太平洋工業の平均年収

平均年収 572万円	業界内ランキング 50位/52社	全体ランキング 1366位/1645社

太平洋工業は岐阜県に本社を置く自動車空調部品メーカーで、2024年の平均年収は572万円でした。

今回はそんな太平洋工業の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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太平洋工業の平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	585万円
2021年03月期	537万円
2022年03月期	554万円
2023年03月期	559万円
2024年03月期	572万円

太平洋工業は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の太平洋工業株式会社の平均年収は572万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。

年収572万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの自動車・輸送機業界の平均年収は691万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

太平洋工業の年齢別年収

新卒直後の20代では年収360万円からスタートし、働き盛りの30代では年収522万円、管理職割合が増えだす40代では年収582万円、最高年収に到達する50代では、年収613万円に到達します。

太平洋工業の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	360万円	24万円
30代	522万円	34万円
40代	582万円	37万円
50代	613万円	39万円
60代	444万円	29万円

月々の平均手取りについては、20代では24万円前後、最高年収となる50代では39万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

太平洋工業の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	664万円
管理職	883万円
役員	7,100万円

太平洋工業では、総合職の平均年収は664万円、管理職級の平均年収は883万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均7,100万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、太平洋工業が属する自動車・輸送機業界の平均年収は691万円でした。

そのため太平洋工業の平均年収は、業界平均から-119万円低く、業界内順位は50位（全52社中）となっています。

業界内の最高年収はトヨタ自動車の899万円、最低年収はタチエスの547万円でした。

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太平洋工業の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【太平洋工業の生涯賃金】 2.30億円 1366位 /1645社中

新卒から定年まで太平洋工業に勤務したと仮定した場合、太平洋工業の生涯賃金は、約2.30億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.20億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

太平洋工業の会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	2162人 (339位/1645社)
	【時価総額】
	822億円 (880位/1645社)
会社名	太平洋工業
設立	1938年4月1
資本金	73億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	岐阜県大垣市久徳町100番地
代表取締役社長	小川哲史

太平洋工業の2024年時点の時価総額は822億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています

従業員数については、子会社を含む連結全体で2162人でした。プライム上場の同業種の中央値が2875人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。

最新年度の太平洋工業の売上は2073億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が169億円でした。

同業種内での売上ランキングは36位と、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

太平洋工業の平均年齢

太平洋工業の2024年度の従業員平均年齢は41歳でした。プライム市場での自動車・輸送機業界の平均年齢は41歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。

太平洋工業の平均勤続年数

太平洋工業の平均勤続年数は13.5年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の自動車・輸送機業界の平均が17年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

太平洋工業の残業時間

また、太平洋工業の平均残業時間は月間32時間です。プライム市場の自動車・輸送機業界の平均が28時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

太平洋工業の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。太平洋工業の2024年度の女性役員割合は11%でした。

女性の役員割合
	【太平洋工業】 11%
	【業界全体】 16%
	【プライム全体】 17%

業種平均から5%低く、業界内順位は36位（全52社中）でした。プライム市場全体においては、平均より6%低く、順位は1172位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

太平洋工業の初任給

初任給
新卒採用	修士了 : 258,000円 学部卒 : 238,000円 高専卒 : 214,000円

太平洋工業の新卒採用の初任給は25.8万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は309万円、月々の手取り額は20.8万円前後となります。

太平洋工業の福利厚生

太平洋工業の福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	役付手当、家族手当、特殊資格手当、通勤手当、残業手当、休出手当、個人年金手当、教育手当　など

太平洋工業の転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	岐阜大学、名古屋大学、名古屋工業大学、豊田工業大学、豊橋技術科学大学、三重大学、信州大学、滋賀大学、金沢大学、富山大学、福井大学、静岡大学、東北大学、秋田大学、千葉大学、横浜国立大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、広島大学、鳥取大学、大分大学、愛知県立大学、滋賀県立大学、富山県立大学、南山大学、愛知大学、名城大学、名古屋外国語大学、中京大学、早稲田大学、上智大学、中央大学、同志社大学、関西学院大学、立命館大学、関西大学、近畿大学、龍谷大学、福井工業大学、金沢工業大学、大阪産業大学

新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	56人
2021年度	1人
2022年度	117人
2023年度	57人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約2.6%にあたる57名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

太平洋工業に転職する方法

太平洋工業をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため太平洋工業のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。