ＮＳＤの平均年収

平均年収 696万円	業界内ランキング 160位/376社	全体ランキング 861位/1645社

ＮＳＤは東京都に本社を置くシステム開発会社で、2024年の平均年収は696万円でした。

今回はそんなＮＳＤの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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ＮＳＤの平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	641万円
2021年03月期	642万円
2022年03月期	651万円
2023年03月期	671万円
2024年03月期	696万円

ＮＳＤは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年のＮＳＤ株式会社の平均年収は696万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもＮＳＤの平均年収は8.56%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収696万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの情報通信・サービスその他業界の平均年収は719万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

ＮＳＤの年齢別年収

新卒直後の20代では年収438万円からスタートし、働き盛りの30代では年収635万円、管理職割合が増えだす40代では年収707万円、最高年収に到達する50代では、年収745万円に到達します。

ＮＳＤの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	438万円	29万円
30代	635万円	41万円
40代	707万円	44万円
50代	745万円	46万円
60代	540万円	35万円

月々の平均手取りについては、20代では29万円前後、最高年収となる50代では46万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

ＮＳＤの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	807万円
管理職	1,073万円
役員	4,350万円

ＮＳＤでは、総合職の平均年収は807万円、管理職級の平均年収は1,073万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均4,350万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、ＮＳＤが属する情報通信・サービスその他業界の平均年収は719万円でした。

そのためＮＳＤの平均年収は、業界平均から-23万円低く、業界内順位は160位（全376社中）となっています。

業界内の最高年収は光通信の2,062万円、最低年収はＬｉｎｋ－Ｕグループの431万円でした。

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ＮＳＤの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【ＮＳＤの生涯賃金】 2.80億円 862位 /1645社中

新卒から定年までＮＳＤに勤務したと仮定した場合、ＮＳＤの生涯賃金は、約2.80億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.70億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

ＮＳＤの会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	3133人 (233位/1645社)
	【時価総額】
	2899億円 (419位/1645社)
会社名	ＮＳＤ
設立	1969年4月1
資本金	72億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都千代田区神田淡路町２丁目101番地
代表取締役社長	今城義和

ＮＳＤの2024年時点の時価総額は2899億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で3133人でした。プライム上場の同業種の中央値が499人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度のＮＳＤの売上は1012億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が102億円でした。

同業種内での売上ランキングは105位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

ＮＳＤの平均年齢

ＮＳＤの2024年度の従業員平均年齢は39.4歳でした。プライム市場での情報通信・サービスその他業界の平均年齢は39歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

ＮＳＤの平均勤続年数

ＮＳＤの平均勤続年数は15.3年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均が9.4年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

ＮＳＤの残業時間

また、ＮＳＤの平均残業時間は月間35時間です。プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均が32時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

ＮＳＤの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。ＮＳＤの2024年度の女性役員割合は27%でした。

女性の役員割合
	【ＮＳＤ】 27%
	【業界全体】 17%
	【プライム全体】 17%

業種平均から10%高く、業界内順位は55位（全376社中）でした。プライム市場全体においては、平均より10%高く、順位は163位（全1645社中）でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。

ＮＳＤの初任給

初任給
新卒採用	修士了（東京地区） : 306,000円 大卒・高専専攻科了（東京地区） : 300,000円 高専本科・短大・専門卒（東京地区） : 277,000円 修士了（大阪地区） : 256,000円 大卒・高専専攻科了大阪地区） : 250,000円 高専本科・短大・専門卒（大阪地区） : 227,000円 修士了（名古屋地区） : 246,000円 大卒・高専専攻科了（名古屋地区） : 240,000円 高専本科・短大・専門卒（名古屋地区） : 217,000円 修士了（福岡地区） : 236,000円 大卒・高専専攻科了（福岡地区） : 230,000円 高専本科・短大・専門卒（福岡地区） : 207,000円 修士了（その他地区） : 226,000円 大卒・高専専攻科了（その他地区） : 220,000円 高専本科・短大・専門卒（その他地区） : 197,000円

ＮＳＤの新卒採用の初任給は30.6万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は367万円、月々の手取り額は24.6万円前後となります。

ＮＳＤの福利厚生

ＮＳＤの福利厚生
家賃補助	なし
副業	/
その他	資格手当、時間外手当（残業代）、通勤費全額、子供手当、褒賞金（情報処理ほか）

ＮＳＤの転職難易度

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25年度実績

青山学院大学、茨城大学、桜美林大学、大分大学、大阪学院大学、大阪経済大学、大阪工業大学、大阪市立大学、大阪電気通信大学、大阪府立大学、大妻女子大学、岡山県立大学、岡山理科大学、お茶の水女子大学、学習院大学、神奈川大学、神奈川工科大学、金沢学院大学、関西大学、関西学院大学、北九州市立大学、北里大学、九州工業大学、京都外国語大学、京都産業大学、京都女子大学、共立女子大学、杏林大学、近畿大学、熊本学園大学、敬愛大学、慶應義塾大学、工学院大学、甲南大学、神戸大学、神戸女学院大学、佐賀大学、札幌学院大学、産業能率大学、滋賀大学、静岡大学、静岡理工科大学、実践女子大学、芝浦工業大学、十文字学園女子大学、首都大学東京、上智大学、湘南工科大学、昭和女子大学、白百合女子大学、成蹊大学、清泉女子大学、摂南大学、専修大学、大東文化大学、高崎経済大学、千葉工業大学、中央大学、中京大学、中部大学、筑波大学、帝京大学、帝京平成大学、東亜大学、東海大学、東京家政大学、東京工科大学、東京女子大学、東京電機大学、東京都市大学、東京農工大学、東京理科大学、同志社大学、同志社女子大学、東邦大学、東洋大学、徳島大学、獨協大学、富山大学、長浜バイオ大学、日本大学、日本女子大学、兵庫県立大学、広島工業大学、福岡工業大学、佛教大学、文教大学、法政大学、三重大学、武庫川女子大学、武蔵野美術大学、明治大学、名城大学、明星大学、山形大学、山口大学、横浜国立大学、立教大学、立正大学、立命館大学、龍谷大学、麗澤大学、和歌山大学、早稲田大学

新卒採用については、早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	29人
2021年度	26人
2022年度	3人
2023年度	24人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約0.7%にあたる24名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

ＮＳＤに転職する方法

ＮＳＤをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためＮＳＤのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。