小松製作所の平均年収

平均年収 830万円	業界内ランキング 21位/113社	全体ランキング 370位/1645社

小松製作所は東京都に本社を置く総合建設機械メーカーで、2024年の平均年収は830万円でした。

今回はそんな小松製作所の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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小松製作所の平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	746万円
2021年03月期	718万円
2022年03月期	747万円
2023年03月期	780万円
2024年03月期	830万円

小松製作所は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の小松製作所株式会社の平均年収は830万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても小松製作所の平均年収は11.25%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収830万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの機械業界の平均年収は726万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

小松製作所の年齢別年収

新卒直後の20代では年収523万円からスタートし、働き盛りの30代では年収758万円、管理職割合が増えだす40代では年収844万円、最高年収に到達する50代では、年収889万円に到達します。

小松製作所の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	523万円	34万円
30代	758万円	48万円
40代	844万円	52万円
50代	889万円	55万円
60代	645万円	41万円

月々の平均手取りについては、20代では34万円前後、最高年収となる50代では55万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

小松製作所の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	964万円
管理職	1,281万円
役員	11,050万円

小松製作所では、総合職の平均年収は964万円、管理職級の平均年収は1,281万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均11,050万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、小松製作所が属する機械業界の平均年収は726万円でした。

そのため小松製作所の平均年収は、業界平均から104万円高く、業界内順位は21位（全113社中）となっています。

業界内の最高年収はディスコの1,507万円、最低年収はマルマエの474万円でした。

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小松製作所の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【小松製作所の生涯賃金】 3.34億円 371位 /1645社中

新卒から定年まで小松製作所に勤務したと仮定した場合、小松製作所の生涯賃金は、約3.34億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より1.24億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

小松製作所の会社概要

従業員数	時価総額
12285人 (36位/1645社)	3.91兆円 (50位/1645社)
会社名	小松製作所
設立	1921年5月1
資本金	703億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都港区赤坂二丁目３番６号
代表取締役社長	小川啓之

小松製作所の2024年時点の時価総額は3.91兆円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で12285人でした。プライム上場の同業種の中央値が884人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度の小松製作所の売上は3.86兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が3934億円でした。

同業種内での売上ランキングは3位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

小松製作所の平均年齢

小松製作所の2024年度の従業員平均年齢は41.2歳でした。プライム市場での機械業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。

小松製作所の平均勤続年数

小松製作所の平均勤続年数は16.7年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の機械業界の平均が15.8年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

小松製作所の残業時間

また、小松製作所の平均残業時間は月間27時間です。プライム市場の機械業界の平均が28時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

小松製作所の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。小松製作所の2024年度の女性役員割合は21%でした。

女性の役員割合
	【小松製作所】 21%
	【業界全体】 15%
	【プライム全体】 17%

業種平均から6%高く、業界内順位は25位（全113社中）でした。プライム市場全体においては、平均より4%高く、順位は407位（全1645社中）でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。

小松製作所の初任給

初任給
新卒採用	事務系職種 (修士卒) : 286,600円 事務系職種 (大学卒) : 276,600円

小松製作所の新卒採用の初任給は28.6万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は343万円、月々の手取り額は23.1万円前後となります。

小松製作所の福利厚生

小松製作所の福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	こども手当、資格手当、通勤交通費、等

小松製作所の転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	筑波大学、慶應義塾大学、東京理科大学、同志社大学、明治大学、早稲田大学、横浜国立大学、名古屋工業大学、立命館大学、岡山大学、大阪市立大学、上智大学、法政大学、一橋大学、神戸市外国語大学、国際基督教大学、関西学院大学、立教大学

新卒採用については、早慶、 マーチ、 関関同立クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	103人
2021年度	132人
2022年度	281人
2023年度	77人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約0.6%にあたる77名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

小松製作所に転職する方法

小松製作所をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため小松製作所のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。