キッツの平均年収

キッツのロゴ 
平均年収
627万円
業界内ランキング
92位/113社
全体ランキング
1175位/1645社

キッツは千葉県に本社を置く世界有数の総合バルブメーカーで、2023年の平均年収は627万円でした。

今回はそんなキッツの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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キッツの平均年収

年度平均年収
2020年03月期 637万円
2020年12月期 600万円
2021年12月期 558万円
2022年12月期 612万円
2023年12月期 627万円
キッツの平均年収(出典:有価証券報告書

キッツは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2023年のキッツ株式会社の平均年収は627万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。

キッツの年収層 キッツのロゴ
年収627万円

年収627万円は、給与所得者全体において上位35.5%前後の年収帯に属します。

キッツの平均年収(出典:有価証券報告書

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの機械業界の平均年収は726万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。

キッツの年齢別年収

キッツの平均年齢(出典:有価証券報告書独自

新卒直後の20代では年収395万円からスタートし、働き盛りの30代では年収572万円、管理職割合が増えだす40代では年収637万円、最高年収に到達する50代では、年収672万円に到達します。

キッツの手取り

年齢額面月々の手取り(※1)
20代395万円26万円
30代572万円37万円
40代637万円40万円
50代672万円42万円
60代487万円31万円
キッツの年齢別年収(出典:有価証券報告書独自

月々の平均手取りについては、20代では26万円前後、最高年収となる50代では42万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

手取りチェッカー

支給 支給総額
控除 介護保険 健康保険 厚生年金 雇用保険 控除合計
所得税 住民税 税額合計
差引後 差し引き支給額合計(手取り)

キッツの役職別年収

職級年収
大卒/総合職728万円
管理職967万円
役員4,750万円
キッツの役職別年収(出典:有価証券報告書独自

キッツでは、総合職の平均年収は728万円、管理職級の平均年収は967万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均4,750万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、キッツが属する機械業界の平均年収は726万円でした。

そのためキッツの平均年収は、業界平均から-99万円低く、業界内順位は92位(全113社中)となっています。

業界内の最高年収はディスコの1,507万円、最低年収はマルマエの474万円でした。

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キッツの生涯賃金

生涯賃金ランキング
【キッツの生涯賃金】
2.52億円
1175位
/1645社中
キッツの生涯賃金(出典:有価証券報告書独自

新卒から定年までキッツに勤務したと仮定した場合、キッツの生涯賃金は、約2.52億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より0.42億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

キッツの会社概要

主要事業構成比【従業員数】
1443人
(488位
/1645社)
【時価総額】
991億円
(791位
/1645社)
会社名キッツ
設立1944年7月1
資本金212億円
上場プライム(内国株式)
本店所在地千葉市美浜区中瀬一丁目10番1
代表取締役社長河野誠
キッツの概要(出典:有価証券報告書

キッツの2022年時点の時価総額は991億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で1443人でした。プライム上場の同業種の中央値が884人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

キッツの売上高と純利益(出典:有価証券報告書

最新年度のキッツの売上は1669億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が105億円でした。

同業種内での売上ランキングは39位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

キッツの平均年齢

キッツの平均年齢(出典:有価証券報告書

キッツの2023年度の従業員平均年齢は40.1歳でした。プライム市場での機械業界の平均年齢は42歳のため、比較的若手の多い職場であると言えます。

キッツの平均勤続年数

キッツの平均勤続年数(出典:有価証券報告書

キッツの平均勤続年数は14.2年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の機械業界の平均が15.8年であるため、業界内では比較的勤続年数が短く、一定人の入れ替わりのある会社となっています。

キッツの残業時間

キッツの残業時間(出典:エンゲージ

また、キッツの平均残業時間は月間21時間です。プライム市場の機械業界の平均が28時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。

残業時間と平均年収(出典:有価証券報告書エンゲージ

キッツの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。キッツの2023年度の女性役員割合は14%でした。

女性の役員割合
【キッツ】
14%
【業界全体】
15%
【プライム全体】
17%
キッツの女性役員割合(出典:有価証券報告書

業種平均から1%低く、業界内順位は57位(全113社中)でした。プライム市場全体においては、平均より3%低く、順位は855位(全1645社中)でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。

キッツの初任給

初任給
新卒採用大学卒(高専専攻科卒含む) : 195,000円
短大・高専本科卒 : 180,000円
キッツの初任給(出典:マイナビ

キッツの新卒採用の初任給は19.5万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は234万円、月々の手取り額は15.9万円前後となります。

キッツの福利厚生

キッツの福利厚生
家賃補助あり
副業/
その他家族手当(扶養家族1人につき5,000円、子の場合10,000円/人)
通勤手当、役職手当、超過勤務手当、住宅補助手当、職場手当 
キッツの福利厚生(出典:マイナビ

キッツの転職難易度

学歴フィルター
25年度実績青山学院大学、秋田県立大学、跡見学園女子大学、愛媛大学、大阪経済大学、大阪府立大学、大妻女子大学、岡山大学、小樽商科大学、香川大学、学習院大学、神奈川大学、神奈川工科大学、金沢大学、金沢工業大学、関西大学、神田外語大学、関東職業能力開発大学校(応用課程)、京都大学、京都工芸繊維大学、近畿大学、近畿職業能力開発大学校(応用課程)、群馬大学、敬愛大学、慶應義塾大学、公立諏訪東京理科大学、駒澤大学、埼玉大学、山陽小野田市立山口東京理科大学、滋賀大学、芝浦工業大学、上智大学、昭和女子大学、信州大学、専修大学、創価大学、大東文化大学、千葉大学、千葉工業大学、中央大学、中京大学、都留文科大学、帝京大学、東海大学、東京海洋大学、東京工芸大学、東京国際大学、東京女子大学、東京電機大学、東京都市大学、東京農業大学、東京農工大学、東京理科大学、同志社大学、東邦大学、東洋大学、徳島大学、獨協大学、鳥取大学、富山大学、富山県立大学、長崎大学、名古屋大学、新潟大学、日本大学、日本工業大学、日本女子大学、日本体育大学、一橋大学、広島大学、福岡大学、福島大学、法政大学、北海道大学、松本大学、三重大学、武蔵大学、室蘭工業大学、明治大学、名城大学、桃山学院大学、山形大学、山梨大学、山梨県立大学、立教大学、立正大学、立命館大学、龍谷大学、麗澤大学
キッツの採用大学実績(出典:マイナビ

新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度従業員数増減
2020年度56人
2021年度13人
2022年度26人
2023年度21人
キッツの年間採用人数(出典:有価証券報告書

2021年度の従業員変動幅は、全従業員数の約1.4%にあたる21名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

キッツに転職する方法

キッツをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためキッツのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
転職回廊編集部
HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。

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