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平均年収 654万円 |
業界内ランキング 47位/68社 |
全体ランキング 1050位/1645社 |
四国銀行は高知に本社を置く地方銀行で、2024年の平均年収は654万円でした。
今回はそんな四国銀行の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
四国銀行の平均年収
年度 | 平均年収 |
---|---|
2020年03月期 | 612万円 |
2021年03月期 | 615万円 |
2022年03月期 | 621万円 |
2023年03月期 | 622万円 |
2024年03月期 | 654万円 |
四国銀行は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の四国銀行株式会社の平均年収は654万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においても四国銀行の平均年収は6.87%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。


年収654万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。
四国銀行の平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの銀行業界の平均年収は772万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。
四国銀行の年齢別年収
新卒直後の20代では年収412万円からスタートし、働き盛りの30代では年収597万円、管理職割合が増えだす40代では年収665万円、最高年収に到達する50代では、年収701万円に到達します。
四国銀行の手取り
月々の平均手取りについては、20代では27万円前後、最高年収となる50代では44万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
支給 | 支給総額 | ||||
– | |||||
控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
– | – | – | – | – | |
所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
– | – | – | |||
差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
– |
四国銀行の役職別年収
四国銀行では、総合職の平均年収は759万円、管理職級の平均年収は1,009万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均1,955万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、四国銀行が属する銀行業界の平均年収は772万円でした。
そのため四国銀行の平均年収は、業界平均から-118万円低く、業界内順位は47位(全68社中)となっています。
業界内の最高年収は三井住友トラスト・ホールディングスの1,304万円、最低年収は福井銀行の533万円でした。
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四国銀行の生涯賃金
新卒から定年まで四国銀行に勤務したと仮定した場合、四国銀行の生涯賃金は、約2.63億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より0.53億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
四国銀行の会社概要

従業員数 | 時価総額 |
1218人 (572位/1645社) |
458億円 (1160位/1645社) |
会社名 | 四国銀行 |
設立 | 1878年10月17 |
資本金 | 250億円 |
上場 | プライム(内国株式) |
本店所在地 | 高知市南はりまや町一丁目1番1号 |
取締役頭取 | 小林達司 |
四国銀行の2024年時点の時価総額は458億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています
従業員数については、子会社を含む連結全体で1218人でした。プライム上場の同業種の中央値が1223.5人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。
四国銀行の売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の四国銀行の売上は524億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が72億円でした。
同業種内での売上ランキングは59位と、東証プライム内ではやや規模の小さい企業となっています。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
四国銀行の平均年齢
四国銀行の平均年齢(出典:有価証券報告書)
四国銀行の2024年度の従業員平均年齢は39.02歳でした。プライム市場での銀行業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。
四国銀行の平均勤続年数
四国銀行の平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
四国銀行の平均勤続年数は14.9年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の銀行業界の平均が18年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。
四国銀行の残業時間
四国銀行の残業時間(出典:エンゲージ)
また、四国銀行の平均残業時間は月間15時間です。プライム市場の銀行業界の平均が20時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。
四国銀行の女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。四国銀行の2024年度の女性役員割合は16%でした。
女性の役員割合 | |
---|---|
【四国銀行】 16% |
|
【業界全体】 15% |
|
【プライム全体】 17% |
業種平均から1%高く、業界内順位は22位(全68社中)でした。プライム市場全体においては、平均より1%低く、順位は741位(全1645社中)でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。
四国銀行の初任給
初任給 | |
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新卒採用 | 総合職(大学院・大学卒) : 215,000円 総合職(短大卒・高専卒) : 195,000円 |
四国銀行の新卒採用の初任給は21.5万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は258万円、月々の手取り額は17.5万円前後となります。
四国銀行の福利厚生
四国銀行の福利厚生 | |
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家賃補助 | あり |
副業 | 可 |
その他 | 【総合職】 交通手当、赴任地手当 【地域総合職】 交通手当 |
四国銀行の転職難易度
学歴フィルター | |
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25年度実績 | 愛知大学、愛知学院大学、青山学院大学、亜細亜大学、茨城大学、愛媛大学、追手門学院大学、大分大学、大阪大学、大阪学院大学、大阪教育大学、大阪経済大学、大阪工業大学、大阪産業大学、大阪商業大学、大阪市立大学、大阪体育大学、大阪府立大学、大妻女子大学、岡山大学、岡山商科大学、岡山理科大学、尾道市立大学、香川大学、学習院大学、学習院女子大学、神奈川大学、金沢大学、金沢工業大学、鎌倉女子大学、川崎医療福祉大学、関西大学、関西外国語大学、関西福祉科学大学、関西学院大学、関東学院大学、北九州市立大学、吉備国際大学、九州国際大学、京都大学、京都外国語大学、京都学園大学、京都教育大学、京都光華女子大学、京都産業大学、京都女子大学、京都橘大学、共立女子大学、杏林大学、近畿大学、倉敷芸術科学大学、敬愛大学、慶應義塾大学、高知大学、高知学園大学、高知県立大学、高知工科大学、甲南大学、甲南女子大学、神戸大学、神戸学院大学、神戸市外国語大学、神戸松蔭女子学院大学、神戸女学院大学、神戸女子大学、神戸親和女子大学、國學院大學、駒澤大学、産業能率大学、滋賀大学、四国大学、四国学院大学、静岡大学、四天王寺大学、島根県立大学、下関市立大学、首都大学東京、上智大学、昭和音楽大学、信州大学、聖カタリナ大学、成城大学、西南学院大学、摂南大学、専修大学、創価大学、大正大学、大東文化大学、拓殖大学、千葉大学、千葉商科大学、中央大学、津田塾大学、帝京大学、電気通信大学、東海大学、東京経済大学、東京工科大学、東京女子大学、東京電機大学、東京農業大学、東京理科大学、同志社大学、同志社女子大学、東邦大学、東北大学、東北福祉大学、東洋大学、東洋英和女学院大学、徳島大学、徳島文理大学、獨協大学、豊橋技術科学大学、長崎大学、長崎県立大学、中村学園大学、名古屋商科大学、名古屋市立大学、奈良大学、奈良教育大学、奈良女子大学、鳴門教育大学、新潟大学、日本大学、阪南大学、一橋大学、姫路獨協大学、兵庫大学、兵庫県立大学、広島大学、広島経済大学、福岡大学、福岡県立大学、福島大学、佛教大学、文京学院大学、法政大学、北海道大学、松山大学、美作大学、宮崎大学、武庫川女子大学、武蔵大学、明治大学、明治学院大学、桃山学院大学、安田女子大学、山口大学、山梨学院大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立正大学、立命館大学、龍谷大学、流通科学大学、流通経済大学(茨城)、流通経済大学(千葉)、和歌山大学、早稲田大学 |
新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。
年度 | 従業員数増減 |
---|---|
2020年度 | -16人 |
2021年度 | -47人 |
2022年度 | -25人 |
2023年度 | -4人 |
2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-0.4%にあたる-4名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。
四国銀行に転職する方法
四国銀行をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため四国銀行のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
この記事の監修者 | |
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![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |
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