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平均年収 695万円 |
業界内ランキング 82位/152社 |
全体ランキング 870位/1645社 |
第一工業製薬は京都府に本社を置く総合化学メーカーで、2024年の平均年収は695万円でした。
今回はそんな第一工業製薬の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
第一工業製薬の平均年収
年度 | 平均年収 |
---|---|
2020年03月期 | 732万円 |
2021年03月期 | 732万円 |
2022年03月期 | 731万円 |
2023年03月期 | 747万円 |
2024年03月期 | 695万円 |
第一工業製薬は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の第一工業製薬株式会社の平均年収は695万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。


年収695万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。
第一工業製薬の平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの素材・化学業界の平均年収は710万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。
第一工業製薬の年齢別年収
新卒直後の20代では年収437万円からスタートし、働き盛りの30代では年収634万円、管理職割合が増えだす40代では年収706万円、最高年収に到達する50代では、年収744万円に到達します。
第一工業製薬の手取り
年齢 | 額面 | 月々の手取り(※1) |
---|---|---|
20代 | 437万円 | 29万円 |
30代 | 634万円 | 41万円 |
40代 | 706万円 | 44万円 |
50代 | 744万円 | 46万円 |
60代 | 540万円 | 35万円 |
月々の平均手取りについては、20代では29万円前後、最高年収となる50代では46万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
支給 | 支給総額 | ||||
– | |||||
控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
– | – | – | – | – | |
所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
– | – | – | |||
差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
– |
第一工業製薬の役職別年収
第一工業製薬では、総合職の平均年収は806万円、管理職級の平均年収は1,071万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均3,240万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、第一工業製薬が属する素材・化学業界の平均年収は710万円でした。
そのため第一工業製薬の平均年収は、業界平均から-15万円低く、業界内順位は82位(全152社中)となっています。
業界内の最高年収は富士フイルムホールディングスの1,074万円、最低年収は三光合成の481万円でした。
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第一工業製薬の生涯賃金
新卒から定年まで第一工業製薬に勤務したと仮定した場合、第一工業製薬の生涯賃金は、約2.79億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より0.69億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
第一工業製薬の会社概要

主要事業構成比 | 【従業員数】 |
585人 (950位/1645社) | |
【時価総額】 | |
406億円 (1209位/1645社) | |
会社名 | 第一工業製薬 |
設立 | 1918年8月1 |
資本金 | 88億円 |
上場 | プライム(内国株式) |
本店所在地 | 京都市下京区西七条東久保町55番地 |
代表取締役社長 | 山路直貴 |
第一工業製薬の2024年時点の時価総額は406億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています
従業員数については、子会社を含む連結全体で585人でした。プライム上場の同業種の中央値が797.5人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。
第一工業製薬の売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の第一工業製薬の売上は631億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が11億円でした。
同業種内での売上ランキングは109位と、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で1回のため、比較的安定して黒字経営されています。
第一工業製薬の平均年齢
第一工業製薬の平均年齢(出典:有価証券報告書)
第一工業製薬の2024年度の従業員平均年齢は41.1歳でした。プライム市場での素材・化学業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。
第一工業製薬の平均勤続年数
第一工業製薬の平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
第一工業製薬の平均勤続年数は15.9年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の素材・化学業界の平均が16.2年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。
第一工業製薬の残業時間
第一工業製薬の残業時間(出典:エンゲージ)
また、第一工業製薬の平均残業時間は月間20時間です。プライム市場の素材・化学業界の平均が24時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。
第一工業製薬の女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。第一工業製薬の2024年度の女性役員割合は10%でした。
女性の役員割合 | |
---|---|
【第一工業製薬】 10% |
|
【業界全体】 16% |
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【プライム全体】 17% |
業種平均から6%低く、業界内順位は119位(全152社中)でした。プライム市場全体においては、平均より7%低く、順位は1200位(全1645社中)でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。
第一工業製薬の初任給
初任給 | |
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新卒採用 | 修士了 : 235,410円 |
第一工業製薬の新卒採用の初任給は23.5万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は282万円、月々の手取り額は19万円前後となります。
第一工業製薬の福利厚生
第一工業製薬の福利厚生 | |
---|---|
家賃補助 | あり |
副業 | / |
その他 | 通勤費全額支給、住宅手当、昼食現物支給 |
第一工業製薬の転職難易度
学歴フィルター | |
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25年度実績 | 青山学院大学、茨城大学、宇都宮大学、大阪大学、大阪工業大学、大阪市立大学、大阪電気通信大学、大阪府立大学、岡山大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、京都大学、京都工芸繊維大学、京都産業大学、京都府立大学、京都薬科大学、近畿大学、岐阜大学、群馬大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、滋賀大学、静岡大学、信州大学、東京工業大学、徳島大学、鳥取大学、同志社大学、名古屋大学、名古屋工業大学、新潟大学、兵庫県立大学、広島大学、福井大学、北海道大学、三重大学、明治大学、明治薬科大学、山形大学、山口大学、立命館大学、龍谷大学、和歌山大学、早稲田大学 |
新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。
年度 | 従業員数増減 |
---|---|
2020年度 | 29人 |
2021年度 | 11人 |
2022年度 | 13人 |
2023年度 | 1人 |
2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約0.1%にあたる1名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。
第一工業製薬に転職する方法
第一工業製薬をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため第一工業製薬のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
この記事の監修者 | |
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![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |
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