日精樹脂工業の平均年収

平均年収 549万円	業界内ランキング 109位/113社	全体ランキング 1470位/1645社

日精樹脂工業は長野県に本社を置くプラスチック射出成形機の専業メーカーで、2025年の平均年収は549万円でした。

今回はそんな日精樹脂工業の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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日精樹脂工業の平均年収

年度	平均年収
2021年03月期	474万円
2022年03月期	563万円
2023年03月期	590万円
2024年03月期	559万円
2025年03月期	549万円

日精樹脂工業は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2025年の日精樹脂工業株式会社の平均年収は549万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、平均的な年収の企業です。直近においても日精樹脂工業の平均年収は15.88%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収549万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は762万円のため、プライム内ではやや低い給与水準と言えます。また、東証プライムの機械業界の平均年収は741万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

日精樹脂工業の年齢別年収

新卒直後の20代では年収346万円からスタートし、働き盛りの30代では年収501万円、管理職割合が増えだす40代では年収558万円、最高年収に到達する50代では、年収588万円に到達します。

日精樹脂工業の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	346万円	23万円
30代	501万円	33万円
40代	558万円	36万円
50代	588万円	37万円
60代	427万円	28万円

月々の平均手取りについては、20代では23万円前後、最高年収となる50代では37万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

日精樹脂工業の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	638万円
管理職	847万円
役員	3,066万円

日精樹脂工業では、総合職の平均年収は638万円、管理職級の平均年収は847万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均3,066万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、日精樹脂工業が属する機械業界の平均年収は741万円でした。

そのため日精樹脂工業の平均年収は、業界平均から-192万円低く、業界内順位は109位（全113社中）となっています。

業界内の最高年収はディスコの1,671万円、最低年収はマルマエの474万円でした。

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日精樹脂工業の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【日精樹脂工業の生涯賃金】 2.21億円 1470位 /1645社中

新卒から定年まで日精樹脂工業に勤務したと仮定した場合、日精樹脂工業の生涯賃金は、約2.21億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.11億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

日精樹脂工業の会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	466人 (1057位/1645社)
	【時価総額】
	208億円 (1512位/1645社)
会社名	日精樹脂工業
設立	1957年5月1
資本金	53億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	長野県埴科郡坂城町大字南条2110番地
代表取締役社長	依田穂積

日精樹脂工業の2024年時点の時価総額は208億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています

従業員数については、子会社を含む連結全体で466人でした。プライム上場の同業種の中央値が886人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。

最新年度の日精樹脂工業の売上は470億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が3億円でした。

同業種内での売上ランキングは84位と、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

日精樹脂工業の平均年齢

日精樹脂工業の2025年度の従業員平均年齢は46.4歳でした。プライム市場での機械業界の平均年齢は41歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

日精樹脂工業の平均勤続年数

日精樹脂工業の平均勤続年数は19.2年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の機械業界の平均が15.7年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

日精樹脂工業の残業時間

また、日精樹脂工業の平均残業時間は月間27時間です。プライム市場の機械業界の平均が28時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

日精樹脂工業の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。日精樹脂工業の2025年度の女性役員割合は9%でした。

女性の役員割合
	【日精樹脂工業】 9%
	【業界全体】 16%
	【プライム全体】 17%

業種平均から7%低く、業界内順位は94位（全113社中）でした。プライム市場全体においては、平均より8%低く、順位は1337位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

日精樹脂工業の初任給

初任給
新卒採用	大学院修了 : 245,000円 大学・高専専攻科卒業 : 230,000円 高専本科卒業 : 200,000円 短大/専門学校卒業 : 190,000円

日精樹脂工業の新卒採用の初任給は24.5万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は294万円、月々の手取り額は19.9万円前後となります。

日精樹脂工業の福利厚生

日精樹脂工業の福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	役職手当、資格者手当、特別研究員手当、職務手当、家族手当、通勤手当、営業所手当、食事手当、単身赴任手当、海外勤務手当、海外家族手当、時間外手当ほか 対象者に対し様々な手当が支給される給与体系となっています。 特に「資格者手当」については、「射出成形技能士」などの資格を取得することで、手当が支給されます。 また3級、2級、1級と、資格の難易度が高くなるにつれ、手当の支給額も高額となっていく仕組みが取られています。 より上位の資格取得に向けた支援がこうした手当においても行われています。

日精樹脂工業の転職難易度

年度	従業員数増減
2020年度	-4人
2021年度	-9人
2022年度	-6人
2023年度	-5人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-1.1%にあたる-5名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は22人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

日精樹脂工業に転職する方法

日精樹脂工業をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため日精樹脂工業のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。