NTNの平均年収

NTNのロゴ 
平均年収
707万円
業界内ランキング
51位/113社
全体ランキング
804位/1645社

NTNは大阪府に本社を置くベアリングメーカーで、2024年の平均年収は707万円でした。

今回はそんなNTNの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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NTNの平均年収

年度平均年収
2020年03月期 697万円
2021年03月期 634万円
2022年03月期 665万円
2023年03月期 699万円
2024年03月期 707万円
NTNの平均年収(出典:有価証券報告書

NTNは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年のNTN株式会社の平均年収は707万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもNTNの平均年収は1.36%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

NTNの年収層 NTNのロゴ
年収707万円

年収707万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

NTNの平均年収(出典:有価証券報告書

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの機械業界の平均年収は726万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

NTNの年齢別年収

NTNの平均年齢(出典:有価証券報告書独自

新卒直後の20代では年収445万円からスタートし、働き盛りの30代では年収645万円、管理職割合が増えだす40代では年収718万円、最高年収に到達する50代では、年収757万円に到達します。

NTNの手取り

年齢額面月々の手取り(※1)
20代445万円29万円
30代645万円41万円
40代718万円45万円
50代757万円47万円
60代549万円35万円
NTNの年齢別年収(出典:有価証券報告書独自

月々の平均手取りについては、20代では29万円前後、最高年収となる50代では47万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

手取りチェッカー

支給 支給総額
控除 介護保険 健康保険 厚生年金 雇用保険 控除合計
所得税 住民税 税額合計
差引後 差し引き支給額合計(手取り)

NTNの役職別年収

職級年収
大卒/総合職820万円
管理職1,090万円
役員データなし
NTNの役職別年収(出典:有価証券報告書独自

NTNでは、総合職の平均年収は820万円、管理職級の平均年収は1,090万円前後になります。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、NTNが属する機械業界の平均年収は726万円でした。

そのためNTNの平均年収は、業界平均から-19万円低く、業界内順位は51位(全113社中)となっています。

業界内の最高年収はディスコの1,507万円、最低年収はマルマエの474万円でした。

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NTNの生涯賃金

生涯賃金ランキング
【NTNの生涯賃金】
2.84億円
805位
/1645社中
NTNの生涯賃金(出典:有価証券報告書独自

新卒から定年までNTNに勤務したと仮定した場合、NTNの生涯賃金は、約2.84億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より0.74億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

NTNの会社概要

主要事業構成比【従業員数】
5572人
(101位
/1645社)
【時価総額】
1314億円
(671位
/1645社)
会社名NTN
設立1934年3月1
資本金543億円
上場プライム(内国株式)
本店所在地大阪市西区京町堀一丁目3番17号
執行役社長鵜飼英一
NTNの概要(出典:有価証券報告書

NTNの2024年時点の時価総額は1314億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で5572人でした。プライム上場の同業種の中央値が884人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

NTNの売上高と純利益(出典:有価証券報告書

最新年度のNTNの売上は8362億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が105億円でした。

同業種内での売上ランキングは9位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で1回のため、比較的安定して黒字経営されています。

NTNの平均年齢

NTNの平均年齢(出典:有価証券報告書

NTNの2024年度の従業員平均年齢は42.2歳でした。プライム市場での機械業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

NTNの平均勤続年数

NTNの平均勤続年数(出典:有価証券報告書

NTNの平均勤続年数は20.2年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の機械業界の平均が15.8年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

NTNの残業時間

NTNの残業時間(出典:エンゲージ

また、NTNの平均残業時間は月間19時間です。プライム市場の機械業界の平均が28時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

残業時間と平均年収(出典:有価証券報告書エンゲージ

NTNの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。NTNの2024年度の女性役員割合は5%でした。

女性の役員割合
【NTN】
5%
【業界全体】
15%
【プライム全体】
17%
NTNの女性役員割合(出典:有価証券報告書

業種平均から10%低く、業界内順位は112位(全113社中)でした。プライム市場全体においては、平均より12%低く、順位は1581位(全1645社中)でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

NTNの初任給

初任給
新卒採用修士了 : 259,300円
学部卒 : 238,000円
高専卒 : 212,600円
NTNの初任給(出典:マイナビ

NTNの新卒採用の初任給は25.9万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は310万円、月々の手取り額は20.9万円前後となります。

NTNの福利厚生

NTNの福利厚生
家賃補助あり
副業/
その他通勤(全額)、時間外勤務、公的資格、家族、住宅、食事、テレワークほか
NTNの福利厚生(出典:マイナビ

NTNの転職難易度

学歴フィルター
25年度実績愛知学院大学、愛知工業大学、青山学院大学、茨城大学、追手門学院大学、大阪大学、大阪経済大学、大阪工業大学、大阪市立大学、大阪府立大学、岡山大学、香川大学、鹿児島大学、金沢大学、金沢工業大学、関西大学、関西外国語大学、関西学院大学、学習院大学、北見工業大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、京都外国語大学、京都産業大学、近畿大学、岐阜大学、群馬大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、神戸市外国語大学、國學院大學、国士舘大学、埼玉大学、佐賀大学、滋賀大学、静岡大学、静岡理工科大学、芝浦工業大学、島根大学、下関市立大学、信州大学、上智大学、摂南大学、第一工業大学、大東文化大学、千葉大学、千葉工業大学、中央大学、中京大学、帝京大学、天理大学、東海大学、東京大学、東京外国語大学、東京学芸大学、東京工業大学、東京女子大学、東京電機大学、東京都市大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、東洋大学、徳島大学、鳥取大学、富山大学、豊橋技術科学大学、同志社大学、獨協大学、長岡技術科学大学、名古屋大学、名古屋工業大学、名古屋商科大学、名古屋市立大学、新潟大学、日本大学、一橋大学、兵庫県立大学、広島大学、広島修道大学、福井大学、福井工業大学、法政大学、北海道大学、三重大学、武蔵大学、明治大学、名城大学、山形大学、山口大学、山梨大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、龍谷大学、和歌山大学、早稲田大学、東京都立大学、公立鳥取環境大学
NTNの採用大学実績(出典:マイナビ

新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度従業員数増減
2020年度-5人
2021年度-192人
2022年度-109人
2023年度-75人
NTNの年間採用人数(出典:有価証券報告書

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-1.4%にあたる-75名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

NTNに転職する方法

NTNをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためNTNのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
転職回廊編集部
HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。

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