高速の平均年収

平均年収 574万円	業界内ランキング 122位/125社	全体ランキング 1406位/1645社

高速は宮城県に本社を置く包装資材の専門商社で、2025年の平均年収は574万円でした。

今回はそんな高速の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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高速の平均年収

年度	平均年収
2021年03月期	457万円
2022年03月期	493万円
2023年03月期	534万円
2024年03月期	548万円
2025年03月期	574万円

高速は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2025年の高速株式会社の平均年収は574万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても高速の平均年収は25.49%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収574万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は762万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの商社・卸売業界の平均年収は830万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

高速の年齢別年収

新卒直後の20代では年収361万円からスタートし、働き盛りの30代では年収524万円、管理職割合が増えだす40代では年収584万円、最高年収に到達する50代では、年収615万円に到達します。

高速の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	361万円	24万円
30代	524万円	34万円
40代	584万円	37万円
50代	615万円	39万円
60代	446万円	29万円

月々の平均手取りについては、20代では24万円前後、最高年収となる50代では39万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

高速の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	666万円
管理職	886万円
役員	2,024万円

高速では、総合職の平均年収は666万円、管理職級の平均年収は886万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均2,024万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、高速が属する商社・卸売業界の平均年収は830万円でした。

そのため高速の平均年収は、業界平均から-256万円低く、業界内順位は122位（全125社中）となっています。

業界内の最高年収は三菱商事の2,033万円、最低年収は神戸物産の520万円でした。

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高速の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【高速の生涯賃金】 2.31億円 1406位 /1645社中

新卒から定年まで高速に勤務したと仮定した場合、高速の生涯賃金は、約2.31億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.21億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

高速の会社概要

従業員数	時価総額
701人 (865位/1645社)	517億円 (1104位/1645社)
会社名	高速
設立	1966年2月1
資本金	17億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	仙台市宮城野区扇町七丁目4番20号
代表取締役社長執行役員	赫裕規

高速の2024年時点の時価総額は517億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています

従業員数については、子会社を含む連結全体で701人でした。プライム上場の同業種の中央値が522人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度の高速の売上は1062億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が31億円でした。

同業種内での売上ランキングは89位と、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

高速の平均年齢

高速の2025年度の従業員平均年齢は39.17歳でした。プライム市場での商社・卸売業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。

高速の平均勤続年数

高速の平均勤続年数は10.42年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の商社・卸売業界の平均が13.8年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

高速の残業時間

また、高速の平均残業時間は月間36時間です。プライム市場の商社・卸売業界の平均が31時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

高速の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。高速の2025年度の女性役員割合は25%でした。

女性の役員割合
	【高速】 25%
	【業界全体】 16%
	【プライム全体】 17%

業種平均から9%高く、業界内順位は17位（全125社中）でした。プライム市場全体においては、平均より8%高く、順位は254位（全1645社中）でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。

高速の初任給

初任給
新卒採用	＜地域限定制＞ 企画職（本部） 本社勤務 : 210,000円

高速の新卒採用の初任給は21万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は252万円、月々の手取り額は17万円前後となります。

高速の福利厚生

高速の福利厚生
家賃補助	なし
副業	/
その他	＜手当の種類＞ 地域手当、職種別手当、時間外労働手当、家族手当、単身赴任手当、通勤手当、役職手当 ＜各種詳細＞ ■地域手当　　　：45,000円～70,000円（勤務地による） ■職種別手当　　：20,000円 ■時間外労働手当：時間外労働の発生時は、時間外労働手当を全額支給 ■家族手当　　　：扶養家族がいる場合、下記を支給 　配偶者：月額3,000円、子ども1名につき：月額10,000円 ■単身赴任手当　：25,000円～35,000円（勤務地による）

高速の転職難易度

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25年度実績

愛知大学、青森大学、青森公立大学、秋田大学、秋田県立大学、旭川大学、亜細亜大学、石巻専修大学、茨城大学、岩手大学、岩手県立大学、愛媛大学、大阪大谷大学、大阪産業大学、大谷大学、神奈川大学、関東学院大学、北里大学、京都橘大学、近畿大学、釧路公立大学、國學院大學、駒澤大学、札幌大学、尚絅学院大学、城西大学、上智大学、成城大学、専修大学、仙台大学、大東文化大学、高崎経済大学、高千穂大学、拓殖大学、千葉商科大学、中央大学、中央学院大学、帝京大学、東海大学、東京経済大学、東京国際大学、東京情報大学、東京農業大学、同志社大学、東北大学、東北学院大学、東北工業大学、東北福祉大学、東北文化学園大学、東洋大学、長岡大学、新潟大学、新潟県立大学、日本大学、ノースアジア大学、白鴎大学、八戸学院大学、弘前学院大学、福島大学、富士大学、文教大学、文京学院大学、北海道大学、宮城大学、宮城学院女子大学、武蔵大学、武蔵野大学、明治大学、盛岡大学、山形大学、山梨学院大学、酪農学園大学、立教大学、立正大学、龍谷大学、流通科学大学、流通経済大学（茨城）

新卒採用については、旧帝、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	87人
2021年度	8人
2022年度	17人
2023年度	31人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約4.4%にあたる31名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は23人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

高速に転職する方法

高速をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため高速のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。