電気興業の平均年収

平均年収 607万円	業界内ランキング 134位/156社	全体ランキング 1262位/1645社

電気興業は東京都に本社を置く電機・産業機器関連企業で、2024年の平均年収は607万円でした。

今回はそんな電気興業の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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電気興業の平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	608万円
2021年03月期	575万円
2022年03月期	608万円
2023年03月期	597万円
2024年03月期	607万円

電気興業は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の電気興業株式会社の平均年収は607万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。

年収607万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの電機・精密業界の平均年収は753万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

電気興業の年齢別年収

新卒直後の20代では年収382万円からスタートし、働き盛りの30代では年収554万円、管理職割合が増えだす40代では年収617万円、最高年収に到達する50代では、年収650万円に到達します。

電気興業の手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	382万円	25万円
30代	554万円	36万円
40代	617万円	39万円
50代	650万円	41万円
60代	472万円	30万円

月々の平均手取りについては、20代では25万円前後、最高年収となる50代では41万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

電気興業の役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	705万円
管理職	936万円
役員	1,933万円

電気興業では、総合職の平均年収は705万円、管理職級の平均年収は936万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均1,933万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、電気興業が属する電機・精密業界の平均年収は753万円でした。

そのため電気興業の平均年収は、業界平均から-146万円低く、業界内順位は134位（全156社中）となっています。

業界内の最高年収はキーエンスの2,067万円、最低年収は日本セラミックの387万円でした。

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電気興業の生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【電気興業の生涯賃金】 2.44億円 1263位 /1645社中

新卒から定年まで電気興業に勤務したと仮定した場合、電気興業の生涯賃金は、約2.44億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より0.34億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

電気興業の会社概要

主要事業構成比	【従業員数】
	648人 (895位/1645社)
	【時価総額】
	193億円 (1536位/1645社)
会社名	電気興業
設立	1950年6月1
資本金	87億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都千代田区丸の内三丁目３番１号
代表取締役社長	近藤忠登史

電気興業の2024年時点の時価総額は193億円で、東証プライム内ではやや時価総額の小さい企業となっています

従業員数については、子会社を含む連結全体で648人でした。プライム上場の同業種の中央値が1193.5人である事を踏まえると、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。

最新年度の電気興業の売上は288億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が-20億円でした。

同業種内での売上ランキングは144位と、東証プライム内ではやや規模の小さい企業となっています。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で2回のため、比較的黒字経営期間が長い企業となっています。

電気興業の平均年齢

電気興業の2024年度の従業員平均年齢は46.4歳でした。プライム市場での電機・精密業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

電気興業の平均勤続年数

電気興業の平均勤続年数は16年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の電機・精密業界の平均が16年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

電気興業の残業時間

また、電気興業の平均残業時間は月間35時間です。プライム市場の電機・精密業界の平均が29時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

電気興業の女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。電気興業の2024年度の女性役員割合は15%でした。

女性の役員割合
	【電気興業】 15%
	【業界全体】 28%
	【プライム全体】 17%

業種平均から13%低く、業界内順位は74位（全156社中）でした。プライム市場全体においては、平均より2%低く、順位は783位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

電気興業の初任給

初任給
新卒採用	大学院(博士) : 293,600円 大学院(修士) : 247,100円 大学卒 : 224,100円 高専卒(※高専専攻科卒は大卒と同じ) : 201,100円 短大卒 : 190,100円

電気興業の新卒採用の初任給は29.3万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は351万円、月々の手取り額は23.5万円前後となります。

電気興業の福利厚生

電気興業の福利厚生
家賃補助	なし
副業	/
その他	■通勤手当（全額支給） ■時間外手当 ■家族手当 ■役割手当 ■資格手当 ■赴任手当　等 ＜資格手当について＞ 当社規程によりＳ級（30,000円）～Ｃ級（3,000円）までランク分けされており 保有資格に応じて資格手当が支給されます！ 例えば… S級：―級建築士、第一級総合無線通信士等 A級：第一級陸上無線技術士、一級土木施工管理技士等 B級：一級電気工事施工管理技士、甲種危険物取扱者等 C級：電気通信主任技術者、第一種電気工事士等

電気興業の転職難易度

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25年度実績

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新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	9人
2021年度	-1人
2022年度	19人
2023年度	39人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約6%にあたる39名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

電気興業に転職する方法

電気興業をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため電気興業のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。