扶桑薬品工業の平均年収

平均年収 565万円	業界内ランキング 33位/34社	全体ランキング 1390位/1645社

扶桑薬品工業は大阪府に本社を置く製薬会社で、2024年の平均年収は565万円でした。

今回はそんな扶桑薬品工業の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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扶桑薬品工業の平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	560万円
2021年03月期	563万円
2022年03月期	567万円
2023年03月期	552万円
2024年03月期	565万円

扶桑薬品工業は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の扶桑薬品工業株式会社の平均年収は565万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても扶桑薬品工業の平均年収は0.82%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収565万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内ではやや低い給与水準と言えます。また、東証プライムの医薬品業界の平均年収は877万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

扶桑薬品工業の年齢別年収

新卒直後の20代では年収355万円からスタートし、働き盛りの30代では年収515万円、管理職割合が増えだす40代では年収574万円、最高年収に到達する50代では、年収605万円に到達します。

扶桑薬品工業の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	355万円	23万円
30代	515万円	33万円
40代	574万円	37万円
50代	605万円	38万円
60代	438万円	28万円

月々の平均手取りについては、20代では23万円前後、最高年収となる50代では38万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

扶桑薬品工業の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	655万円
管理職	871万円
役員	1,366万円

扶桑薬品工業では、総合職の平均年収は655万円、管理職級の平均年収は871万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均1,366万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、扶桑薬品工業が属する医薬品業界の平均年収は877万円でした。

そのため扶桑薬品工業の平均年収は、業界平均から-312万円低く、業界内順位は33位（全34社中）となっています。

業界内の最高年収はネクセラファーマの1,541万円、最低年収はダイトの495万円でした。

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扶桑薬品工業の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【扶桑薬品工業の生涯賃金】 2.27億円 1390位 /1645社中

新卒から定年まで扶桑薬品工業に勤務したと仮定した場合、扶桑薬品工業の生涯賃金は、約2.27億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.17億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

扶桑薬品工業の会社概要

従業員数	時価総額
1307人 (537位/1645社)	251億円 (1434位/1645社)
会社名	扶桑薬品工業
設立	1937年3月1
資本金	107億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	大阪市中央区道修町一丁目７番10号(上記は登記上の本店所在地であり、実際の業務は下記の場所で行っております。)本店事務取扱場所　　　　　大阪市城東区森之宮二丁目３番11号
代表取締役社長	戸田幹雄

扶桑薬品工業の2024年時点の時価総額は251億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています

従業員数については、子会社を含む連結全体で1307人でした。プライム上場の同業種の中央値が1320人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。

最新年度の扶桑薬品工業の売上は554億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が13億円でした。

同業種内での売上ランキングは24位と、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

扶桑薬品工業の平均年齢

扶桑薬品工業の2024年度の従業員平均年齢は41.7歳でした。プライム市場での医薬品業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。

扶桑薬品工業の平均勤続年数

扶桑薬品工業の平均勤続年数は19.6年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の医薬品業界の平均が14.1年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

扶桑薬品工業の残業時間

また、扶桑薬品工業の平均残業時間は月間18時間です。プライム市場の医薬品業界の平均が27時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

扶桑薬品工業の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。扶桑薬品工業の2024年度の女性役員割合は0%でした。

女性の役員割合
	【扶桑薬品工業】 0%
	【業界全体】 18%
	【プライム全体】 17%

業種平均から18%低く、業界内順位は33位（全34社中）でした。プライム市場全体においては、平均より17%低く、順位は1582位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

扶桑薬品工業の初任給

初任給
新卒採用	生産技術職・学部卒 : 225,700円 事務管理職(経理・総務)・学部卒 : 220,700円 MR職(全国)、生産技術職、事務管理職(経理・総務)・大学院了・6年生薬学部卒 : 244,900円 研究開発センター・大学院了・6年生薬学部卒のみの募集 : 244,900円 営業学術・6年生薬学部卒のみの募集 : 244,900円 MR職・学部卒(地域限定) : 213,500円 MR職・院卒、６年制(地域限定) : 232,500円 生産オペレーター : 207,000円 MR職(全国)・学部卒 : 224,700円

扶桑薬品工業の新卒採用の初任給は22.5万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は270万円、月々の手取り額は18.4万円前後となります。

扶桑薬品工業の福利厚生

扶桑薬品工業の福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	MR日当一日2,700円 MR手当 通勤手当　実費支給(限度150，000円) 家族手当（条件による） 住宅手当（条件による） 　＜新入社員＞ 　　関東(自己負担額7,000円で借上げ社宅提供) 　　関東以外(自己負担額5,000円で借上げ社宅提供) 寒冷地手当(地域指定) 燃料手当(地域指定) その他手当(営業手当、MR資格手当)

扶桑薬品工業の転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	愛知淑徳大学、青山学院大学、大阪教育大学、岡山理科大学、鹿児島大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、北九州市立大学、九州工業大学、近畿大学、久留米大学、県立広島大学、佐賀大学、滋賀大学、就実大学、信州大学、成蹊大学、西南学院大学、摂南大学、専修大学、中央大学、東京学芸大学、東京女子大学、東京農業大学、東京薬科大学、徳島大学、同志社大学、獨協大学、日本大学、福岡大学、法政大学、北星学園大学、北海道大学、北海道教育大学、武庫川女子大学、明治大学、名城大学、桃山学院大学、横浜薬科大学、立命館大学、琉球大学、龍谷大学、明治薬科大学、茨城大学、岡山大学、島根大学、北里大学、山形大学

新卒採用については、旧帝、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	4人
2021年度	-12人
2022年度	-30人
2023年度	-7人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-0.6%にあたる-7名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

扶桑薬品工業に転職する方法

扶桑薬品工業をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため扶桑薬品工業のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。