やまびこの平均年収

平均年収 717万円	業界内ランキング 48位/113社	全体ランキング 762位/1645社

やまびこは東京都に本社を置く農林業機械メーカーで、2023年の平均年収は717万円でした。

今回はそんなやまびこの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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やまびこの平均年収

年度	平均年収
2019年12月期	678万円
2020年12月期	705万円
2021年12月期	700万円
2022年12月期	710万円
2023年12月期	717万円

やまびこは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2023年のやまびこ株式会社の平均年収は717万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもやまびこの平均年収は5.75%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収717万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの機械業界の平均年収は726万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

やまびこの年齢別年収

新卒直後の20代では年収451万円からスタートし、働き盛りの30代では年収654万円、管理職割合が増えだす40代では年収729万円、最高年収に到達する50代では、年収768万円に到達します。

やまびこの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	451万円	29万円
30代	654万円	42万円
40代	729万円	45万円
50代	768万円	47万円
60代	557万円	35万円

月々の平均手取りについては、20代では29万円前後、最高年収となる50代では47万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

やまびこの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	832万円
管理職	1,106万円
役員	2,210万円

やまびこでは、総合職の平均年収は832万円、管理職級の平均年収は1,106万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均2,210万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、やまびこが属する機械業界の平均年収は726万円でした。

そのためやまびこの平均年収は、業界平均から-9万円低く、業界内順位は48位（全113社中）となっています。

業界内の最高年収はディスコの1,507万円、最低年収はマルマエの474万円でした。

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やまびこの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【やまびこの生涯賃金】 2.88億円 763位 /1645社中

新卒から定年までやまびこに勤務したと仮定した場合、やまびこの生涯賃金は、約2.88億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.78億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

やまびこの会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	1145人 (609位/1645社)
	【時価総額】
	1121億円 (734位/1645社)
会社名	やまびこ
設立	2008年12月1
資本金	60億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都青梅市末広町一丁目７番地２
代表取締役社長執行役員	久保浩

やまびこの2022年時点の時価総額は1121億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で1145人でした。プライム上場の同業種の中央値が884人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度のやまびこの売上は1514億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が90億円でした。

同業種内での売上ランキングは43位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

やまびこの平均年齢

やまびこの2023年度の従業員平均年齢は43.67歳でした。プライム市場での機械業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

やまびこの平均勤続年数

やまびこの平均勤続年数は18.13年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の機械業界の平均が15.8年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

やまびこの残業時間

また、やまびこの平均残業時間は月間26時間です。プライム市場の機械業界の平均が28時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

やまびこの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。やまびこの2023年度の女性役員割合は8%でした。

女性の役員割合
	【やまびこ】 8%
	【業界全体】 15%
	【プライム全体】 17%

業種平均から7%低く、業界内順位は94位（全113社中）でした。プライム市場全体においては、平均より9%低く、順位は1363位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

やまびこの初任給

初任給
新卒採用	大学院了 : 254,030円 大学・高専専攻科卒 : 240,570円 高専本科卒 : 222,740円 短大・専門卒 : 222,740円

やまびこの新卒採用の初任給は25.4万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は304万円、月々の手取り額は20.5万円前後となります。

やまびこの福利厚生

やまびこの福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	子ども手当（子一人につき1万円、最大3万円）・通勤手当（全額支給）・時間外勤務手当・特殊作業手当、休日勤務手当、代休手当・職位手当・交代勤務手当・匠手当・別居手当・帰宅手当

やまびこの転職難易度

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25年度実績

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新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	35人
2021年度	5人
2022年度	-41人
2023年度	5人

2021年度の従業員変動幅は、全従業員数の約0.4%にあたる5名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、平均的な採用意欲を持つ企業の可能性が高いです。

やまびこに転職する方法

やまびこをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためやまびこのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。