ニッタの平均年収

平均年収 664万円	業界内ランキング 32位/52社	全体ランキング 1002位/1645社

ニッタは大阪府に本社を置く産業資材メーカーで、2024年の平均年収は664万円でした。

今回はそんなニッタの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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ニッタの平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	643万円
2021年03月期	661万円
2022年03月期	678万円
2023年03月期	689万円
2024年03月期	664万円

ニッタは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年のニッタ株式会社の平均年収は664万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもニッタの平均年収は3.41%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収664万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの自動車・輸送機業界の平均年収は691万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

ニッタの年齢別年収

新卒直後の20代では年収418万円からスタートし、働き盛りの30代では年収606万円、管理職割合が増えだす40代では年収675万円、最高年収に到達する50代では、年収712万円に到達します。

ニッタの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	418万円	27万円
30代	606万円	39万円
40代	675万円	43万円
50代	712万円	45万円
60代	516万円	33万円

月々の平均手取りについては、20代では27万円前後、最高年収となる50代では45万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

ニッタの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	771万円
管理職	1,025万円
役員	2,475万円

ニッタでは、総合職の平均年収は771万円、管理職級の平均年収は1,025万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均2,475万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、ニッタが属する自動車・輸送機業界の平均年収は691万円でした。

そのためニッタの平均年収は、業界平均から-27万円低く、業界内順位は32位（全52社中）となっています。

業界内の最高年収はブリヂストンの748万円、最低年収は藤倉コンポジットの576万円でした。

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ニッタの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【ニッタの生涯賃金】 2.67億円 1002位 /1645社中

新卒から定年までニッタに勤務したと仮定した場合、ニッタの生涯賃金は、約2.67億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.57億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

ニッタの会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	1061人 (648位/1645社)
	【時価総額】
	1045億円 (766位/1645社)
会社名	ニッタ
設立	1945年2月1
資本金	80億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	大阪市浪速区桜川四丁目４番26号
代表取締役社長	石切山靖順

ニッタの2024年時点の時価総額は1045億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で1061人でした。プライム上場の同業種の中央値が2875人である事を踏まえると、東証プライム内ではやや規模の小さい企業となっています

最新年度のニッタの売上は886億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が98億円でした。

同業種内での売上ランキングは48位と、東証プライム内ではやや規模の小さい企業となっています。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

ニッタの平均年齢

ニッタの2024年度の従業員平均年齢は43.3歳でした。プライム市場での自動車・輸送機業界の平均年齢は41歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

ニッタの平均勤続年数

ニッタの平均勤続年数は18.9年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の自動車・輸送機業界の平均が17年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

ニッタの残業時間

また、ニッタの平均残業時間は月間26時間です。プライム市場の自動車・輸送機業界の平均が28時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

ニッタの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。ニッタの2024年度の女性役員割合は8%でした。

女性の役員割合
	【ニッタ】 8%
	【業界全体】 16%
	【プライム全体】 17%

業種平均から8%低く、業界内順位は44位（全52社中）でした。プライム市場全体においては、平均より9%低く、順位は1363位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

ニッタの初任給

初任給
新卒採用	【技術系】修士卒 : 238,000円 【技術系】大卒 : 222,000円 【技術系】高専卒 : 214,000円 【事務系】修士卒 : 238,000円 【事務系】大卒 : 222,000円

ニッタの新卒採用の初任給は23.8万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は285万円、月々の手取り額は19.3万円前後となります。

ニッタの福利厚生

ニッタの福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	時間外勤務手当、通勤手当、家族手当、住宅手当、営業手当など

ニッタの転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	青山学院大学、茨城大学、愛媛大学、大分大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、岡山大学、お茶の水女子大学、香川大学、鹿児島大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、北九州市立大学、岐阜大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、京都工芸繊維大学、京都府立大学、近畿大学、熊本大学、高知大学、神戸大学、神戸市外国語大学、國學院大學、佐賀大学、滋賀大学、滋賀県立大学、静岡大学、首都大学東京、信州大学、成城大学、中央大学、電気通信大学、東京工業大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、徳島大学、鳥取大学、富山大学、長崎大学、名古屋大学、名古屋工業大学、奈良女子大学、日本大学、兵庫県立大学、広島大学、福井大学、法政大学、北海道大学、三重大学、宮崎大学、明治大学、山口大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、和歌山大学、早稲田大学

新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	29人
2021年度	12人
2022年度	-1人
2023年度	-11人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-1.1%にあたる-11名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

ニッタに転職する方法

ニッタをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためニッタのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。