人
2023年度	-1人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-0.3%にあたる-1名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

佐鳥電機に転職する方法

佐鳥電機をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため佐鳥電機のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。