東京エレクトロンの平均年収

平均年収 1,272万円	業界内ランキング 3位/156社	全体ランキング 43位/1645社

東京エレクトロンは東京都に本社を置く半導体製造機器メーカーで、2024年の平均年収は1,272万円でした。

今回はそんな東京エレクトロンの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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東京エレクトロンの平均年収

年度	平均年収
2020年03月期	1,149万円
2021年03月期	1,179万円
2022年03月期	1,285万円
2023年03月期	1,398万円
2024年03月期	1,272万円

東京エレクトロンは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の東京エレクトロン株式会社の平均年収は1,272万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においても東京エレクトロンの平均年収は10.74%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収1,272万円は、給与所得者全体において上位5.5%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの電機・精密業界の平均年収は753万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

東京エレクトロンの年齢別年収

新卒直後の20代では年収801万円からスタートし、働き盛りの30代では年収1,161万円、管理職割合が増えだす40代では年収1,293万円、最高年収に到達する50代では、年収1,363万円に到達します。

東京エレクトロンの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	801万円	50万円
30代	1,161万円	71万円
40代	1,293万円	78万円
50代	1,363万円	81万円
60代	988万円	60万円

月々の平均手取りについては、20代では50万円前後、最高年収となる50代では81万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

東京エレクトロンの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	1,477万円
管理職	1,962万円
役員	27,412万円

東京エレクトロンでは、総合職の平均年収は1,477万円、管理職級の平均年収は1,962万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均27,412万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、東京エレクトロンが属する電機・精密業界の平均年収は753万円でした。

そのため東京エレクトロンの平均年収は、業界平均から519万円高く、業界内順位は3位（全156社中）となっています。

業界内の最高年収はキーエンスの2,067万円、最低年収は日本セラミックの387万円でした。

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東京エレクトロンの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【東京エレクトロンの生涯賃金】 5.11億円 43位 /1645社中

新卒から定年まで東京エレクトロンに勤務したと仮定した場合、東京エレクトロンの生涯賃金は、約5.11億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より3.01億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

東京エレクトロンの会社概要

従業員数	時価総額
2036人 (360位/1645社)	10.49兆円 (18位/1645社)
会社名	東京エレクトロン
設立	1963年11月1
資本金	549億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都港区赤坂五丁目3番1号
代表取締役社長	河合利樹

東京エレクトロンの2024年時点の時価総額は10.49兆円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で2036人でした。プライム上場の同業種の中央値が1193.5人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度の東京エレクトロンの売上は1.83兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が3639億円でした。

同業種内での売上ランキングは13位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

東京エレクトロンの平均年齢

東京エレクトロンの2024年度の従業員平均年齢は43.7歳でした。プライム市場での電機・精密業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

東京エレクトロンの平均勤続年数

東京エレクトロンの平均勤続年数は15.5年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の電機・精密業界の平均が16年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

東京エレクトロンの残業時間

また、東京エレクトロンの平均残業時間は月間38時間です。プライム市場の電機・精密業界の平均が29時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

東京エレクトロンの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。東京エレクトロンの2024年度の女性役員割合は16%でした。

女性の役員割合
	【東京エレクトロン】 16%
	【業界全体】 28%
	【プライム全体】 17%

業種平均から12%低く、業界内順位は57位（全156社中）でした。プライム市場全体においては、平均より1%低く、順位は675位（全1645社中）でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

東京エレクトロンの初任給

初任給
新卒採用	院了（博士） : 304,000円 院了（修士） : 291,000円 大卒（学士） : 251,000円

東京エレクトロンの新卒採用の初任給は30.4万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は364万円、月々の手取り額は24.4万円前後となります。

東京エレクトロンの福利厚生

東京エレクトロンの福利厚生
家賃補助	あり
副業	/
その他	諸手当：通勤手当、時間外勤務手当、地域手当（※）住宅補助（※）　他 ※地域手当：下限：17,000円～上限：95,000円を勤務地および社宅/独身寮制度適用の有無をベースに毎月支給 ※住宅補助：独身寮制度適用の場合、家賃のうち5～7万円を会社が負担いたします。 ※東京エレクトロングループ共通

東京エレクトロンの転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	茨城大学、横浜市立大学、岩手大学、九州工業大学、慶應義塾大学、埼玉大学、山梨大学、芝浦工業大学、青山学院大学、静岡大学、専修大学、成蹊大学、早稲田大学、中央大学、東京電機大学、東北職業能力開発大学校（応用課程）、日本大学、法政大学、北海道大学、北見工業大学、明治大学、電気通信大学

新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 日東駒専クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	82人
2021年度	101人
2022年度	198人
2023年度	67人

2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約3.2%にあたる67名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

東京エレクトロンに転職する方法

東京エレクトロンをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのため東京エレクトロンのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。