ゆうちょ銀行の平均年収

平均年収 711万円	業界内ランキング 34位/68社	全体ランキング 788位/1645社

ゆうちょ銀行は東京都に本社を置く郵便局を通じた金融サービスを提供する銀行で、2024年の平均年収は711万円でした。

今回はそんなゆうちょ銀行の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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ゆうちょ銀行の平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	675万円
2021年03月期	674万円
2022年03月期	677万円
2023年03月期	684万円
2024年03月期	711万円

ゆうちょ銀行は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年のゆうちょ銀行株式会社の平均年収は711万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもゆうちょ銀行の平均年収は5.28%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収711万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの銀行業界の平均年収は772万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

ゆうちょ銀行の年齢別年収

新卒直後の20代では年収448万円からスタートし、働き盛りの30代では年収649万円、管理職割合が増えだす40代では年収723万円、最高年収に到達する50代では、年収762万円に到達します。

ゆうちょ銀行の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	448万円	29万円
30代	649万円	42万円
40代	723万円	45万円
50代	762万円	47万円
60代	552万円	35万円

月々の平均手取りについては、20代では29万円前後、最高年収となる50代では47万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

ゆうちょ銀行の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	825万円
管理職	1,097万円
役員	1,450万円

ゆうちょ銀行では、総合職の平均年収は825万円、管理職級の平均年収は1,097万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均1,450万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、ゆうちょ銀行が属する銀行業界の平均年収は772万円でした。

そのためゆうちょ銀行の平均年収は、業界平均から-61万円低く、業界内順位は34位（全68社中）となっています。

業界内の最高年収は三井住友トラスト・ホールディングスの1,304万円、最低年収は福井銀行の533万円でした。

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ゆうちょ銀行の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【ゆうちょ銀行の生涯賃金】 2.86億円 788位 /1645社中

新卒から定年までゆうちょ銀行に勤務したと仮定した場合、ゆうちょ銀行の生涯賃金は、約2.86億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.76億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

ゆうちょ銀行の会社概要

従業員数	時価総額
11345人 (41位/1645社)	5.22兆円 (37位/1645社)
会社名	ゆうちょ銀行
設立	2006年9月1
資本金	35000億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都千代田区丸の内二丁目７番２号(上記は登記上の本店所在地であり、実際の本社業務は下記の場所で行っております。)
取締役兼代表執行役社長	笠間貴之

ゆうちょ銀行の2024年時点の時価総額は5.22兆円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で11345人でした。プライム上場の同業種の中央値が1223.5人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度のゆうちょ銀行の売上は2.65兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が3561億円でした。

同業種内での売上ランキングは4位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

ゆうちょ銀行の平均年齢

ゆうちょ銀行の2024年度の従業員平均年齢は45.2歳でした。プライム市場での銀行業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

ゆうちょ銀行の平均勤続年数

ゆうちょ銀行の平均勤続年数は20.7年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の銀行業界の平均が18年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

ゆうちょ銀行の残業時間

また、ゆうちょ銀行の平均残業時間は月間16時間です。プライム市場の銀行業界の平均が20時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

ゆうちょ銀行の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。ゆうちょ銀行の2024年度の女性役員割合は21%でした。

女性の役員割合
	【ゆうちょ銀行】 21%
	【業界全体】 15%
	【プライム全体】 17%

業種平均から6%高く、業界内順位は15位（全68社中）でした。プライム市場全体においては、平均より4%高く、順位は433位（全1645社中）でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。

ゆうちょ銀行の初任給

初任給
新卒採用	大学院修士課程修了 : 232,200円 四年制大学卒業 : 224,200円

ゆうちょ銀行の新卒採用の初任給は23.2万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は278万円、月々の手取り額は18.8万円前後となります。

ゆうちょ銀行の福利厚生

ゆうちょ銀行の福利厚生
家賃補助	なし
副業	/
その他	扶養手当、通勤手当、住居手当、超過勤務手当等 ※住居手当は一般職を除きます。 ※上記のほか、営業・勤務実績に応じて手当が支給されます。 ※各社共通

ゆうちょ銀行の転職難易度

年度	従業員数増減
2020年度	-69人
2021年度	-239人
2022年度	-427人
2023年度	-397人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-3.5%にあたる-397名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

ゆうちょ銀行に転職する方法

ゆうちょ銀行をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためゆうちょ銀行のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。