日本証券金融の平均年収

平均年収 957万円	業界内ランキング 14位/48社	全体ランキング 171位/1645社

日本証券金融は東京都に本社を置く証券金融会社で、2024年の平均年収は957万円でした。

今回はそんな日本証券金融の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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日本証券金融の平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	930万円
2021年03月期	931万円
2022年03月期	950万円
2023年03月期	948万円
2024年03月期	957万円

日本証券金融は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の日本証券金融株式会社の平均年収は957万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても日本証券金融の平均年収は2.87%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収957万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの金融（除く銀行）業界の平均年収は889万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

日本証券金融の年齢別年収

新卒直後の20代では年収602万円からスタートし、働き盛りの30代では年収873万円、管理職割合が増えだす40代では年収972万円、最高年収に到達する50代では、年収1,025万円に到達します。

日本証券金融の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	602万円	39万円
30代	873万円	54万円
40代	972万円	59万円
50代	1,025万円	62万円
60代	743万円	46万円

月々の平均手取りについては、20代では39万円前後、最高年収となる50代では62万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

日本証券金融の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	1,110万円
管理職	1,476万円
役員	999万円

日本証券金融では、総合職の平均年収は1,110万円、管理職級の平均年収は1,476万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均999万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、日本証券金融が属する金融（除く銀行）業界の平均年収は889万円でした。

そのため日本証券金融の平均年収は、業界平均から68万円高く、業界内順位は14位（全48社中）となっています。

業界内の最高年収は日本取引所グループの1,066万円、最低年収はジェイリースの558万円でした。

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日本証券金融の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【日本証券金融の生涯賃金】 3.85億円 171位 /1645社中

新卒から定年まで日本証券金融に勤務したと仮定した場合、日本証券金融の生涯賃金は、約3.85億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より1.75億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

日本証券金融の会社概要

従業員数	時価総額
212人 (1274位/1645社)	1813億円 (555位/1645社)
会社名	日本証券金融
設立	1927年7月1
資本金	100億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都中央区日本橋茅場町一丁目２番10号
代表執行役社長	櫛田誠希

日本証券金融の2024年時点の時価総額は1813億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で212人でした。プライム上場の同業種の中央値が423人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。

最新年度の日本証券金融の売上は500億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が80億円でした。

同業種内での売上ランキングは29位と、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

日本証券金融の平均年齢

日本証券金融の2024年度の従業員平均年齢は44.57歳でした。プライム市場での金融（除く銀行）業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

日本証券金融の平均勤続年数

日本証券金融の平均勤続年数は20.89年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の金融（除く銀行）業界の平均が11.7年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

日本証券金融の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。日本証券金融の2024年度の女性役員割合は16%でした。

女性の役員割合
	【日本証券金融】 16%
	【業界全体】 18%
	【プライム全体】 17%

業種平均から2%低く、業界内順位は26位（全48社中）でした。プライム市場全体においては、平均より1%低く、順位は675位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

日本証券金融の初任給

初任給
新卒採用	総合職（大卒） : 264,000円 総合職（修士卒） : 294,000円

日本証券金融の新卒採用の初任給は26.4万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は316万円、月々の手取り額は21.4万円前後となります。

日本証券金融の福利厚生

日本証券金融の福利厚生
家賃補助	あり
副業	可
その他	家族手当、単身赴任手当、時間外勤務手当、宿直・日直手当、通勤手当、食事手当、リハビリ手当、退職手当

日本証券金融の転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	青山学院大学、大阪市立大学、お茶の水女子大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、京都大学、慶應義塾大学、甲南大学、国際基督教大学、埼玉大学、滋賀大学、首都大学東京、上智大学、成蹊大学、成城大学、専修大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東京農工大学、東北大学、同志社大学、日本大学、一橋大学、兵庫県立大学、法政大学、武蔵大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、和歌山大学、早稲田大学

新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	-2人
2021年度	-8人
2022年度	4人
2023年度	1人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約0.4%にあたる1名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

日本証券金融に転職する方法

日本証券金融をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため日本証券金融のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。