ヤマトホールディングスの平均年収

平均年収 1,191万円	業界内ランキング 5位/59社	全体ランキング 59位/1645社

ヤマトホールディングスは東京都に本社を置く物流会社で、2024年の平均年収は1,191万円でした。

今回はそんなヤマトホールディングスの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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ヤマトホールディングスの平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	970万円
2021年03月期	915万円
2022年03月期	1,018万円
2023年03月期	1,142万円
2024年03月期	1,191万円

ヤマトホールディングスは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年のヤマトホールディングス株式会社の平均年収は1,191万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもヤマトホールディングスの平均年収は22.74%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収1,191万円は、給与所得者全体において上位5.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの運輸・物流業界の平均年収は746万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

ヤマトホールディングスの年齢別年収

新卒直後の20代では年収750万円からスタートし、働き盛りの30代では年収1,087万円、管理職割合が増えだす40代では年収1,211万円、最高年収に到達する50代では、年収1,276万円に到達します。

ヤマトホールディングスの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	750万円	47万円
30代	1,087万円	67万円
40代	1,211万円	73万円
50代	1,276万円	77万円
60代	925万円	57万円

月々の平均手取りについては、20代では47万円前後、最高年収となる50代では77万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

ヤマトホールディングスの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	1,383万円
管理職	1,837万円
役員	7,250万円

ヤマトホールディングスでは、総合職の平均年収は1,383万円、管理職級の平均年収は1,837万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均7,250万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、ヤマトホールディングスが属する運輸・物流業界の平均年収は746万円でした。

そのためヤマトホールディングスの平均年収は、業界平均から445万円高く、業界内順位は5位（全59社中）となっています。

業界内の最高年収はヤマトホールディングスの1,191万円、最低年収はハマキョウレックスの478万円でした。

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ヤマトホールディングスの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【ヤマトホールディングスの生涯賃金】 4.79億円 59位 /1645社中

新卒から定年までヤマトホールディングスに勤務したと仮定した場合、ヤマトホールディングスの生涯賃金は、約4.79億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より2.69億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

ヤマトホールディングスの会社概要

従業員数	時価総額
19人 (1581位/1645社)	6222億円 (242位/1645社)
会社名	ヤマトホールディングス
設立	1929年4月1
資本金	1272億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都中央区銀座二丁目16番10号
取締役社長	長尾裕

ヤマトホールディングスの2024年時点の時価総額は6222億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で19人でした。プライム上場の同業種の中央値が817人である事を踏まえると、東証プライム内ではやや規模の小さい企業となっています

最新年度のヤマトホールディングスの売上は1.75兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が376億円でした。

同業種内での売上ランキングは5位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

ヤマトホールディングスの平均年齢

ヤマトホールディングスの2024年度の従業員平均年齢は51.3歳でした。プライム市場での運輸・物流業界の平均年齢は41歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

ヤマトホールディングスの平均勤続年数

ヤマトホールディングスの平均勤続年数は24.1年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の運輸・物流業界の平均が15.2年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

ヤマトホールディングスの残業時間

また、ヤマトホールディングスの平均残業時間は月間39時間です。プライム市場の運輸・物流業界の平均が35時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

ヤマトホールディングスの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。ヤマトホールディングスの2024年度の女性役員割合は7%でした。

女性の役員割合
	【ヤマトホールディングス】 7%
	【業界全体】 15%
	【プライム全体】 17%

業種平均から8%低く、業界内順位は47位（全59社中）でした。プライム市場全体においては、平均より10%低く、順位は1450位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

ヤマトホールディングスの転職難易度

年度	従業員数増減
2020年度	105人
2021年度	-364人
2022年度	-4人
2023年度	-2人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-10.6%にあたる-2名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

ヤマトホールディングスに転職する方法

ヤマトホールディングスをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためヤマトホールディングスのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。