高砂熱学工業の平均年収

平均年収 1,028万円	業界内ランキング 8位/128社	全体ランキング 120位/1645社

高砂熱学工業は東京都に本社を置く発電所主体のプラント工事＆保守会社で、2024年の平均年収は1,028万円でした。

今回はそんな高砂熱学工業の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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高砂熱学工業の平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	878万円
2021年03月期	818万円
2022年03月期	889万円
2023年03月期	944万円
2024年03月期	1,028万円

高砂熱学工業は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の高砂熱学工業株式会社の平均年収は1,028万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても高砂熱学工業の平均年収は17.02%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収1,028万円は、給与所得者全体において上位5.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの建設・資材業界の平均年収は786万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

高砂熱学工業の年齢別年収

新卒直後の20代では年収647万円からスタートし、働き盛りの30代では年収938万円、管理職割合が増えだす40代では年収1,045万円、最高年収に到達する50代では、年収1,101万円に到達します。

高砂熱学工業の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	647万円	41万円
30代	938万円	58万円
40代	1,045万円	64万円
50代	1,101万円	67万円
60代	799万円	49万円

月々の平均手取りについては、20代では41万円前後、最高年収となる50代では67万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

高砂熱学工業の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	1,193万円
管理職	1,585万円
役員	6,820万円

高砂熱学工業では、総合職の平均年収は1,193万円、管理職級の平均年収は1,585万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均6,820万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、高砂熱学工業が属する建設・資材業界の平均年収は786万円でした。

そのため高砂熱学工業の平均年収は、業界平均から242万円高く、業界内順位は8位（全128社中）となっています。

業界内の最高年収はショーボンドホールディングスの1,266万円、最低年収は日本アクアの509万円でした。

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高砂熱学工業の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【高砂熱学工業の生涯賃金】 4.13億円 120位 /1645社中

新卒から定年まで高砂熱学工業に勤務したと仮定した場合、高砂熱学工業の生涯賃金は、約4.13億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より2.03億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

高砂熱学工業の会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	2230人 (331位/1645社)
	【時価総額】
	4439億円 (310位/1645社)
会社名	高砂熱学工業
設立	1923年11月1
資本金	131億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都新宿区新宿六丁目27番30号
代表取締役社長社長執行役員	小島和人

高砂熱学工業の2024年時点の時価総額は4439億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で2230人でした。プライム上場の同業種の中央値が1214人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度の高砂熱学工業の売上は3633億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が122億円でした。

同業種内での売上ランキングは36位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

高砂熱学工業の平均年齢

高砂熱学工業の2024年度の従業員平均年齢は42.2歳でした。プライム市場での建設・資材業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。

高砂熱学工業の平均勤続年数

高砂熱学工業の平均勤続年数は15.5年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の建設・資材業界の平均が16.2年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

高砂熱学工業の残業時間

また、高砂熱学工業の平均残業時間は月間73時間です。プライム市場の建設・資材業界の平均が42時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

高砂熱学工業の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。高砂熱学工業の2024年度の女性役員割合は8%でした。

女性の役員割合
	【高砂熱学工業】 8%
	【業界全体】 14%
	【プライム全体】 17%

業種平均から6%低く、業界内順位は105位（全128社中）でした。プライム市場全体においては、平均より9%低く、順位は1433位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

高砂熱学工業の初任給

初任給
新卒採用	博士了 : 270,000円 修士了 : 255,000円 大学卒 : 242,000円 高専卒 : 225,000円

高砂熱学工業の新卒採用の初任給は27万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は324万円、月々の手取り額は21.7万円前後となります。

高砂熱学工業の福利厚生

高砂熱学工業の福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	通勤交通費（社内規定による）、現場手当、子女養育手当、住宅手当ほか

高砂熱学工業の転職難易度

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新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	52人
2021年度	15人
2022年度	35人
2023年度	64人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約2.8%にあたる64名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

高砂熱学工業に転職する方法

高砂熱学工業をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため高砂熱学工業のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。