四国電力の平均年収

平均年収 766万円	業界内ランキング 12位/21社	全体ランキング 557位/1645社

四国電力は香川県に本社を置く電力会社で、2024年の平均年収は766万円でした。

今回はそんな四国電力の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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四国電力の平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	774万円
2021年03月期	772万円
2022年03月期	772万円
2023年03月期	760万円
2024年03月期	766万円

四国電力は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の四国電力株式会社の平均年収は766万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。

年収766万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの電力・ガス業界の平均年収は770万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

四国電力の年齢別年収

新卒直後の20代では年収482万円からスタートし、働き盛りの30代では年収699万円、管理職割合が増えだす40代では年収778万円、最高年収に到達する50代では、年収820万円に到達します。

四国電力の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	482万円	31万円
30代	699万円	44万円
40代	778万円	48万円
50代	820万円	51万円
60代	595万円	38万円

月々の平均手取りについては、20代では31万円前後、最高年収となる50代では51万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

四国電力の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	889万円
管理職	1,181万円
役員	3,350万円

四国電力では、総合職の平均年収は889万円、管理職級の平均年収は1,181万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均3,350万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、四国電力が属する電力・ガス業界の平均年収は770万円でした。

そのため四国電力の平均年収は、業界平均から-4万円低く、業界内順位は12位（全21社中）となっています。

業界内の最高年収は電源開発の1,045万円、最低年収は広島ガスの569万円でした。

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四国電力の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【四国電力の生涯賃金】 3.08億円 558位 /1645社中

新卒から定年まで四国電力に勤務したと仮定した場合、四国電力の生涯賃金は、約3.08億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.98億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

四国電力の会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	2170人 (335位/1645社)
	【時価総額】
	2559億円 (453位/1645社)
会社名	四国電力
設立	1951年5月1
資本金	1455億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	香川県高松市丸の内２番５号
取締役社長社長執行役員	宮本喜弘

四国電力の2024年時点の時価総額は2559億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で2170人でした。プライム上場の同業種の中央値が1862人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度の四国電力の売上は7874億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が605億円でした。

同業種内での売上ランキングは12位と、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で2回のため、比較的黒字経営期間が長い企業となっています。

四国電力の平均年齢

四国電力の2024年度の従業員平均年齢は42.3歳でした。プライム市場での電力・ガス業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。

四国電力の平均勤続年数

四国電力の平均勤続年数は19.1年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の電力・ガス業界の平均が17.9年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

四国電力の残業時間

また、四国電力の平均残業時間は月間29時間です。プライム市場の電力・ガス業界の平均が26時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

四国電力の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。四国電力の2024年度の女性役員割合は14%でした。

女性の役員割合
	【四国電力】 14%
	【業界全体】 15%
	【プライム全体】 17%

業種平均から1%低く、業界内順位は11位（全21社中）でした。プライム市場全体においては、平均より3%低く、順位は922位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

四国電力の初任給

初任給
新卒採用	総合コース・事業開発コース（大学院了） : 236,000円 総合コース・事業開発コース（大学卒） : 214,000円 エリアコース（大学卒） : 209,000円

四国電力の新卒採用の初任給は23.6万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は283万円、月々の手取り額は19.1万円前後となります。

四国電力の福利厚生

四国電力の福利厚生
家賃補助	なし
副業	/
その他	時間外手当、当直手当、深夜手当、家族手当、通勤費など

四国電力の転職難易度

年度	従業員数増減
2020年度	-2121人
2021年度	-45人
2022年度	-44人
2023年度	-29人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-1.4%にあたる-29名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

四国電力に転職する方法

四国電力をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため四国電力のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。