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| 平均年収 905万円 |
業界内ランキング 9位/152社 |
全体ランキング 265位/1645社 |
日本曹達は東京都に本社を置く化学肥料・化学品メーカーで、2025年の平均年収は905万円でした。
今回はそんな日本曹達の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
日本曹達の平均年収
| 年度 | 平均年収 |
|---|---|
| 2021年03月期 | 700万円 |
| 2022年03月期 | 722万円 |
| 2023年03月期 | 754万円 |
| 2024年03月期 | 885万円 |
| 2025年03月期 | 905万円 |
日本曹達は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2025年の日本曹達株式会社の平均年収は905万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においても日本曹達の平均年収は29.33%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。
年収905万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。
日本曹達の平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は762万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの素材・化学業界の平均年収は732万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。
日本曹達の年齢別年収
新卒直後の20代では年収570万円からスタートし、働き盛りの30代では年収826万円、管理職割合が増えだす40代では年収920万円、最高年収に到達する50代では、年収970万円に到達します。
日本曹達の手取り
月々の平均手取りについては、20代では37万円前後、最高年収となる50代では59万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
| 支給 | 支給総額 | ||||
| – | |||||
| 控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
| – | – | – | – | – | |
| 所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
| – | – | – | |||
| 差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
| – | |||||
日本曹達の役職別年収
日本曹達では、総合職の平均年収は1,051万円、管理職級の平均年収は1,396万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均3,283万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、日本曹達が属する素材・化学業界の平均年収は732万円でした。
そのため日本曹達の平均年収は、業界平均から173万円高く、業界内順位は9位(全152社中)となっています。
業界内の最高年収は富士フイルムホールディングスの1,124万円、最低年収は三光合成の491万円でした。
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日本曹達の生涯賃金
新卒から定年まで日本曹達に勤務したと仮定した場合、日本曹達の生涯賃金は、約3.64億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より1.54億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
日本曹達の会社概要

| 主要事業構成比 | 【従業員数】 |
| 1346人 (526位/1645社) | |
| 【時価総額】 | |
| 1511億円 (628位/1645社) | |
| 会社名 | 日本曹達 |
| 設立 | 1920年2月1 |
| 資本金 | 291億円 |
| 上場 | プライム(内国株式) |
| 本店所在地 | 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 |
| 代表取締役社長 | 阿賀英司 |
日本曹達の2024年時点の時価総額は1511億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。
従業員数については、子会社を含む連結全体で1346人でした。プライム上場の同業種の中央値が819人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。
日本曹達の売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の日本曹達の売上は1544億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が166億円でした。
同業種内での売上ランキングは65位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
日本曹達の平均年齢
日本曹達の平均年齢(出典:有価証券報告書)
日本曹達の2025年度の従業員平均年齢は44.3歳でした。プライム市場での素材・化学業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。
日本曹達の平均勤続年数
日本曹達の平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
日本曹達の平均勤続年数は20年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の素材・化学業界の平均が16.1年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。
日本曹達の残業時間
日本曹達の残業時間(出典:エンゲージ)
また、日本曹達の平均残業時間は月間13時間です。プライム市場の素材・化学業界の平均が24時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。
日本曹達の女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。日本曹達の2025年度の女性役員割合は20%でした。
| 女性の役員割合 | |
|---|---|
| 【日本曹達】 20% |
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| 【業界全体】 17% |
|
| 【プライム全体】 17% |
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業種平均から3%高く、業界内順位は46位(全152社中)でした。プライム市場全体においては、平均より3%高く、順位は515位(全1645社中)でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。
日本曹達の初任給
| 初任給 | |
|---|---|
| 新卒採用 | 総合職基本給 大卒(学士) : 220,000円 総合職基本給 大卒(修士) : 230,000円 |
日本曹達の新卒採用の初任給は22万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は264万円、月々の手取り額は17.9万円前後となります。
日本曹達の福利厚生
| 日本曹達の福利厚生 | |
|---|---|
| 家賃補助 | あり |
| 副業 | / |
| その他 | 通勤費:全額支給 その他手当:役付手当、資格手当、時間外手当など |
日本曹達の転職難易度
| 学歴フィルター | |
|---|---|
| 25年度実績 | 青山学院大学、跡見学園女子大学・追手門学院大学・桜美林大学・大阪大学・大手前大学・帯広畜産大学・神奈川大学・川崎医療福祉大学・関西大学・関西外国語大学・北里大学・京都外国語大学・京都産業大学・近畿大学・熊本県立大学・甲南大学・神戸大学・國學院大學・国士舘大学・滋賀大学・島根大学・鈴鹿医療科学大学・成蹊大学・聖心女子大学・大東文化大学・中央大学・帝京大学・東海大学・東京都立大学、東京農業大学、東京農工大学・東京理科大学・同志社大学・東洋大学・名古屋学院大学・南山大学・新潟大学・二松学舎大学・日本大学・法政大学・明治大学・名城大学・桃山学院大学・酪農学園大学・立命館大学・立命館アジア太平洋大学・龍谷大学・麗澤大学・早稲田大学・カリフォルニア州立大学・英国ケント大学 |
新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。
| 年度 | 従業員数増減 |
|---|---|
| 2020年度 | -1人 |
| 2021年度 | -34人 |
| 2022年度 | -25人 |
| 2023年度 | 10人 |
2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約0.7%にあたる10名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は23人のため、平均的な採用意欲を持つ企業の可能性が高いです。
日本曹達に転職する方法
日本曹達をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため日本曹達のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
| この記事の監修者 | |
|---|---|
![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |


















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