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| 平均年収 1,005万円 |
業界内ランキング 15位/125社 |
全体ランキング 151位/1645社 |
第一実業は東京都に本社を置く総合機械商社で、2025年の平均年収は1,005万円でした。
今回はそんな第一実業の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
第一実業の平均年収
| 年度 | 平均年収 |
|---|---|
| 2021年03月期 | 857万円 |
| 2022年03月期 | 889万円 |
| 2023年03月期 | 899万円 |
| 2024年03月期 | 937万円 |
| 2025年03月期 | 1,005万円 |
第一実業は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2025年の第一実業株式会社の平均年収は1,005万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においても第一実業の平均年収は17.29%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。
年収1,005万円は、給与所得者全体において上位5.5%前後の年収帯に属します。
第一実業の平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は762万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの商社・卸売業界の平均年収は830万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。
第一実業の年齢別年収
新卒直後の20代では年収633万円からスタートし、働き盛りの30代では年収917万円、管理職割合が増えだす40代では年収1,021万円、最高年収に到達する50代では、年収1,077万円に到達します。
第一実業の手取り
| 年齢 | 額面 | 月々の手取り(※1) |
|---|---|---|
| 20代 | 633万円 | 40万円 |
| 30代 | 917万円 | 57万円 |
| 40代 | 1,021万円 | 62万円 |
| 50代 | 1,077万円 | 65万円 |
| 60代 | 781万円 | 48万円 |
月々の平均手取りについては、20代では40万円前後、最高年収となる50代では65万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
| 支給 | 支給総額 | ||||
| – | |||||
| 控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
| – | – | – | – | – | |
| 所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
| – | – | – | |||
| 差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
| – | |||||
第一実業の役職別年収
第一実業では、総合職の平均年収は1,166万円、管理職級の平均年収は1,550万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均5,814万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、第一実業が属する商社・卸売業界の平均年収は830万円でした。
そのため第一実業の平均年収は、業界平均から175万円高く、業界内順位は15位(全125社中)となっています。
業界内の最高年収は三菱商事の2,033万円、最低年収は神戸物産の520万円でした。
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第一実業の生涯賃金
新卒から定年まで第一実業に勤務したと仮定した場合、第一実業の生涯賃金は、約4.04億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より1.94億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
第一実業の会社概要

| 主要事業構成比 | 【従業員数】 |
| 661人 (893位/1645社) | |
| 【時価総額】 | |
| 876億円 (848位/1645社) | |
| 会社名 | 第一実業 |
| 設立 | 1948年8月1 |
| 資本金 | 51億円 |
| 上場 | プライム(内国株式) |
| 本店所在地 | 東京都千代田区神田駿河台4丁目6番地(御茶ノ水ソラシティ) |
| 代表取締役社長執行役員 | 宇野一郎 |
第一実業の2024年時点の時価総額は876億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています
従業員数については、子会社を含む連結全体で661人でした。プライム上場の同業種の中央値が522人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。
第一実業の売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の第一実業の売上は1877億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が74億円でした。
同業種内での売上ランキングは64位と、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
第一実業の平均年齢
第一実業の平均年齢(出典:有価証券報告書)
第一実業の2025年度の従業員平均年齢は40.5歳でした。プライム市場での商社・卸売業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。
第一実業の平均勤続年数
第一実業の平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
第一実業の平均勤続年数は11.3年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の商社・卸売業界の平均が13.8年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。
第一実業の残業時間
第一実業の残業時間(出典:エンゲージ)
また、第一実業の平均残業時間は月間36時間です。プライム市場の商社・卸売業界の平均が31時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます
第一実業の女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。第一実業の2025年度の女性役員割合は17%でした。
| 女性の役員割合 | |
|---|---|
| 【第一実業】 17% |
|
| 【業界全体】 16% |
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| 【プライム全体】 17% |
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業種平均から1%高く、業界内順位は58位(全125社中)でした。プライム市場全体においては、平均より0%低く、順位は742位(全1645社中)でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。
第一実業の初任給
| 初任給 | |
|---|---|
| 新卒採用 | 【総合職】店舗運営スタッフ(大学院卒、大卒、短大卒、専門卒) : 220,000円 |
第一実業の新卒採用の初任給は22万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は264万円、月々の手取り額は17.9万円前後となります。
第一実業の福利厚生
| 第一実業の福利厚生 | |
|---|---|
| 家賃補助 | あり |
| 副業 | 可 |
| その他 | ■役職手当 ■職能手当 ■資格手当 ■転勤手当 ■営業手当 ■時間外手当 ■深夜勤務手当 ■通勤交通費 ■奨学金返済補助手当 |
第一実業の転職難易度
| 学歴フィルター | |
|---|---|
| 25年度実績 | 金沢学院大学、金沢工業大学、群馬県立女子大学、敬和学園大学、城西大学、成城大学、専修大学、大東文化大学、高崎経済大学、帝京大学、帝京平成大学、長岡大学、長岡技術科学大学、新潟医療福祉大学、新潟大学、新潟経営大学、新潟工科大学、新潟国際情報大学、新潟産業大学、新潟青陵大学、新潟薬科大学、浜松学院大学、平成国際大学、松本大学、山形大学、山梨県立大学、立正大学、流通経済大学(茨城) |
新卒採用については、日東駒専クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。
| 年度 | 従業員数増減 |
|---|---|
| 2020年度 | 34人 |
| 2021年度 | 33人 |
| 2022年度 | 32人 |
| 2023年度 | 38人 |
2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約5.7%にあたる38名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は23人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。
第一実業に転職する方法
第一実業をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため第一実業のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
| この記事の監修者 | |
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![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |

















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