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平均年収 749万円 |
業界内ランキング 7位/11社 |
全体ランキング 625位/1645社 |
富士石油は東京都に本社を置く独立系石油会社で、2024年の平均年収は749万円でした。
今回はそんな富士石油の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
富士石油の平均年収
年度 | 平均年収 |
---|---|
2020年03月期 | 769万円 |
2021年03月期 | 741万円 |
2022年03月期 | 762万円 |
2023年03月期 | 727万円 |
2024年03月期 | 749万円 |
富士石油は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の富士石油株式会社の平均年収は749万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。


年収749万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。
富士石油の平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムのエネルギー資源業界の平均年収は877万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。
富士石油の年齢別年収
新卒直後の20代では年収472万円からスタートし、働き盛りの30代では年収683万円、管理職割合が増えだす40代では年収761万円、最高年収に到達する50代では、年収802万円に到達します。
富士石油の手取り
月々の平均手取りについては、20代では31万円前後、最高年収となる50代では49万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
支給 | 支給総額 | ||||
– | |||||
控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
– | – | – | – | – | |
所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
– | – | – | |||
差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
– |
富士石油の役職別年収
富士石油では、総合職の平均年収は869万円、管理職級の平均年収は1,155万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均2,837万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、富士石油が属するエネルギー資源業界の平均年収は877万円でした。
そのため富士石油の平均年収は、業界平均から-128万円低く、業界内順位は7位(全11社中)となっています。
業界内の最高年収はコスモエネルギーホールディングスの1,118万円、最低年収は日本コークス工業の556万円でした。
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富士石油の生涯賃金
新卒から定年まで富士石油に勤務したと仮定した場合、富士石油の生涯賃金は、約3.01億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より0.91億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
富士石油の会社概要

従業員数 | 時価総額 |
493人 (1025位/1645社) |
231億円 (1464位/1645社) |
会社名 | 富士石油 |
設立 | 2003年1月1 |
資本金 | 244億円 |
上場 | プライム(内国株式) |
本店所在地 | 東京都品川区東品川二丁目5番8号 |
代表取締役社長 | 山本重人 |
富士石油の2024年時点の時価総額は231億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています
従業員数については、子会社を含む連結全体で493人でした。プライム上場の同業種の中央値が503人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。
富士石油の売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の富士石油の売上は7237億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が155億円でした。
同業種内での売上ランキングは5位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
富士石油の平均年齢
富士石油の平均年齢(出典:有価証券報告書)
富士石油の2024年度の従業員平均年齢は42.3歳でした。プライム市場でのエネルギー資源業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。
富士石油の平均勤続年数
富士石油の平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
富士石油の平均勤続年数は19.4年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場のエネルギー資源業界の平均が15.7年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。
富士石油の残業時間
富士石油の残業時間(出典:エンゲージ)
また、富士石油の平均残業時間は月間24時間です。プライム市場のエネルギー資源業界の平均が27時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。
富士石油の女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。富士石油の2024年度の女性役員割合は13%でした。
女性の役員割合 | |
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【富士石油】 13% |
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【業界全体】 18% |
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【プライム全体】 17% |
業種平均から5%低く、業界内順位は7位(全11社中)でした。プライム市場全体においては、平均より4%低く、順位は937位(全1645社中)でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。
富士石油の初任給
初任給 | |
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新卒採用 | 総合職(大学院了) : 268,000円 総合職(大学卒、高専専攻科卒) : 254,000円 |
富士石油の新卒採用の初任給は26.8万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は321万円、月々の手取り額は21.7万円前後となります。
富士石油の福利厚生
富士石油の福利厚生 | |
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家賃補助 | あり |
副業 | / |
その他 | ■通勤手当 ■住宅手当 ■時間外勤務手当 |
富士石油の転職難易度
学歴フィルター | |
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25年度実績 | 青山学院大学、秋田大学、大阪大学、鹿児島大学、学習院大学、滋賀大学、京都大学、慶應義塾大学、島根県立大学、上智大学、千葉大学、中央大学、東海大学、東京大学、東京工業大学、東京理科大学、東北大学、一橋大学、法政大学、北海道大学、明治大学、山形大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、早稲田大学、東京海洋大学、首都大学東京 |
新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチクラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。
年度 | 従業員数増減 |
---|---|
2020年度 | 27人 |
2021年度 | -8人 |
2022年度 | -15人 |
2023年度 | 8人 |
2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約1.6%にあたる8名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、平均的な採用意欲を持つ企業の可能性が高いです。
富士石油に転職する方法
富士石油をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため富士石油のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
この記事の監修者 | |
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![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |
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