ＤＴＳの平均年収

平均年収 612万円	業界内ランキング 242位/376社	全体ランキング 1242位/1645社

ＤＴＳは東京都に本社を置くITサービス会社で、2024年の平均年収は612万円でした。

今回はそんなＤＴＳの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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ＤＴＳの平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	612万円
2021年03月期	598万円
2022年03月期	600万円
2023年03月期	601万円
2024年03月期	612万円

ＤＴＳは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年のＤＴＳ株式会社の平均年収は612万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。

年収612万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの情報通信・サービスその他業界の平均年収は719万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

ＤＴＳの年齢別年収

新卒直後の20代では年収385万円からスタートし、働き盛りの30代では年収558万円、管理職割合が増えだす40代では年収622万円、最高年収に到達する50代では、年収656万円に到達します。

ＤＴＳの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	385万円	25万円
30代	558万円	36万円
40代	622万円	39万円
50代	656万円	41万円
60代	475万円	30万円

月々の平均手取りについては、20代では25万円前後、最高年収となる50代では41万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

ＤＴＳの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	710万円
管理職	944万円
役員	4,200万円

ＤＴＳでは、総合職の平均年収は710万円、管理職級の平均年収は944万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均4,200万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、ＤＴＳが属する情報通信・サービスその他業界の平均年収は719万円でした。

そのためＤＴＳの平均年収は、業界平均から-107万円低く、業界内順位は242位（全376社中）となっています。

業界内の最高年収は光通信の2,062万円、最低年収はＬｉｎｋ－Ｕグループの431万円でした。

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ＤＴＳの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【ＤＴＳの生涯賃金】 2.46億円 1243位 /1645社中

新卒から定年までＤＴＳに勤務したと仮定した場合、ＤＴＳの生涯賃金は、約2.46億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.36億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

ＤＴＳの会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	3111人 (236位/1645社)
	【時価総額】
	1788億円 (560位/1645社)
会社名	ＤＴＳ
設立	1972年8月1
資本金	61億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都中央区八丁堀二丁目23番１号
代表取締役社長	北村友朗

ＤＴＳの2024年時点の時価総額は1788億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で3111人でした。プライム上場の同業種の中央値が499人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度のＤＴＳの売上は1157億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が72億円でした。

同業種内での売上ランキングは98位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

ＤＴＳの平均年齢

ＤＴＳの2024年度の従業員平均年齢は39.8歳でした。プライム市場での情報通信・サービスその他業界の平均年齢は39歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

ＤＴＳの平均勤続年数

ＤＴＳの平均勤続年数は15年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均が9.4年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

ＤＴＳの残業時間

また、ＤＴＳの平均残業時間は月間29時間です。プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均が32時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

ＤＴＳの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。ＤＴＳの2024年度の女性役員割合は20%でした。

女性の役員割合
	【ＤＴＳ】 20%
	【業界全体】 17%
	【プライム全体】 17%

業種平均から3%高く、業界内順位は121位（全376社中）でした。プライム市場全体においては、平均より3%高く、順位は444位（全1645社中）でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。

ＤＴＳの初任給

初任給
新卒採用	大学院 : 260,000円 大学卒 : 238,000円 専門学校（四年制) : 234,000円 専門学校（三年制) : 223,000円 高等専門学校 : 222,000円 短大・専門学校（二年制) : 218,000円

ＤＴＳの新卒採用の初任給は26万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は312万円、月々の手取り額は21万円前後となります。

ＤＴＳの福利厚生

ＤＴＳの福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	■地域手当（首都圏勤務者のみ） ■時間外手当 ■通勤手当 ■プロフェッショナル手当 ■子育て支援金　他

ＤＴＳの転職難易度

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新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	4人
2021年度	28人
2022年度	72人
2023年度	40人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約1.2%にあたる40名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

ＤＴＳに転職する方法

ＤＴＳをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためＤＴＳのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。