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平均年収 1,032万円 |
業界内ランキング 8位/156社 |
全体ランキング 118位/1645社 |
日置電機は長野県に本社を置く計測機器メーカーで、2024年の平均年収は1,032万円でした。
今回はそんな日置電機の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
日置電機の平均年収
年度 | 平均年収 |
---|---|
2020年12月期 | 769万円 |
2021年12月期 | 923万円 |
2022年12月期 | 980万円 |
2023年12月期 | 997万円 |
2024年12月期 | 1,032万円 |
日置電機は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の日置電機株式会社の平均年収は1,032万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においても日置電機の平均年収は34.17%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。


年収1,032万円は、給与所得者全体において上位5.5%前後の年収帯に属します。
日置電機の平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの電機・精密業界の平均年収は753万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。
日置電機の年齢別年収
新卒直後の20代では年収650万円からスタートし、働き盛りの30代では年収942万円、管理職割合が増えだす40代では年収1,049万円、最高年収に到達する50代では、年収1,106万円に到達します。
日置電機の手取り
年齢 | 額面 | 月々の手取り(※1) |
---|---|---|
20代 | 650万円 | 42万円 |
30代 | 942万円 | 58万円 |
40代 | 1,049万円 | 64万円 |
50代 | 1,106万円 | 67万円 |
60代 | 802万円 | 49万円 |
月々の平均手取りについては、20代では42万円前後、最高年収となる50代では67万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
支給 | 支給総額 | ||||
– | |||||
控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
– | – | – | – | – | |
所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
– | – | – | |||
差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
– |
日置電機の役職別年収
日置電機では、総合職の平均年収は1,198万円、管理職級の平均年収は1,592万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均3,743万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、日置電機が属する電機・精密業界の平均年収は753万円でした。
そのため日置電機の平均年収は、業界平均から279万円高く、業界内順位は8位(全156社中)となっています。
業界内の最高年収はキーエンスの2,067万円、最低年収は日本セラミックの387万円でした。
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日置電機の生涯賃金
新卒から定年まで日置電機に勤務したと仮定した場合、日置電機の生涯賃金は、約4.15億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より2.05億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
日置電機の会社概要

従業員数 | 時価総額 |
788人 (801位/1645社) |
1077億円 (754位/1645社) |
会社名 | 日置電機 |
設立 | 1952年1月1 |
資本金 | 32億円 |
上場 | プライム(内国株式) |
本店所在地 | 長野県上田市小泉81番地 |
代表取締役社長 | 岡澤尊宏 |
日置電機の2022年時点の時価総額は1077億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。
従業員数については、子会社を含む連結全体で788人でした。プライム上場の同業種の中央値が1193.5人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。
日置電機の売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の日置電機の売上は391億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が63億円でした。
同業種内での売上ランキングは133位と、東証プライム内ではやや規模の小さい企業となっています。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
日置電機の平均年齢
日置電機の平均年齢(出典:有価証券報告書)
日置電機の2024年度の従業員平均年齢は46.7歳でした。プライム市場での電機・精密業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。
日置電機の平均勤続年数
日置電機の平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
日置電機の平均勤続年数は21.4年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の電機・精密業界の平均が16年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。
日置電機の女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。日置電機の2024年度の女性役員割合は23%でした。
女性の役員割合 | |
---|---|
【日置電機】 23% |
|
【業界全体】 28% |
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【プライム全体】 17% |
業種平均から5%低く、業界内順位は26位(全156社中)でした。プライム市場全体においては、平均より6%高く、順位は280位(全1645社中)でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。
日置電機の転職難易度
年度 | 従業員数増減 |
---|---|
2020年度 | -2人 |
2021年度 | 3人 |
2022年度 | 14人 |
2023年度 | 21人 |
2021年度の従業員変動幅は、全従業員数の約2.6%にあたる21名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。
日置電機に転職する方法
日置電機をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため日置電機のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
この記事の監修者 | |
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![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |
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