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| 平均年収 714万円 |
業界内ランキング 29位/43社 |
全体ランキング 857位/1645社 |
三菱マテリアルは東京都に本社を置く大手非鉄金属メーカーで、2025年の平均年収は714万円でした。
今回はそんな三菱マテリアルの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
三菱マテリアルの平均年収
| 年度 | 平均年収 |
|---|---|
| 2021年03月期 | 657万円 |
| 2022年03月期 | 665万円 |
| 2023年03月期 | 697万円 |
| 2024年03月期 | 709万円 |
| 2025年03月期 | 714万円 |
三菱マテリアルは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2025年の三菱マテリアル株式会社の平均年収は714万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においても三菱マテリアルの平均年収は8.64%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。
年収714万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。
三菱マテリアルの平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は762万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの鉄鋼・非鉄業界の平均年収は758万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。
三菱マテリアルの年齢別年収
新卒直後の20代では年収449万円からスタートし、働き盛りの30代では年収651万円、管理職割合が増えだす40代では年収725万円、最高年収に到達する50代では、年収764万円に到達します。
三菱マテリアルの手取り
| 年齢 | 額面 | 月々の手取り(※1) |
|---|---|---|
| 20代 | 449万円 | 29万円 |
| 30代 | 651万円 | 42万円 |
| 40代 | 725万円 | 46万円 |
| 50代 | 764万円 | 47万円 |
| 60代 | 554万円 | 35万円 |
月々の平均手取りについては、20代では29万円前後、最高年収となる50代では47万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
| 支給 | 支給総額 | ||||
| – | |||||
| 控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
| – | – | – | – | – | |
| 所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
| – | – | – | |||
| 差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
| – | |||||
三菱マテリアルの役職別年収
三菱マテリアルでは、総合職の平均年収は828万円、管理職級の平均年収は1,101万円前後になります。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、三菱マテリアルが属する鉄鋼・非鉄業界の平均年収は758万円でした。
そのため三菱マテリアルの平均年収は、業界平均から-44万円低く、業界内順位は29位(全43社中)となっています。
業界内の最高年収は日本軽金属ホールディングスの914万円、最低年収は東邦亜鉛の550万円でした。
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三菱マテリアルの生涯賃金
新卒から定年まで三菱マテリアルに勤務したと仮定した場合、三菱マテリアルの生涯賃金は、約2.87億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より0.77億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
三菱マテリアルの会社概要

| 主要事業構成比 | 【従業員数】 |
| 5315人 (110位/1645社) | |
| 【時価総額】 | |
| 3220億円 (392位/1645社) | |
| 会社名 | 三菱マテリアル |
| 設立 | 1950年4月1 |
| 資本金 | 1194億円 |
| 上場 | プライム(内国株式) |
| 本店所在地 | 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 |
| 執行役社長 | 小野直樹 |
三菱マテリアルの2024年時点の時価総額は3220億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。
従業員数については、子会社を含む連結全体で5315人でした。プライム上場の同業種の中央値が832人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。
三菱マテリアルの売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の三菱マテリアルの売上は1.54兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が297億円でした。
同業種内での売上ランキングは5位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
三菱マテリアルの平均年齢
三菱マテリアルの平均年齢(出典:有価証券報告書)
三菱マテリアルの2025年度の従業員平均年齢は43.2歳でした。プライム市場での鉄鋼・非鉄業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。
三菱マテリアルの平均勤続年数
三菱マテリアルの平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
三菱マテリアルの平均勤続年数は18.5年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の鉄鋼・非鉄業界の平均が16.9年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。
三菱マテリアルの残業時間
三菱マテリアルの残業時間(出典:エンゲージ)
また、三菱マテリアルの平均残業時間は月間26時間です。プライム市場の鉄鋼・非鉄業界の平均が26時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。
三菱マテリアルの女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。三菱マテリアルの2025年度の女性役員割合は23%でした。
| 女性の役員割合 | |
|---|---|
| 【三菱マテリアル】 23% |
|
| 【業界全体】 14% |
|
| 【プライム全体】 17% |
|
業種平均から9%高く、業界内順位は5位(全43社中)でした。プライム市場全体においては、平均より6%高く、順位は336位(全1645社中)でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。
三菱マテリアルの初任給
| 初任給 | |
|---|---|
| 新卒採用 | 高専(専攻科)卒 : 257,000円 大学卒 : 257,000円 修士了 : 280,000円 博士卒 : 292,500円 |
三菱マテリアルの新卒採用の初任給は25.7万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は308万円、月々の手取り額は20.7万円前後となります。
三菱マテリアルの福利厚生
| 三菱マテリアルの福利厚生 | |
|---|---|
| 家賃補助 | あり |
| 副業 | / |
| その他 | 時間外勤務手当、家族手当、住宅手当、単身赴任手当、など各種 |
三菱マテリアルの転職難易度
| 学歴フィルター | |
|---|---|
| 25年度実績 | 北海道大学、室蘭工業大学、小樽商科大学、秋田大学、岩手大学、秋田県立大学、国際教養大学、山形大学、東北大学、長岡技術科学大学、信州大学、新潟大学、富山大学、宇都宮大学、東京大学、東京工業大学、東京外国語大学、東京農工大学、首都大学東京、一橋大学、筑波大学、埼玉大学、千葉大学、千葉工業大学、横浜国立大学、横浜市立大学、静岡大学、金沢大学、名古屋大学、名古屋工業大学、岐阜大学、京都大学、京都工芸繊維大学、大阪大学、大阪府立大学、大阪工業大学、大阪市立大学、神戸大学、岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、九州大学、九州工業大学、熊本大学、長崎大学、島根大学、大分大学、鹿児島大学、金沢工業大学、芝浦工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、東京電機大学、中央大学、明治大学、立教大学、法政大学、東京都市大学、工学院大学、電気通信大学、成蹊大学、青山学院大学、北里大学、日本大学、職業能力開発総合大学校、東海大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、龍谷大学、徳島文理大学、南カリフォルニア大学 |
新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。
| 年度 | 従業員数増減 |
|---|---|
| 2020年度 | 55人 |
| 2021年度 | -758人 |
| 2022年度 | -42人 |
| 2023年度 | -93人 |
2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-1.8%にあたる-93名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は23人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。
三菱マテリアルに転職する方法
三菱マテリアルをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため三菱マテリアルのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
| この記事の監修者 | |
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![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |

















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