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平均年収 846万円 |
業界内ランキング 17位/34社 |
全体ランキング 338位/1645社 |
生化学工業は東京都に本社を置く製薬会社で、2024年の平均年収は846万円でした。
今回はそんな生化学工業の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
生化学工業の平均年収
年度 | 平均年収 |
---|---|
2020年03月期 | 852万円 |
2021年03月期 | 843万円 |
2022年03月期 | 824万円 |
2023年03月期 | 821万円 |
2024年03月期 | 846万円 |
生化学工業は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の生化学工業株式会社の平均年収は846万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。


年収846万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。
生化学工業の平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの医薬品業界の平均年収は877万円のため、業界内では比較的年収の低い企業となっています。
生化学工業の年齢別年収
新卒直後の20代では年収533万円からスタートし、働き盛りの30代では年収772万円、管理職割合が増えだす40代では年収860万円、最高年収に到達する50代では、年収906万円に到達します。
生化学工業の手取り
年齢 | 額面 | 月々の手取り(※1) |
---|---|---|
20代 | 533万円 | 34万円 |
30代 | 772万円 | 48万円 |
40代 | 860万円 | 53万円 |
50代 | 906万円 | 56万円 |
60代 | 657万円 | 41万円 |
月々の平均手取りについては、20代では34万円前後、最高年収となる50代では56万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
支給 | 支給総額 | ||||
– | |||||
控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
– | – | – | – | – | |
所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
– | – | – | |||
差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
– |
生化学工業の役職別年収
生化学工業では、総合職の平均年収は982万円、管理職級の平均年収は1,305万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均4,500万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、生化学工業が属する医薬品業界の平均年収は877万円でした。
そのため生化学工業の平均年収は、業界平均から-31万円低く、業界内順位は17位(全34社中)となっています。
業界内の最高年収はネクセラファーマの1,541万円、最低年収はダイトの495万円でした。
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生化学工業の生涯賃金
新卒から定年まで生化学工業に勤務したと仮定した場合、生化学工業の生涯賃金は、約3.40億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より1.30億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
生化学工業の会社概要

主要事業構成比 | 【従業員数】 |
565人 (962位/1645社) | |
【時価総額】 | |
460億円 (1158位/1645社) | |
会社名 | 生化学工業 |
設立 | 1947年6月1 |
資本金 | 38億円 |
上場 | プライム(内国株式) |
本店所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目6番1号 |
代表取締役社長 | 水谷建 |
生化学工業の2024年時点の時価総額は460億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています
従業員数については、子会社を含む連結全体で565人でした。プライム上場の同業種の中央値が1320人である事を踏まえると、東証プライム内ではやや規模の小さい企業となっています
生化学工業の売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の生化学工業の売上は362億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が21億円でした。
同業種内での売上ランキングは30位と、東証プライム内ではやや規模の小さい企業となっています。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
生化学工業の平均年齢
生化学工業の平均年齢(出典:有価証券報告書)
生化学工業の2024年度の従業員平均年齢は40.6歳でした。プライム市場での医薬品業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。
生化学工業の平均勤続年数
生化学工業の平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
生化学工業の平均勤続年数は13.7年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の医薬品業界の平均が14.1年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。
生化学工業の残業時間
生化学工業の残業時間(出典:エンゲージ)
また、生化学工業の平均残業時間は月間23時間です。プライム市場の医薬品業界の平均が27時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。
生化学工業の女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。生化学工業の2024年度の女性役員割合は30%でした。
女性の役員割合 | |
---|---|
【生化学工業】 30% |
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【業界全体】 18% |
|
【プライム全体】 17% |
業種平均から12%高く、業界内順位は3位(全34社中)でした。プライム市場全体においては、平均より13%高く、順位は107位(全1645社中)でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。
生化学工業の転職難易度
年度 | 従業員数増減 |
---|---|
2020年度 | 4人 |
2021年度 | 8人 |
2022年度 | 9人 |
2023年度 | 25人 |
2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約4.4%にあたる25名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。
生化学工業に転職する方法
生化学工業をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため生化学工業のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
この記事の監修者 | |
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![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |
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