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| 平均年収 720万円 |
業界内ランキング 80位/152社 |
全体ランキング 827位/1645社 |
資生堂は東京都に本社を置く化粧品・日用消費財メーカーで、2024年の平均年収は720万円でした。
今回はそんな資生堂の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
資生堂の平均年収
| 年度 | 平均年収 |
|---|---|
| 2020年12月期 | 658万円 |
| 2021年12月期 | 705万円 |
| 2022年12月期 | 663万円 |
| 2023年12月期 | 740万円 |
| 2024年12月期 | 720万円 |
資生堂は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の資生堂株式会社の平均年収は720万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においても資生堂の平均年収は9.42%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。
年収720万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。
資生堂の平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は762万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの素材・化学業界の平均年収は732万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。
資生堂の年齢別年収
新卒直後の20代では年収453万円からスタートし、働き盛りの30代では年収657万円、管理職割合が増えだす40代では年収732万円、最高年収に到達する50代では、年収771万円に到達します。
資生堂の手取り
月々の平均手取りについては、20代では29万円前後、最高年収となる50代では48万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
| 支給 | 支給総額 | ||||
| – | |||||
| 控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
| – | – | – | – | – | |
| 所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
| – | – | – | |||
| 差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
| – | |||||
資生堂の役職別年収
資生堂では、総合職の平均年収は836万円、管理職級の平均年収は1,111万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均6,755万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、資生堂が属する素材・化学業界の平均年収は732万円でした。
そのため資生堂の平均年収は、業界平均から-12万円低く、業界内順位は80位(全152社中)となっています。
業界内の最高年収は富士フイルムホールディングスの1,124万円、最低年収は三光合成の491万円でした。
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資生堂の生涯賃金
新卒から定年まで資生堂に勤務したと仮定した場合、資生堂の生涯賃金は、約2.90億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より0.80億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
資生堂の会社概要

| 従業員数 | 時価総額 |
| 4023人 (165位/1645社) |
1.09兆円 (160位/1645社) |
| 会社名 | 資生堂 |
| 設立 | 1927年6月1 |
| 資本金 | 645億円 |
| 上場 | プライム(内国株式) |
| 本店所在地 | 東京都中央区銀座七丁目5番5号 |
| 代表取締役社長CEO | 魚谷雅彦 |
資生堂の2022年時点の時価総額は1.09兆円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。
従業員数については、子会社を含む連結全体で4023人でした。プライム上場の同業種の中央値が819人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。
資生堂の売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の資生堂の売上は9730億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が217億円でした。
同業種内での売上ランキングは19位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で1回のため、比較的安定して黒字経営されています。
資生堂の平均年齢
資生堂の平均年齢(出典:有価証券報告書)
資生堂の2024年度の従業員平均年齢は38.9歳でした。プライム市場での素材・化学業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。
資生堂の平均勤続年数
資生堂の平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
資生堂の平均勤続年数は10.8年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の素材・化学業界の平均が16.1年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。
資生堂の残業時間
資生堂の残業時間(出典:エンゲージ)
また、資生堂の平均残業時間は月間25時間です。プライム市場の素材・化学業界の平均が24時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。
資生堂の女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。資生堂の2024年度の女性役員割合は42%でした。
| 女性の役員割合 | |
|---|---|
| 【資生堂】 42% |
|
| 【業界全体】 17% |
|
| 【プライム全体】 17% |
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業種平均から25%高く、業界内順位は2位(全152社中)でした。プライム市場全体においては、平均より25%高く、順位は15位(全1645社中)でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。
資生堂の初任給
| 初任給 | |
|---|---|
| 新卒採用 | 博士了 : 284,450円 修士了 : 252,310円 大学卒 : 228,890円 |
資生堂の新卒採用の初任給は28.4万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は340万円、月々の手取り額は22.9万円前後となります。
資生堂の福利厚生
| 資生堂の福利厚生 | |
|---|---|
| 家賃補助 | あり |
| 副業 | 可 |
| その他 | 通勤手当、地域手当、残業手当、住宅手当 他 |
資生堂の転職難易度
| 年度 | 従業員数増減 |
|---|---|
| 2020年度 | -49人 |
| 2021年度 | 23人 |
| 2022年度 | -331人 |
| 2023年度 | 71人 |
2021年度の従業員変動幅は、全従業員数の約1.7%にあたる71名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は23人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。
資生堂に転職する方法
資生堂をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため資生堂のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
| この記事の監修者 | |
|---|---|
![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |


















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