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平均年収 530万円 |
業界内ランキング 149位/156社 |
全体ランキング 1490位/1645社 |
キヤノン電子は埼玉県に本社を置く電子機器・映像機器メーカーで、2023年の平均年収は530万円でした。
今回はそんなキヤノン電子の年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
キヤノン電子の平均年収
年度 | 平均年収 |
---|---|
2019年12月期 | 562万円 |
2020年12月期 | 519万円 |
2021年12月期 | 553万円 |
2022年12月期 | 538万円 |
2023年12月期 | 530万円 |
キヤノン電子は上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2023年のキヤノン電子株式会社の平均年収は530万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、平均的な年収の企業です。


年収530万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。
キヤノン電子の平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内ではやや低い給与水準と言えます。また、東証プライムの電機・精密業界の平均年収は753万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。
キヤノン電子の年齢別年収
新卒直後の20代では年収333万円からスタートし、働き盛りの30代では年収483万円、管理職割合が増えだす40代では年収538万円、最高年収に到達する50代では、年収568万円に到達します。
キヤノン電子の手取り
年齢 | 額面 | 月々の手取り(※1) |
---|---|---|
20代 | 333万円 | 22万円 |
30代 | 483万円 | 31万円 |
40代 | 538万円 | 35万円 |
50代 | 568万円 | 36万円 |
60代 | 411万円 | 27万円 |
月々の平均手取りについては、20代では22万円前後、最高年収となる50代では36万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
支給 | 支給総額 | ||||
– | |||||
控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
– | – | – | – | – | |
所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
– | – | – | |||
差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
– |
キヤノン電子の役職別年収
キヤノン電子では、総合職の平均年収は615万円、管理職級の平均年収は817万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均3,844万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、キヤノン電子が属する電機・精密業界の平均年収は753万円でした。
そのためキヤノン電子の平均年収は、業界平均から-223万円低く、業界内順位は149位(全156社中)となっています。
業界内の最高年収はキーエンスの2,067万円、最低年収は日本セラミックの387万円でした。
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キヤノン電子の生涯賃金
新卒から定年までキヤノン電子に勤務したと仮定した場合、キヤノン電子の生涯賃金は、約2.13億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より0.03億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
キヤノン電子の会社概要

主要事業構成比 | 【従業員数】 |
1786人 (405位/1645社) | |
【時価総額】 | |
1053億円 (763位/1645社) | |
会社名 | キヤノン電子 |
設立 | 1954年5月1 |
資本金 | 49億円 |
上場 | プライム(内国株式) |
本店所在地 | 埼玉県秩父市下影森1248番地 |
代表取締役会長 | 酒巻久 |
キヤノン電子の2022年時点の時価総額は1053億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。
従業員数については、子会社を含む連結全体で1786人でした。プライム上場の同業種の中央値が1193.5人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。
キヤノン電子の売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度のキヤノン電子の売上は963億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が65億円でした。
同業種内での売上ランキングは97位と、プライム内では平均的な規模の会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
キヤノン電子の平均年齢
キヤノン電子の平均年齢(出典:有価証券報告書)
キヤノン電子の2023年度の従業員平均年齢は38.3歳でした。プライム市場での電機・精密業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。
キヤノン電子の平均勤続年数
キヤノン電子の平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
キヤノン電子の平均勤続年数は15.4年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の電機・精密業界の平均が16年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。
キヤノン電子の残業時間
キヤノン電子の残業時間(出典:エンゲージ)
また、キヤノン電子の平均残業時間は月間29時間です。プライム市場の電機・精密業界の平均が29時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。
キヤノン電子の女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。キヤノン電子の2023年度の女性役員割合は6%でした。
女性の役員割合 | |
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【キヤノン電子】 6% |
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【業界全体】 28% |
|
【プライム全体】 17% |
業種平均から22%低く、業界内順位は152位(全156社中)でした。プライム市場全体においては、平均より11%低く、順位は1568位(全1645社中)でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。
キヤノン電子の初任給
初任給 | |
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新卒採用 | 大学院卒 : 253,500円 学部・高専専攻科卒 : 230,000円 高専本科卒 : 203,500円 |
キヤノン電子の新卒採用の初任給は25.3万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は303万円、月々の手取り額は20.4万円前後となります。
キヤノン電子の福利厚生
キヤノン電子の福利厚生 | |
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家賃補助 | あり |
副業 | / |
その他 | 通勤手当、時間外手当 ほか |
キヤノン電子の転職難易度
学歴フィルター | |
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25年度実績 | 会津大学、青山学院大学、秋田大学、茨城大学、岩手大学、宇都宮大学、岡山大学、香川大学、神奈川大学、金沢工業大学、関西大学、学習院大学、北見工業大学、九州大学、九州工業大学、近畿大学、岐阜大学、熊本大学、群馬大学、慶應義塾大学、工学院大学、甲南大学、神戸大学、國學院大學、駒澤大学、埼玉大学、佐賀大学、芝浦工業大学、首都大学東京、信州大学、城西大学、上智大学、成蹊大学、専修大学、高崎経済大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、電気通信大学、東海大学、東京海洋大学、東京経済大学、東京工科大学、東京電機大学、東京都市大学、東京農工大学、東京理科大学、東邦大学、東洋大学、同志社大学、新潟大学、日本大学、広島工業大学、福島大学、文教大学、法政大学、三重大学、宮崎大学、武蔵大学、明治大学、明治学院大学、ものつくり大学、山形大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学 |
新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。
年度 | 従業員数増減 |
---|---|
2020年度 | -22人 |
2021年度 | -64人 |
2022年度 | -61人 |
2023年度 | -2人 |
2021年度の従業員変動幅は、全従業員数の約-0.2%にあたる-2名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、直近はやや採用に慎重な可能性があります。
キヤノン電子に転職する方法
キヤノン電子をはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのためキヤノン電子のような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
この記事の監修者 | |
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![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |
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