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平均年収 993万円 |
業界内ランキング 8位/34社 |
全体ランキング 139位/1645社 |
協和キリンは東京都に本社を置く製薬会社で、2024年の平均年収は993万円でした。
今回はそんな協和キリンの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
協和キリンの平均年収
年度 | 平均年収 |
---|---|
2020年12月期 | 877万円 |
2021年12月期 | 884万円 |
2022年12月期 | 902万円 |
2023年12月期 | 944万円 |
2024年12月期 | 993万円 |
協和キリンは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の協和キリン株式会社の平均年収は993万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においても協和キリンの平均年収は13.19%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。


年収993万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。
協和キリンの平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの医薬品業界の平均年収は877万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。
協和キリンの年齢別年収
新卒直後の20代では年収625万円からスタートし、働き盛りの30代では年収906万円、管理職割合が増えだす40代では年収1,009万円、最高年収に到達する50代では、年収1,064万円に到達します。
協和キリンの手取り
年齢 | 額面 | 月々の手取り(※1) |
---|---|---|
20代 | 625万円 | 40万円 |
30代 | 906万円 | 56万円 |
40代 | 1,009万円 | 62万円 |
50代 | 1,064万円 | 65万円 |
60代 | 771万円 | 48万円 |
月々の平均手取りについては、20代では40万円前後、最高年収となる50代では65万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
支給 | 支給総額 | ||||
– | |||||
控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
– | – | – | – | – | |
所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
– | – | – | |||
差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
– |
協和キリンの役職別年収
協和キリンでは、総合職の平均年収は1,153万円、管理職級の平均年収は1,532万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均11,033万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、協和キリンが属する医薬品業界の平均年収は877万円でした。
そのため協和キリンの平均年収は、業界平均から116万円高く、業界内順位は8位(全34社中)となっています。
業界内の最高年収はネクセラファーマの1,541万円、最低年収はダイトの495万円でした。
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協和キリンの生涯賃金
新卒から定年まで協和キリンに勤務したと仮定した場合、協和キリンの生涯賃金は、約3.99億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より1.89億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
協和キリンの会社概要

従業員数 | 時価総額 |
4013人 (166位/1645社) |
1.32兆円 (132位/1645社) |
会社名 | 協和キリン |
設立 | 1949年7月1 |
資本金 | 267億円 |
上場 | プライム(内国株式) |
本店所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目9番2号 |
代表取締役社長 | 宮本昌志 |
協和キリンの2022年時点の時価総額は1.32兆円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。
従業員数については、子会社を含む連結全体で4013人でした。プライム上場の同業種の中央値が1320人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。
協和キリンの売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の協和キリンの売上は4422億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が811億円でした。
同業種内での売上ランキングは8位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
協和キリンの平均年齢
協和キリンの平均年齢(出典:有価証券報告書)
協和キリンの2024年度の従業員平均年齢は43.2歳でした。プライム市場での医薬品業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。
協和キリンの平均勤続年数
協和キリンの平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
協和キリンの平均勤続年数は16.5年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の医薬品業界の平均が14.1年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。
協和キリンの残業時間
協和キリンの残業時間(出典:エンゲージ)
また、協和キリンの平均残業時間は月間26時間です。プライム市場の医薬品業界の平均が27時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。
協和キリンの女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。協和キリンの2024年度の女性役員割合は28%でした。
女性の役員割合 | |
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【協和キリン】 28% |
|
【業界全体】 18% |
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【プライム全体】 17% |
業種平均から10%高く、業界内順位は7位(全34社中)でした。プライム市場全体においては、平均より11%高く、順位は140位(全1645社中)でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。
協和キリンの初任給
初任給 | |
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新卒採用 | 4年制大学卒 : 248,000円 大学院修士課程修了(6年制大学卒業含む) : 272,000円 大学院博士課程修了 : 316,000円 |
協和キリンの新卒採用の初任給は24.8万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は297万円、月々の手取り額は20.2万円前後となります。
協和キリンの福利厚生
協和キリンの福利厚生 | |
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家賃補助 | あり |
副業 | / |
その他 | ファミリーサポート手当、通勤手当、超過勤務手当など |
協和キリンの転職難易度
学歴フィルター | |
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25年度実績 | 大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、関西大学、埼玉大学、中央大学、同志社大学、明治大学、山口県立大学、立教大学、早稲田大学 |
新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。
年度 | 従業員数増減 |
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2020年度 | 121人 |
2021年度 | 145人 |
2022年度 | 80人 |
2023年度 | -69人 |
2021年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-1.8%にあたる-69名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。
協和キリンに転職する方法
協和キリンをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため協和キリンのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
この記事の監修者 | |
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![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |
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