パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの平均年収

平均年収 694万円	業界内ランキング 34位/134社	全体ランキング 876位/1645社

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは東京都に本社を置くディスカウント業界の国内最大手で、2024年の平均年収は694万円でした。

今回はそんなパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの平均年収

年度	平均年収
2020年06月期	678万円
2021年06月期	604万円
2022年06月期	596万円
2023年06月期	622万円
2024年06月期	694万円

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年のパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス株式会社の平均年収は694万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの平均年収は2.29%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収694万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの小売業界の平均年収は616万円のため、業界内では比較的年収の高い企業となっています。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの年齢別年収

新卒直後の20代では年収437万円からスタートし、働き盛りの30代では年収633万円、管理職割合が増えだす40代では年収705万円、最高年収に到達する50代では、年収743万円に到達します。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	437万円	29万円
30代	633万円	40万円
40代	705万円	44万円
50代	743万円	46万円
60代	539万円	35万円

月々の平均手取りについては、20代では29万円前後、最高年収となる50代では46万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	805万円
管理職	1,070万円
役員	3,583万円

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスでは、総合職の平均年収は805万円、管理職級の平均年収は1,070万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均3,583万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが属する小売業界の平均年収は616万円でした。

そのためパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの平均年収は、業界平均から78万円高く、業界内順位は34位（全134社中）となっています。

業界内の最高年収はファーストリテイリングの1,179万円、最低年収はリテールパートナーズの317万円でした。

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パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの生涯賃金】 2.79億円 877位 /1645社中

新卒から定年までパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスに勤務したと仮定した場合、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの生涯賃金は、約2.79億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.69億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	2955人 (249位/1645社)
	【時価総額】
	2.33兆円 (87位/1645社)
会社名	パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
設立	1980年9月1
資本金	235億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都目黒区青葉台二丁目19番10号
代表取締役社長	吉田直樹

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの2024年時点の時価総額は2.33兆円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で2955人でした。プライム上場の同業種の中央値が529人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度のパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの売上は2.09兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が887億円でした。

同業種内での売上ランキングは4位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの平均年齢

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの2024年度の従業員平均年齢は41.7歳でした。プライム市場での小売業界の平均年齢は41歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの平均勤続年数

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの平均勤続年数は14.6年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の小売業界の平均が11.9年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの残業時間

また、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの平均残業時間は月間31時間です。プライム市場の小売業界の平均が31時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの2024年度の女性役員割合は13%でした。

女性の役員割合
	【パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス】 13%
	【業界全体】 17%
	【プライム全体】 17%

業種平均から4%低く、業界内順位は85位（全134社中）でした。プライム市場全体においては、平均より4%低く、順位は937位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの転職難易度

年度	従業員数増減
2020年度	983人
2021年度	286人
2022年度	517人
2023年度	95人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約3.2%にあたる95名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスに転職する方法

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。