マツダの平均年収

平均年収 689万円	業界内ランキング 25位/52社	全体ランキング 897位/1645社

マツダは広島県に本社を置く自動車メーカーで、2024年の平均年収は689万円でした。

今回はそんなマツダの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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マツダの平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	664万円
2021年03月期	628万円
2022年03月期	637万円
2023年03月期	658万円
2024年03月期	689万円

マツダは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年のマツダ株式会社の平均年収は689万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもマツダの平均年収は3.81%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収689万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの自動車・輸送機業界の平均年収は691万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

マツダの年齢別年収

新卒直後の20代では年収434万円からスタートし、働き盛りの30代では年収629万円、管理職割合が増えだす40代では年収700万円、最高年収に到達する50代では、年収738万円に到達します。

マツダの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	434万円	28万円
30代	629万円	40万円
40代	700万円	44万円
50代	738万円	46万円
60代	535万円	34万円

月々の平均手取りについては、20代では28万円前後、最高年収となる50代では46万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

マツダの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	800万円
管理職	1,063万円
役員	9,050万円

マツダでは、総合職の平均年収は800万円、管理職級の平均年収は1,063万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均9,050万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、マツダが属する自動車・輸送機業界の平均年収は691万円でした。

そのためマツダの平均年収は、業界平均から-2万円低く、業界内順位は25位（全52社中）となっています。

業界内の最高年収はトヨタ自動車の899万円、最低年収はタチエスの547万円でした。

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マツダの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【マツダの生涯賃金】 2.77億円 897位 /1645社中

新卒から定年までマツダに勤務したと仮定した場合、マツダの生涯賃金は、約2.77億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.67億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

マツダの会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	23124人 (13位/1645社)
	【時価総額】
	6336億円 (235位/1645社)
会社名	マツダ
設立	1920年1月1
資本金	2839億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	広島県安芸郡府中町新地３番１号
代表取締役社長	毛籠勝弘

マツダの2024年時点の時価総額は6336億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で23124人でした。プライム上場の同業種の中央値が2875人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度のマツダの売上は4.82兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が2076億円でした。

同業種内での売上ランキングは7位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で1回のため、比較的安定して黒字経営されています。

マツダの平均年齢

マツダの2024年度の従業員平均年齢は42.4歳でした。プライム市場での自動車・輸送機業界の平均年齢は41歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

マツダの平均勤続年数

マツダの平均勤続年数は17.6年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の自動車・輸送機業界の平均が17年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

マツダの残業時間

また、マツダの平均残業時間は月間25時間です。プライム市場の自動車・輸送機業界の平均が28時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

マツダの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。マツダの2024年度の女性役員割合は14%でした。

女性の役員割合
	【マツダ】 14%
	【業界全体】 16%
	【プライム全体】 17%

業種平均から2%低く、業界内順位は28位（全52社中）でした。プライム市場全体においては、平均より3%低く、順位は855位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

マツダの初任給

初任給
新卒採用	総合職、大学院(博士) : 279,500円 総合職、大学院(修士) : 258,000円 総合職、大学 : 236,000円 総合職、高専(専攻科) : 236,000円 総合職、高専 : 199,000円 総合職、短大 : 193,000円 総合職、専修 : 193,000円

マツダの新卒採用の初任給は27.9万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は334万円、月々の手取り額は22.5万円前後となります。

マツダの福利厚生

マツダの福利厚生
家賃補助	なし
副業	/
その他	通勤手当

マツダの転職難易度

年度	従業員数増減
2020年度	131人
2021年度	41人
2022年度	180人
2023年度	292人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約1.2%にあたる292名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

マツダに転職する方法

マツダをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためマツダのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。