大阪瓦斯の平均年収

平均年収 712万円	業界内ランキング 17位/21社	全体ランキング 783位/1645社

大阪瓦斯は大阪府に本社を置くガス会社で、2024年の平均年収は712万円でした。

今回はそんな大阪瓦斯の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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大阪瓦斯の平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	653万円
2021年03月期	654万円
2022年03月期	658万円
2023年03月期	685万円
2024年03月期	712万円

大阪瓦斯は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の大阪瓦斯株式会社の平均年収は712万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても大阪瓦斯の平均年収は9.02%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収712万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの電力・ガス業界の平均年収は770万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

大阪瓦斯の年齢別年収

新卒直後の20代では年収448万円からスタートし、働き盛りの30代では年収650万円、管理職割合が増えだす40代では年収724万円、最高年収に到達する50代では、年収763万円に到達します。

大阪瓦斯の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	448万円	29万円
30代	650万円	42万円
40代	724万円	45万円
50代	763万円	47万円
60代	553万円	35万円

月々の平均手取りについては、20代では29万円前後、最高年収となる50代では47万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

大阪瓦斯の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	826万円
管理職	1,098万円
役員	7,016万円

大阪瓦斯では、総合職の平均年収は826万円、管理職級の平均年収は1,098万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均7,016万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、大阪瓦斯が属する電力・ガス業界の平均年収は770万円でした。

そのため大阪瓦斯の平均年収は、業界平均から-58万円低く、業界内順位は17位（全21社中）となっています。

業界内の最高年収は電源開発の1,045万円、最低年収は広島ガスの569万円でした。

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大阪瓦斯の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【大阪瓦斯の生涯賃金】 2.86億円 784位 /1645社中

新卒から定年まで大阪瓦斯に勤務したと仮定した場合、大阪瓦斯の生涯賃金は、約2.86億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.76億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

大阪瓦斯の会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	1137人 (618位/1645社)
	【時価総額】
	1.28兆円 (139位/1645社)
会社名	大阪瓦斯
設立	1897年4月1
資本金	1321億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	大阪市中央区平野町四丁目１番２号
代表取締役社長	藤原正隆

大阪瓦斯の2024年時点の時価総額は1.28兆円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で1137人でした。プライム上場の同業種の中央値が1862人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。

最新年度の大阪瓦斯の売上は2.08兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が1326億円でした。

同業種内での売上ランキングは7位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

大阪瓦斯の平均年齢

大阪瓦斯の2024年度の従業員平均年齢は44歳でした。プライム市場での電力・ガス業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

大阪瓦斯の平均勤続年数

大阪瓦斯の平均勤続年数は16.5年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の電力・ガス業界の平均が17.9年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

大阪瓦斯の残業時間

また、大阪瓦斯の平均残業時間は月間26時間です。プライム市場の電力・ガス業界の平均が26時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

大阪瓦斯の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。大阪瓦斯の2024年度の女性役員割合は26%でした。

女性の役員割合
	【大阪瓦斯】 26%
	【業界全体】 15%
	【プライム全体】 17%

業種平均から11%高く、業界内順位は2位（全21社中）でした。プライム市場全体においては、平均より9%高く、順位は201位（全1645社中）でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。

大阪瓦斯の初任給

初任給
新卒採用	修士修了 : 235,000円 学部卒 : 209,000円

大阪瓦斯の新卒採用の初任給は23.5万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は282万円、月々の手取り額は19万円前後となります。

大阪瓦斯の福利厚生

大阪瓦斯の福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	時間外勤務手当、休日勤務手当、深夜勤務手当、住宅手当（支給要件あり）、育児手当（支給要件あり）他

大阪瓦斯の転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	京都大学、大阪大学、神戸大学、関西大学、同志社大学、大阪市立大学、大阪工業大学、関西学院大学、九州大学、近畿大学、慶應義塾大学、京都産業大学、徳島大学、大阪教育大学、東京大学、一橋大学、立命館大学、早稲田大学、上智大学

新卒採用については、旧帝、 早慶、 関関同立、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	-2068人
2021年度	-14人
2022年度	-2026人
2023年度	-26人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-2.3%にあたる-26名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

大阪瓦斯に転職する方法

大阪瓦斯をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため大阪瓦斯のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。