フコクの平均年収

平均年収 592万円	業界内ランキング 47位/52社	全体ランキング 1314位/1645社

フコクは埼玉県に本社を置く自動車用ゴム部品メーカーで、2024年の平均年収は592万円でした。

今回はそんなフコクの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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フコクの平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	559万円
2021年03月期	527万円
2022年03月期	554万円
2023年03月期	578万円
2024年03月期	592万円

フコクは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年のフコク株式会社の平均年収は592万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもフコクの平均年収は6.03%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収592万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの自動車・輸送機業界の平均年収は691万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

フコクの年齢別年収

新卒直後の20代では年収373万円からスタートし、働き盛りの30代では年収541万円、管理職割合が増えだす40代では年収602万円、最高年収に到達する50代では、年収635万円に到達します。

フコクの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	373万円	24万円
30代	541万円	35万円
40代	602万円	38万円
50代	635万円	40万円
60代	460万円	30万円

月々の平均手取りについては、20代では24万円前後、最高年収となる50代では40万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

フコクの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	688万円
管理職	914万円
役員	1,533万円

フコクでは、総合職の平均年収は688万円、管理職級の平均年収は914万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均1,533万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、フコクが属する自動車・輸送機業界の平均年収は691万円でした。

そのためフコクの平均年収は、業界平均から-99万円低く、業界内順位は47位（全52社中）となっています。

業界内の最高年収はブリヂストンの748万円、最低年収は藤倉コンポジットの576万円でした。

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フコクの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【フコクの生涯賃金】 2.38億円 1315位 /1645社中

新卒から定年までフコクに勤務したと仮定した場合、フコクの生涯賃金は、約2.38億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.28億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

フコクの会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	1157人 (600位/1645社)
	【時価総額】
	317億円 (1333位/1645社)
会社名	フコク
設立	1953年12月1
資本金	13億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	埼玉県上尾市菅谷三丁目105番地
代表取締役社長	大城郁男

フコクの2024年時点の時価総額は317億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています

従業員数については、子会社を含む連結全体で1157人でした。プライム上場の同業種の中央値が2875人である事を踏まえると、東証プライム内ではやや規模の小さい企業となっています

最新年度のフコクの売上は888億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が30億円でした。

同業種内での売上ランキングは47位と、東証プライム内ではやや規模の小さい企業となっています。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

フコクの平均年齢

フコクの2024年度の従業員平均年齢は44歳でした。プライム市場での自動車・輸送機業界の平均年齢は41歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

フコクの平均勤続年数

フコクの平均勤続年数は14.6年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の自動車・輸送機業界の平均が17年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

フコクの残業時間

また、フコクの平均残業時間は月間33時間です。プライム市場の自動車・輸送機業界の平均が28時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

フコクの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。フコクの2024年度の女性役員割合は10%でした。

女性の役員割合
	【フコク】 10%
	【業界全体】 16%
	【プライム全体】 17%

業種平均から6%低く、業界内順位は39位（全52社中）でした。プライム市場全体においては、平均より7%低く、順位は1200位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

フコクの初任給

初任給
新卒採用	院了（23年4月ベースアップ） : 257,600円 大卒（23年4月ベースアップ） : 239,200円

フコクの新卒採用の初任給は25.7万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は308万円、月々の手取り額は20.7万円前後となります。

フコクの福利厚生

フコクの福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	残業手当、住宅手当、家族手当、通勤手当（全額支給）など

フコクの転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	埼玉大学、群馬大学、愛知大学、青山学院大学、足利大学、足利工業大学、岩手大学、宇都宮大学、神奈川大学、関東学院大学、学習院大学、北見工業大学、九州大学、近畿大学、慶應義塾大学、工学院大学、国際基督教大学、埼玉工業大学、静岡大学、芝浦工業大学、信州大学、専修大学、高崎経済大学、千葉大学、中央大学、中京大学、筑波大学、帝京大学、東海大学、東京大学、東京工科大学、東京電機大学、東京農工大学、東京理科大学、東邦大学、東北大学、東洋大学、獨協大学、長岡技術科学大学、新潟大学、日本大学、日本工業大学、一橋大学、弘前大学、法政大学、北海道大学、武蔵大学、明治大学、明治学院大学、明星大学、山形大学、山梨大学、横浜市立大学、立教大学、早稲田大学、横浜国立大学

新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	-24人
2021年度	-21人
2022年度	14人
2023年度	-28人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-2.5%にあたる-28名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

フコクに転職する方法

フコクをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためフコクのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。