日本カーボンの平均年収

平均年収 792万円	業界内ランキング 61位/128社	全体ランキング 549位/1645社

日本カーボンは東京都に本社を置く炭素・化学メーカーで、2024年の平均年収は792万円でした。

今回はそんな日本カーボンの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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日本カーボンの平均年収

年度	平均年収
2020年12月期	840万円
2021年12月期	748万円
2022年12月期	765万円
2023年12月期	775万円
2024年12月期	792万円

日本カーボンは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の日本カーボン株式会社の平均年収は792万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。

年収792万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は762万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの建設・資材業界の平均年収は812万円のため、業界内では比較的年収の低い企業となっています。

日本カーボンの年齢別年収

新卒直後の20代では年収499万円からスタートし、働き盛りの30代では年収723万円、管理職割合が増えだす40代では年収805万円、最高年収に到達する50代では、年収849万円に到達します。

日本カーボンの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	499万円	32万円
30代	723万円	46万円
40代	805万円	50万円
50代	849万円	52万円
60代	615万円	39万円

月々の平均手取りについては、20代では32万円前後、最高年収となる50代では52万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

日本カーボンの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	919万円
管理職	1,222万円
役員	8,600万円

日本カーボンでは、総合職の平均年収は919万円、管理職級の平均年収は1,222万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均8,600万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、日本カーボンが属する建設・資材業界の平均年収は812万円でした。

そのため日本カーボンの平均年収は、業界平均から-20万円低く、業界内順位は61位（全128社中）となっています。

業界内の最高年収は日本特殊陶業の987万円、最低年収は日本コンクリート工業の590万円でした。

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日本カーボンの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【日本カーボンの生涯賃金】 3.19億円 550位 /1645社中

新卒から定年まで日本カーボンに勤務したと仮定した場合、日本カーボンの生涯賃金は、約3.19億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より1.09億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

日本カーボンの会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	185人 (1315位/1645社)
	【時価総額】
	524億円 (1097位/1645社)
会社名	日本カーボン
設立	1915年12月1
資本金	74億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都中央区八丁堀一丁目10番７号
代表取締役社長	宮下尚史

日本カーボンの2022年時点の時価総額は524億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています

従業員数については、子会社を含む連結全体で185人でした。プライム上場の同業種の中央値が1216.5人である事を踏まえると、東証プライム内ではやや規模の小さい企業となっています

最新年度の日本カーボンの売上は378億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が40億円でした。

同業種内での売上ランキングは116位と、東証プライム内ではやや規模の小さい企業となっています。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

日本カーボンの平均年齢

日本カーボンの2024年度の従業員平均年齢は42.1歳でした。プライム市場での建設・資材業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。

日本カーボンの平均勤続年数

日本カーボンの平均勤続年数は16.2年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の建設・資材業界の平均が16.1年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

日本カーボンの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。日本カーボンの2024年度の女性役員割合は14%でした。

女性の役員割合
	【日本カーボン】 14%
	【業界全体】 14%
	【プライム全体】 17%

業種平均から0%低く、業界内順位は72位（全128社中）でした。プライム市場全体においては、平均より3%低く、順位は1001位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

日本カーボンの転職難易度

年度	従業員数増減
2020年度	-7人
2021年度	3人
2022年度	3人
2023年度	4人

2021年度の従業員変動幅は、全従業員数の約2.1%にあたる4名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は22人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

日本カーボンに転職する方法

日本カーボンをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため日本カーボンのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。