高島屋の平均年収

平均年収 777万円	業界内ランキング 19位/134社	全体ランキング 600位/1645社

高島屋は大阪府に本社を置く大手百貨店で、2025年の平均年収は777万円でした。

今回はそんな高島屋の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

高島屋への転職なら
	求人数・支援実績数No.1/ 王道ハイクラス向けエージェント
	高年収オファーを受け取るなら
	第二新卒特化型エージェント

高島屋の平均年収

年度	平均年収
2021年02月期	686万円
2022年02月期	686万円
2023年02月期	706万円
2024年02月期	738万円
2025年02月期	777万円

高島屋は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2025年の高島屋株式会社の平均年収は777万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても高島屋の平均年収は13.32%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収777万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は762万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの小売業界の平均年収は624万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

高島屋の年齢別年収

新卒直後の20代では年収489万円からスタートし、働き盛りの30代では年収709万円、管理職割合が増えだす40代では年収790万円、最高年収に到達する50代では、年収833万円に到達します。

高島屋の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	489万円	32万円
30代	709万円	45万円
40代	790万円	49万円
50代	833万円	51万円
60代	604万円	38万円

月々の平均手取りについては、20代では32万円前後、最高年収となる50代では51万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

高島屋の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	902万円
管理職	1,199万円
役員	4,288万円

高島屋では、総合職の平均年収は902万円、管理職級の平均年収は1,199万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均4,288万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、高島屋が属する小売業界の平均年収は624万円でした。

そのため高島屋の平均年収は、業界平均から153万円高く、業界内順位は19位（全134社中）となっています。

業界内の最高年収はファーストリテイリングの1,179万円、最低年収はリテールパートナーズの285万円でした。

↓タップで切り替えができます↓

高島屋の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【高島屋の生涯賃金】 3.13億円 601位 /1645社中

新卒から定年まで高島屋に勤務したと仮定した場合、高島屋の生涯賃金は、約3.13億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より1.03億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

高島屋の会社概要

従業員数	時価総額
3621人 (199位/1645社)	3936億円 (338位/1645社)
会社名	高島屋
設立	1919年8月1
資本金	660億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	大阪市中央区難波５丁目１番５号
取締役社長	村田善郎

高島屋の2024年時点の時価総額は3936億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で3621人でした。プライム上場の同業種の中央値が558.5人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度の高島屋の売上は4661億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が316億円でした。

同業種内での売上ランキングは31位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で1回のため、比較的安定して黒字経営されています。

高島屋の平均年齢

高島屋の2025年度の従業員平均年齢は49.4歳でした。プライム市場での小売業界の平均年齢は41歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

高島屋の平均勤続年数

高島屋の平均勤続年数は25.5年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の小売業界の平均が12年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

高島屋の残業時間

また、高島屋の平均残業時間は月間12時間です。プライム市場の小売業界の平均が31時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

高島屋の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。高島屋の2025年度の女性役員割合は31%でした。

女性の役員割合
	【高島屋】 31%
	【業界全体】 19%
	【プライム全体】 17%

業種平均から12%高く、業界内順位は18位（全134社中）でした。プライム市場全体においては、平均より14%高く、順位は115位（全1645社中）でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。

高島屋の初任給

初任給
新卒採用	総合職 : 240,000円

高島屋の新卒採用の初任給は24万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は288万円、月々の手取り額は19.5万円前後となります。

高島屋の福利厚生

高島屋の福利厚生
家賃補助	なし
副業	/
その他	通勤手当、超過勤務手当、地域手当など

高島屋の転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	愛知淑徳大学、青山学院大学、愛媛大学、大阪大学、大阪教育大学、大阪市立大学、大阪府立大学、お茶の水女子大学、関西大学、関西外国語大学、関西学院大学、学習院大学、京都大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、駒澤大学、滋賀大学、首都大学東京、上智大学、女子美術大学、杉野服飾大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、東京大学、東京外国語大学、東京理科大学、同志社大学、名古屋大学、奈良女子大学、日本大学、一橋大学、法政大学、武庫川女子大学、武蔵野美術大学、明治大学、明治学院大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、龍谷大学、和歌山大学、早稲田大学

新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	-180人
2021年度	-286人
2022年度	-186人
2023年度	-205人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-5.7%にあたる-205名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は23人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

高島屋に転職する方法

高島屋をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため高島屋のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。