日伝の平均年収

平均年収 633万円	業界内ランキング 108位/125社	全体ランキング 1217位/1645社

日伝は大阪府に本社を置くメカニカルパーツ＆システムの独立系専門商社で、2025年の平均年収は633万円でした。

今回はそんな日伝の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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日伝の平均年収

年度	平均年収
2021年03月期	499万円
2022年03月期	588万円
2023年03月期	594万円
2024年03月期	617万円
2025年03月期	633万円

日伝は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2025年の日伝株式会社の平均年収は633万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても日伝の平均年収は26.96%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収633万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は762万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの商社・卸売業界の平均年収は830万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

日伝の年齢別年収

新卒直後の20代では年収399万円からスタートし、働き盛りの30代では年収578万円、管理職割合が増えだす40代では年収644万円、最高年収に到達する50代では、年収678万円に到達します。

日伝の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	399万円	26万円
30代	578万円	37万円
40代	644万円	41万円
50代	678万円	43万円
60代	492万円	32万円

月々の平均手取りについては、20代では26万円前後、最高年収となる50代では43万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

日伝の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	735万円
管理職	977万円
役員	5,483万円

日伝では、総合職の平均年収は735万円、管理職級の平均年収は977万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均5,483万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、日伝が属する商社・卸売業界の平均年収は830万円でした。

そのため日伝の平均年収は、業界平均から-197万円低く、業界内順位は108位（全125社中）となっています。

業界内の最高年収は三菱商事の2,033万円、最低年収は神戸物産の520万円でした。

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日伝の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【日伝の生涯賃金】 2.55億円 1218位 /1645社中

新卒から定年まで日伝に勤務したと仮定した場合、日伝の生涯賃金は、約2.55億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.45億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

日伝の会社概要

従業員数	時価総額
887人 (741位/1645社)	926億円 (824位/1645社)
会社名	日伝
設立	1952年1月1
資本金	53億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	大阪市中央区上本町西一丁目２番16号
代表取締役社長執行役員	福家利一

日伝の2024年時点の時価総額は926億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています

従業員数については、子会社を含む連結全体で887人でした。プライム上場の同業種の中央値が522人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度の日伝の売上は1269億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が46億円でした。

同業種内での売上ランキングは83位と、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

日伝の平均年齢

日伝の2025年度の従業員平均年齢は38.4歳でした。プライム市場での商社・卸売業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。

日伝の平均勤続年数

日伝の平均勤続年数は13.6年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の商社・卸売業界の平均が13.8年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

日伝の残業時間

また、日伝の平均残業時間は月間31時間です。プライム市場の商社・卸売業界の平均が31時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

日伝の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。日伝の2025年度の女性役員割合は11%でした。

女性の役員割合
	【日伝】 11%
	【業界全体】 16%
	【プライム全体】 17%

業種平均から5%低く、業界内順位は90位（全125社中）でした。プライム市場全体においては、平均より6%低く、順位は1152位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

日伝の転職難易度

年度	従業員数増減
2020年度	19人
2021年度	30人
2022年度	-17人
2023年度	2人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約0.2%にあたる2名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は23人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。

日伝に転職する方法

日伝をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため日伝のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。