三菱ケミカルグループの平均年収

平均年収 973万円	業界内ランキング 6位/152社	全体ランキング 153位/1645社

三菱ケミカルグループは東京都に本社を置く総合化学メーカーで、2024年の平均年収は973万円でした。

今回はそんな三菱ケミカルグループの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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三菱ケミカルグループの平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	1,165万円
2021年03月期	1,011万円
2022年03月期	949万円
2023年03月期	1,045万円
2024年03月期	973万円

三菱ケミカルグループは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の三菱ケミカルグループ株式会社の平均年収は973万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。

年収973万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの素材・化学業界の平均年収は710万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

三菱ケミカルグループの年齢別年収

新卒直後の20代では年収612万円からスタートし、働き盛りの30代では年収888万円、管理職割合が増えだす40代では年収989万円、最高年収に到達する50代では、年収1,042万円に到達します。

三菱ケミカルグループの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	612万円	39万円
30代	888万円	55万円
40代	989万円	60万円
50代	1,042万円	63万円
60代	756万円	47万円

月々の平均手取りについては、20代では39万円前後、最高年収となる50代では63万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

三菱ケミカルグループの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	1,129万円
管理職	1,500万円
役員	2,933万円

三菱ケミカルグループでは、総合職の平均年収は1,129万円、管理職級の平均年収は1,500万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均2,933万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、三菱ケミカルグループが属する素材・化学業界の平均年収は710万円でした。

そのため三菱ケミカルグループの平均年収は、業界平均から263万円高く、業界内順位は6位（全152社中）となっています。

業界内の最高年収は富士フイルムホールディングスの1,074万円、最低年収は三光合成の481万円でした。

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三菱ケミカルグループの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【三菱ケミカルグループの生涯賃金】 3.91億円 153位 /1645社中

新卒から定年まで三菱ケミカルグループに勤務したと仮定した場合、三菱ケミカルグループの生涯賃金は、約3.91億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より1.81億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

三菱ケミカルグループの会社概要

従業員数	時価総額
501人 (1019位/1645社)	1.25兆円 (144位/1645社)
会社名	三菱ケミカルグループ
設立	2005年10月1
資本金	500億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都千代田区丸の内一丁目１番１号
執行役社長	筑本学

三菱ケミカルグループの2024年時点の時価総額は1.25兆円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で501人でした。プライム上場の同業種の中央値が797.5人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。

最新年度の三菱ケミカルグループの売上は4.38兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が1195億円でした。

同業種内での売上ランキングは1位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で1回のため、比較的安定して黒字経営されています。

三菱ケミカルグループの平均年齢

三菱ケミカルグループの2024年度の従業員平均年齢は46.2歳でした。プライム市場での素材・化学業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

三菱ケミカルグループの平均勤続年数

三菱ケミカルグループの平均勤続年数は18.4年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の素材・化学業界の平均が16.2年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

三菱ケミカルグループの残業時間

また、三菱ケミカルグループの平均残業時間は月間26時間です。プライム市場の素材・化学業界の平均が24時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

三菱ケミカルグループの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。三菱ケミカルグループの2024年度の女性役員割合は5%でした。

女性の役員割合
	【三菱ケミカルグループ】 5%
	【業界全体】 16%
	【プライム全体】 17%

業種平均から11%低く、業界内順位は152位（全152社中）でした。プライム市場全体においては、平均より12%低く、順位は1575位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

三菱ケミカルグループの初任給

初任給
新卒採用	修士 : 265,000円 学士・高専専攻科 : 245,000円 高専本科・専門学校 : 206,000円

三菱ケミカルグループの新卒採用の初任給は26.5万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は318万円、月々の手取り額は21.5万円前後となります。

三菱ケミカルグループの福利厚生

三菱ケミカルグループの福利厚生
家賃補助	なし
副業	/
その他	・時間外勤務手当、公休日出勤手当、等 　実績に応じて支給

三菱ケミカルグループの転職難易度

学歴フィルター

25年度実績

愛知大学、青山学院大学、秋田大学、麻布大学、亜細亜大学、茨城大学、岩手大学、宇都宮大学、愛媛大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、大阪薬科大学、岡山大学、岡山理科大学、沖縄大学、小樽商科大学、お茶の水女子大学、学習院大学、神奈川大学、金沢大学、金沢工業大学、関西大学、関西外国語大学、関西国際大学、関西学院大学、北里大学、岐阜大学、岐阜薬科大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、京都外国語大学、京都工芸繊維大学、京都薬科大学、杏林大学、熊本県立大学、慶應義塾大学、工学院大学、神戸大学、国際教養大学、国際基督教大学、国士舘大学、駒澤大学、佐賀大学、滋賀大学、滋賀県立大学、静岡県立大学、芝浦工業大学、首都大学東京、城西大学、上智大学、昭和薬科大学、信州大学、水産大学校、成蹊大学、玉川大学、千葉大学、中央大学、筑波技術大学、電気通信大学、東海大学、東京大学、東京外国語大学、東京工科大学、東京電機大学、東京都市大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、徳島大学、獨協大学、富山大学、富山県立大学、長崎大学、長崎県立大学、名古屋大学、日本大学、一橋大学、兵庫県立大学、福岡大学、福島大学、福山大学、藤田保健衛生大学、法政大学、星薬科大学、北海道大学、三重大学、宮城大学、武庫川女子大学、武蔵野大学、室蘭工業大学、明治大学、明治薬科大学、山形大学、山口大学、横浜国立大学、横浜商科大学、横浜市立大学、横浜薬科大学、立教大学、立命館大学、龍谷大学、和歌山大学、早稲田大学

新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	35人
2021年度	22人
2022年度	207人
2023年度	71人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約14.1%にあたる71名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

三菱ケミカルグループに転職する方法

三菱ケミカルグループをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため三菱ケミカルグループのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。