タクマの平均年収

平均年収 868万円	業界内ランキング 16位/113社	全体ランキング 294位/1645社

タクマは兵庫県に本社を置くエネルギー活用＆環境保全会社で、2024年の平均年収は868万円でした。

今回はそんなタクマの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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タクマの平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	857万円
2021年03月期	858万円
2022年03月期	856万円
2023年03月期	853万円
2024年03月期	868万円

タクマは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年のタクマ株式会社の平均年収は868万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもタクマの平均年収は1.32%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収868万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの機械業界の平均年収は726万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

タクマの年齢別年収

新卒直後の20代では年収547万円からスタートし、働き盛りの30代では年収792万円、管理職割合が増えだす40代では年収883万円、最高年収に到達する50代では、年収930万円に到達します。

タクマの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	547万円	35万円
30代	792万円	49万円
40代	883万円	54万円
50代	930万円	57万円
60代	675万円	43万円

月々の平均手取りについては、20代では35万円前後、最高年収となる50代では57万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

タクマの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	1,008万円
管理職	1,339万円
役員	4,483万円

タクマでは、総合職の平均年収は1,008万円、管理職級の平均年収は1,339万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均4,483万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、タクマが属する機械業界の平均年収は726万円でした。

そのためタクマの平均年収は、業界平均から142万円高く、業界内順位は16位（全113社中）となっています。

業界内の最高年収はディスコの1,507万円、最低年収はマルマエの474万円でした。

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タクマの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【タクマの生涯賃金】 3.49億円 294位 /1645社中

新卒から定年までタクマに勤務したと仮定した場合、タクマの生涯賃金は、約3.49億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より1.39億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

タクマの会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	1054人 (653位/1645社)
	【時価総額】
	1360億円 (663位/1645社)
会社名	タクマ
設立	1938年6月1
資本金	133億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	兵庫県尼崎市金楽寺町二丁目２番33号
代表取締役社長兼社長執行役員	南條博昭

タクマの2024年時点の時価総額は1360億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で1054人でした。プライム上場の同業種の中央値が884人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度のタクマの売上は1491億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が87億円でした。

同業種内での売上ランキングは45位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

タクマの平均年齢

タクマの2024年度の従業員平均年齢は42.5歳でした。プライム市場での機械業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

タクマの平均勤続年数

タクマの平均勤続年数は14.4年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の機械業界の平均が15.8年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

タクマの残業時間

また、タクマの平均残業時間は月間40時間です。プライム市場の機械業界の平均が28時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

タクマの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。タクマの2024年度の女性役員割合は9%でした。

女性の役員割合
	【タクマ】 9%
	【業界全体】 15%
	【プライム全体】 17%

業種平均から6%低く、業界内順位は90位（全113社中）でした。プライム市場全体においては、平均より8%低く、順位は1281位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

タクマの初任給

初任給
新卒採用	修士了 : 244,170円 大学卒 : 232,180円 高専卒 : 221,180円

タクマの新卒採用の初任給は24.4万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は292万円、月々の手取り額は19.8万円前後となります。

タクマの福利厚生

タクマの福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	時間外手当、住宅手当、家族手当、資格手当、通勤手当など

タクマの転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	秋田大学、岩手大学、愛媛大学、大阪大学、大阪工業大学、大阪公立大学、大阪市立大学、大阪府立大学、岡山大学、香川大学、鹿児島大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、北九州市立大学、九州大学、京都大学、京都工芸繊維大学、京都産業大学、京都府立大学、近畿大学、熊本大学、高知大学、甲南大学、神戸大学、埼玉大学、静岡大学、首都大学東京、上智大学、上武大学、信州大学、千葉大学、中央大学、東京大学、東京海洋大学、東京工業大学、東京電機大学、東京都市大学、東京農業大学、同志社大学、東北大学、徳島大学、鳥取大学、長岡技術科学大学、名古屋大学、一橋大学、兵庫県立大学、広島大学、法政大学、北海道大学、三重大学、山形大学、山口大学、山梨大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、琉球大学、龍谷大学、和歌山大学、早稲田大学

新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	19人
2021年度	64人
2022年度	44人
2023年度	52人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約4.9%にあたる52名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

タクマに転職する方法

タクマをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためタクマのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。