日本電設工業の平均年収

平均年収 811万円	業界内ランキング 52位/128社	全体ランキング 415位/1645社

日本電設工業は東京都に本社を置く鉄道電気設備工事会社で、2024年の平均年収は811万円でした。

今回はそんな日本電設工業の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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日本電設工業の平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	718万円
2021年03月期	731万円
2022年03月期	711万円
2023年03月期	779万円
2024年03月期	811万円

日本電設工業は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の日本電設工業株式会社の平均年収は811万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても日本電設工業の平均年収は12.99%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収811万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの建設・資材業界の平均年収は786万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

日本電設工業の年齢別年収

新卒直後の20代では年収511万円からスタートし、働き盛りの30代では年収740万円、管理職割合が増えだす40代では年収825万円、最高年収に到達する50代では、年収869万円に到達します。

日本電設工業の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	511万円	33万円
30代	740万円	46万円
40代	825万円	51万円
50代	869万円	53万円
60代	630万円	40万円

月々の平均手取りについては、20代では33万円前後、最高年収となる50代では53万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

日本電設工業の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	942万円
管理職	1,251万円
役員	2,633万円

日本電設工業では、総合職の平均年収は942万円、管理職級の平均年収は1,251万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均2,633万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、日本電設工業が属する建設・資材業界の平均年収は786万円でした。

そのため日本電設工業の平均年収は、業界平均から25万円高く、業界内順位は52位（全128社中）となっています。

業界内の最高年収はショーボンドホールディングスの1,266万円、最低年収は日本アクアの509万円でした。

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日本電設工業の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【日本電設工業の生涯賃金】 3.26億円 416位 /1645社中

新卒から定年まで日本電設工業に勤務したと仮定した場合、日本電設工業の生涯賃金は、約3.26億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より1.16億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

日本電設工業の会社概要

従業員数	時価総額
2546人 (290位/1645社)	1113億円 (737位/1645社)
会社名	日本電設工業
設立	1942年12月1
資本金	84億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都台東区池之端一丁目２番23号
代表取締役社長	安田一成

日本電設工業の2024年時点の時価総額は1113億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で2546人でした。プライム上場の同業種の中央値が1214人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度の日本電設工業の売上は1940億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が100億円でした。

同業種内での売上ランキングは59位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

日本電設工業の平均年齢

日本電設工業の2024年度の従業員平均年齢は42.6歳でした。プライム市場での建設・資材業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。

日本電設工業の平均勤続年数

日本電設工業の平均勤続年数は15年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の建設・資材業界の平均が16.2年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

日本電設工業の残業時間

また、日本電設工業の平均残業時間は月間52時間です。プライム市場の建設・資材業界の平均が42時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

日本電設工業の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。日本電設工業の2024年度の女性役員割合は9%でした。

女性の役員割合
	【日本電設工業】 9%
	【業界全体】 14%
	【プライム全体】 17%

業種平均から5%低く、業界内順位は96位（全128社中）でした。プライム市場全体においては、平均より8%低く、順位は1328位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

日本電設工業の初任給

初任給
新卒採用	大学院了 : 246,570円 大学卒 : 230,930円 高専卒 : 214,970円 短大・専門卒 : 208,590円

日本電設工業の新卒採用の初任給は24.6万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は295万円、月々の手取り額は20万円前後となります。

日本電設工業の福利厚生

日本電設工業の福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	地域手当・住宅手当・家族手当・通勤手当・基準外賃金（時間外手当、夜間勤務手当、休日手当等）など

日本電設工業の転職難易度

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新卒採用については、早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	37人
2021年度	56人
2022年度	13人
2023年度	37人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約1.4%にあたる37名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

日本電設工業に転職する方法

日本電設工業をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため日本電設工業のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。