|
||
| 平均年収 871万円 |
業界内ランキング 68位/376社 |
全体ランキング 326位/1645社 |
東映は東京都に本社を置く映画製作・配給・興行の大手で、2025年の平均年収は871万円でした。
今回はそんな東映の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
東映の平均年収
| 年度 | 平均年収 |
|---|---|
| 2021年03月期 | 821万円 |
| 2022年03月期 | 846万円 |
| 2023年03月期 | 892万円 |
| 2024年03月期 | 857万円 |
| 2025年03月期 | 871万円 |
東映は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2025年の東映株式会社の平均年収は871万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においても東映の平均年収は6.17%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。
年収871万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。
東映の平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は762万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの情報通信・サービスその他業界の平均年収は734万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。
東映の年齢別年収
新卒直後の20代では年収548万円からスタートし、働き盛りの30代では年収795万円、管理職割合が増えだす40代では年収885万円、最高年収に到達する50代では、年収933万円に到達します。
東映の手取り
月々の平均手取りについては、20代では35万円前後、最高年収となる50代では57万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
| 支給 | 支給総額 | ||||
| – | |||||
| 控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
| – | – | – | – | – | |
| 所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
| – | – | – | |||
| 差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
| – | |||||
東映の役職別年収
東映では、総合職の平均年収は1,011万円、管理職級の平均年収は1,344万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均3,628万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、東映が属する情報通信・サービスその他業界の平均年収は734万円でした。
そのため東映の平均年収は、業界平均から137万円高く、業界内順位は68位(全376社中)となっています。
業界内の最高年収は光通信の2,408万円、最低年収はダブルスタンダードの59万円でした。
↓タップで切り替えができます↓
東映の生涯賃金
新卒から定年まで東映に勤務したと仮定した場合、東映の生涯賃金は、約3.50億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より1.40億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
東映の会社概要

| 主要事業構成比 | 【従業員数】 |
| 434人 (1081位/1645社) | |
| 【時価総額】 | |
| 4364億円 (317位/1645社) | |
| 会社名 | 東映 |
| 設立 | 1949年10月1 |
| 資本金 | 117億円 |
| 上場 | プライム(内国株式) |
| 本店所在地 | 東京都中央区銀座3丁目2番17号 |
| 代表取締役社長 | 吉村文雄 |
東映の2024年時点の時価総額は4364億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。
従業員数については、子会社を含む連結全体で434人でした。プライム上場の同業種の中央値が504.5人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。
東映の売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の東映の売上は1713億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が139億円でした。
同業種内での売上ランキングは70位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
東映の平均年齢
東映の平均年齢(出典:有価証券報告書)
東映の2025年度の従業員平均年齢は43.3歳でした。プライム市場での情報通信・サービスその他業界の平均年齢は39歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。
東映の平均勤続年数
東映の平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
東映の平均勤続年数は14.3年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均が9.5年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。
東映の女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。東映の2025年度の女性役員割合は16%でした。
| 女性の役員割合 | |
|---|---|
| 【東映】 16% |
|
| 【業界全体】 18% |
|
| 【プライム全体】 17% |
|
業種平均から2%低く、業界内順位は207位(全376社中)でした。プライム市場全体においては、平均より1%低く、順位は837位(全1645社中)でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。
東映の初任給
| 初任給 | |
|---|---|
| 新卒採用 | 総合職 : 247,300円 |
東映の新卒採用の初任給は24.7万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は296万円、月々の手取り額は20.1万円前後となります。
東映の福利厚生
| 東映の福利厚生 | |
|---|---|
| 家賃補助 | あり |
| 副業 | / |
| その他 | 通勤手当、住宅手当、資格手当他 |
東映の転職難易度
| 学歴フィルター | |
|---|---|
| 25年度実績 | 青山学院大学、大阪大学、大阪府立大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、慶應義塾大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、専修大学、中央大学、東京大学、東京外国語大学、同志社大学、同志社女子大学、東北大学、日本大学、一橋大学、法政大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学 |
新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。
| 年度 | 従業員数増減 |
|---|---|
| 2020年度 | 8人 |
| 2021年度 | 3人 |
| 2022年度 | 13人 |
| 2023年度 | 53人 |
2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約12.2%にあたる53名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は23人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。
東映に転職する方法
東映をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため東映のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
| この記事の監修者 | |
|---|---|
![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |

















コメント