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平均年収 748万円 |
業界内ランキング 12位/52社 |
全体ランキング 628位/1645社 |
ブリヂストンは東京都に本社を置くタイヤメーカーで、2023年の平均年収は748万円でした。
今回はそんなブリヂストンの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
ブリヂストンの平均年収
年度 | 平均年収 |
---|---|
2019年12月期 | 728万円 |
2020年12月期 | 685万円 |
2021年12月期 | 730万円 |
2022年12月期 | 748万円 |
2023年12月期 | 748万円 |
ブリヂストンは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2023年のブリヂストン株式会社の平均年収は748万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもブリヂストンの平均年収は2.76%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。


年収748万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。
ブリヂストンの平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの自動車・輸送機業界の平均年収は691万円のため、業界内では比較的年収の高い企業となっています。
ブリヂストンの年齢別年収
新卒直後の20代では年収471万円からスタートし、働き盛りの30代では年収682万円、管理職割合が増えだす40代では年収760万円、最高年収に到達する50代では、年収801万円に到達します。
ブリヂストンの手取り
年齢 | 額面 | 月々の手取り(※1) |
---|---|---|
20代 | 471万円 | 31万円 |
30代 | 682万円 | 44万円 |
40代 | 760万円 | 47万円 |
50代 | 801万円 | 49万円 |
60代 | 581万円 | 37万円 |
月々の平均手取りについては、20代では31万円前後、最高年収となる50代では49万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
支給 | 支給総額 | ||||
– | |||||
控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
– | – | – | – | – | |
所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
– | – | – | |||
差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
– |
ブリヂストンの役職別年収
ブリヂストンでは、総合職の平均年収は868万円、管理職級の平均年収は1,153万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均1,907万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、ブリヂストンが属する自動車・輸送機業界の平均年収は691万円でした。
そのためブリヂストンの平均年収は、業界平均から57万円高く、業界内順位は12位(全52社中)となっています。
業界内の最高年収はブリヂストンの748万円、最低年収は藤倉コンポジットの576万円でした。
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ブリヂストンの生涯賃金
新卒から定年までブリヂストンに勤務したと仮定した場合、ブリヂストンの生涯賃金は、約3.01億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より0.91億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
ブリヂストンの会社概要

従業員数 | 時価総額 |
14106人 (32位/1645社) |
3.85兆円 (51位/1645社) |
会社名 | ブリヂストン |
設立 | 1931年3月1 |
資本金 | 1263億円 |
上場 | プライム(内国株式) |
本店所在地 | 東京都中央区京橋三丁目1番1号 |
取締役代表執行役GlobalCEO | 石橋秀一 |
ブリヂストンの2022年時点の時価総額は3.85兆円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。
従業員数については、子会社を含む連結全体で14106人でした。プライム上場の同業種の中央値が2875人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。
ブリヂストンの売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度のブリヂストンの売上は4.31兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が3313億円でした。
同業種内での売上ランキングは9位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で1回のため、比較的安定して黒字経営されています。
ブリヂストンの平均年齢
ブリヂストンの平均年齢(出典:有価証券報告書)
ブリヂストンの2023年度の従業員平均年齢は41.6歳でした。プライム市場での自動車・輸送機業界の平均年齢は41歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。
ブリヂストンの平均勤続年数
ブリヂストンの平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
ブリヂストンの平均勤続年数は15.2年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の自動車・輸送機業界の平均が17年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。
ブリヂストンの残業時間
ブリヂストンの残業時間(出典:エンゲージ)
また、ブリヂストンの平均残業時間は月間31時間です。プライム市場の自動車・輸送機業界の平均が28時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます
ブリヂストンの女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。ブリヂストンの2023年度の女性役員割合は21%でした。
女性の役員割合 | |
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【ブリヂストン】 21% |
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【業界全体】 16% |
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【プライム全体】 17% |
業種平均から5%高く、業界内順位は14位(全52社中)でした。プライム市場全体においては、平均より4%高く、順位は407位(全1645社中)でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。
ブリヂストンの初任給
初任給 | |
---|---|
新卒採用 | 大卒事務系 : 247,200円 修士事務系 : 278,000円 博士事務系 : 306,600円 |
ブリヂストンの新卒採用の初任給は24.7万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は296万円、月々の手取り額は20.1万円前後となります。
ブリヂストンの福利厚生
ブリヂストンの福利厚生 | |
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家賃補助 | あり |
副業 | / |
その他 | 所定時間外手当、住宅給、通勤費、テレワーク手当など |
ブリヂストンの転職難易度
学歴フィルター | |
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25年度実績 | 青山学院大学、大阪大学、大阪公立大学、お茶の水女子大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、京都工芸繊維大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、埼玉大学、滋賀大学、芝浦工業大学、上智大学、千葉大学、千葉工業大学、中央大学、筑波大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京都立大学、東京農工大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、名古屋大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、室蘭工業大学、明治大学、山形大学、山口大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学など |
新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。
年度 | 従業員数増減 |
---|---|
2020年度 | 291人 |
2021年度 | -113人 |
2022年度 | -842人 |
2023年度 | 203人 |
2021年度の従業員変動幅は、全従業員数の約1.4%にあたる203名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。
ブリヂストンに転職する方法
ブリヂストンをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのためブリヂストンのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
この記事の監修者 | |
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![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |
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