三菱鉛筆の平均年収

平均年収 790万円	業界内ランキング 95位/376社	全体ランキング 483位/1645社

三菱鉛筆は東京都に本社を置く大手筆記具メーカーで、2023年の平均年収は790万円でした。

今回はそんな三菱鉛筆の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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三菱鉛筆の平均年収

年度	平均年収
2019年12月期	738万円
2020年12月期	720万円
2021年12月期	744万円
2022年12月期	761万円
2023年12月期	790万円

三菱鉛筆は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2023年の三菱鉛筆株式会社の平均年収は790万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても三菱鉛筆の平均年収は6.97%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収790万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの情報通信・サービスその他業界の平均年収は719万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

三菱鉛筆の年齢別年収

新卒直後の20代では年収497万円からスタートし、働き盛りの30代では年収720万円、管理職割合が増えだす40代では年収802万円、最高年収に到達する50代では、年収846万円に到達します。

三菱鉛筆の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	497万円	32万円
30代	720万円	46万円
40代	802万円	49万円
50代	846万円	52万円
60代	613万円	39万円

月々の平均手取りについては、20代では32万円前後、最高年収となる50代では52万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

三菱鉛筆の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	916万円
管理職	1,218万円
役員	4,440万円

三菱鉛筆では、総合職の平均年収は916万円、管理職級の平均年収は1,218万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均4,440万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、三菱鉛筆が属する情報通信・サービスその他業界の平均年収は719万円でした。

そのため三菱鉛筆の平均年収は、業界平均から71万円高く、業界内順位は95位（全376社中）となっています。

業界内の最高年収はバンダイナムコホールディングスの1,095万円、最低年収はニホンフラッシュの483万円でした。

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三菱鉛筆の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【三菱鉛筆の生涯賃金】 3.17億円 484位 /1645社中

新卒から定年まで三菱鉛筆に勤務したと仮定した場合、三菱鉛筆の生涯賃金は、約3.17億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より1.07億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

三菱鉛筆の会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	560人 (964位/1645社)
	【時価総額】
	1530億円 (623位/1645社)
会社名	三菱鉛筆
設立	1925年4月1
資本金	44億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都品川区東大井五丁目23番37号
代表取締役社長	数原滋彦

三菱鉛筆の2022年時点の時価総額は1530億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で560人でした。プライム上場の同業種の中央値が499人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度の三菱鉛筆の売上は748億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が101億円でした。

同業種内での売上ランキングは124位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

三菱鉛筆の平均年齢

三菱鉛筆の2023年度の従業員平均年齢は41.8歳でした。プライム市場での情報通信・サービスその他業界の平均年齢は39歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

三菱鉛筆の平均勤続年数

三菱鉛筆の平均勤続年数は18.2年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均が9.4年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

三菱鉛筆の残業時間

また、三菱鉛筆の平均残業時間は月間26時間です。プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均が32時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

三菱鉛筆の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。三菱鉛筆の2023年度の女性役員割合は15%でした。

女性の役員割合
	【三菱鉛筆】 15%
	【業界全体】 17%
	【プライム全体】 17%

業種平均から2%低く、業界内順位は194位（全376社中）でした。プライム市場全体においては、平均より2%低く、順位は783位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

三菱鉛筆の転職難易度

年度	従業員数増減
2020年度	-3人
2021年度	-13人
2022年度	-12人
2023年度	-6人

2021年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-1.1%にあたる-6名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

三菱鉛筆に転職する方法

三菱鉛筆をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため三菱鉛筆のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。