![]() |
||
平均年収 722万円 |
業界内ランキング 78位/156社 |
全体ランキング 736位/1645社 |
富士通ゼネラルは神奈川県に本社を置く電機メーカーで、2024年の平均年収は722万円でした。
今回はそんな富士通ゼネラルの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
富士通ゼネラルの平均年収
年度 | 平均年収 |
---|---|
2020年03月期 | 693万円 |
2021年03月期 | 697万円 |
2022年03月期 | 709万円 |
2023年03月期 | 697万円 |
2024年03月期 | 722万円 |
富士通ゼネラルは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年の富士通ゼネラル株式会社の平均年収は722万円でした。
2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、比較的年収の高い企業です。直近においても富士通ゼネラルの平均年収は4.19%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。


年収722万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。
富士通ゼネラルの平均年収(出典:有価証券報告書)
東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では平均的な給与水準と言えます。また、東証プライムの電機・精密業界の平均年収は753万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。
富士通ゼネラルの年齢別年収
新卒直後の20代では年収455万円からスタートし、働き盛りの30代では年収659万円、管理職割合が増えだす40代では年収734万円、最高年収に到達する50代では、年収774万円に到達します。
富士通ゼネラルの手取り
年齢 | 額面 | 月々の手取り(※1) |
---|---|---|
20代 | 455万円 | 30万円 |
30代 | 659万円 | 42万円 |
40代 | 734万円 | 46万円 |
50代 | 774万円 | 48万円 |
60代 | 561万円 | 36万円 |
月々の平均手取りについては、20代では30万円前後、最高年収となる50代では48万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。
手取りチェッカー
支給 | 支給総額 | ||||
– | |||||
控除 | 介護保険 | 健康保険 | 厚生年金 | 雇用保険 | 控除合計 |
– | – | – | – | – | |
所得税 | 住民税 | 税額合計 | |||
– | – | – | |||
差引後 | 差し引き支給額合計(手取り) | ||||
– |
富士通ゼネラルの役職別年収
富士通ゼネラルでは、総合職の平均年収は838万円、管理職級の平均年収は1,114万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均5,450万円でした。
関連企業の平均年収
東証プライム上場企業の内、富士通ゼネラルが属する電機・精密業界の平均年収は753万円でした。
そのため富士通ゼネラルの平均年収は、業界平均から-31万円低く、業界内順位は78位(全156社中)となっています。
業界内の最高年収はキーエンスの2,067万円、最低年収は日本セラミックの387万円でした。
↓タップで切り替えができます↓
富士通ゼネラルの生涯賃金
新卒から定年まで富士通ゼネラルに勤務したと仮定した場合、富士通ゼネラルの生涯賃金は、約2.90億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円(出典:ユースフル労働統計)なので、平均より0.80億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。
富士通ゼネラルの会社概要

主要事業構成比 | 【従業員数】 |
1734人 (415位/1645社) | |
【時価総額】 | |
2278億円 (485位/1645社) | |
会社名 | 富士通ゼネラル |
設立 | 1936年1月1 |
資本金 | 182億円 |
上場 | プライム(内国株式) |
本店所在地 | 川崎市高津区末長三丁目3番17号 |
代表取締役社長 | 増田幸司 |
富士通ゼネラルの2024年時点の時価総額は2278億円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。
従業員数については、子会社を含む連結全体で1734人でした。プライム上場の同業種の中央値が1193.5人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。
富士通ゼネラルの売上高と純利益(出典:有価証券報告書)
最新年度の富士通ゼネラルの売上は3164億円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が30億円でした。
同業種内での売上ランキングは48位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。
富士通ゼネラルの平均年齢
富士通ゼネラルの平均年齢(出典:有価証券報告書)
富士通ゼネラルの2024年度の従業員平均年齢は42.9歳でした。プライム市場での電機・精密業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。
富士通ゼネラルの平均勤続年数
富士通ゼネラルの平均勤続年数(出典:有価証券報告書)
富士通ゼネラルの平均勤続年数は17.7年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の電機・精密業界の平均が16年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。
富士通ゼネラルの残業時間
富士通ゼネラルの残業時間(出典:エンゲージ)
また、富士通ゼネラルの平均残業時間は月間31時間です。プライム市場の電機・精密業界の平均が29時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます
富士通ゼネラルの女性比率
企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。富士通ゼネラルの2024年度の女性役員割合は8%でした。
女性の役員割合 | |
---|---|
【富士通ゼネラル】 8% |
|
【業界全体】 28% |
|
【プライム全体】 17% |
業種平均から20%低く、業界内順位は131位(全156社中)でした。プライム市場全体においては、平均より9%低く、順位は1363位(全1645社中)でした。業界内での役員割合においては、やや女性進出度の低い企業と言えます。
富士通ゼネラルの初任給
初任給 | |
---|---|
新卒採用 | 院了 : 248,500円 大卒 : 233,500円 高専卒 : 199,000円 |
富士通ゼネラルの新卒採用の初任給は24.8万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は297万円、月々の手取り額は20.2万円前後となります。
富士通ゼネラルの福利厚生
富士通ゼネラルの福利厚生 | |
---|---|
家賃補助 | あり |
副業 | / |
その他 | 家族手当、通勤手当、時間外勤務手当 など |
富士通ゼネラルの転職難易度
学歴フィルター | |
---|---|
25年度実績 | 青山学院大学、秋田大学、秋田県立大学、茨城大学、岩手大学、愛媛大学、大阪大学、大阪芸術大学、鹿児島大学、神奈川大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、九州産業大学、京都工芸繊維大学、京都産業大学、京都女子大学、近畿大学、熊本大学、慶應義塾大学、工学院大学、甲南大学、神戸大学、神戸芸術工科大学、駒澤大学、埼玉大学、静岡大学、芝浦工業大学、首都大学東京、上智大学、成蹊大学、成城大学、西南学院大学、専修大学、玉川大学、千葉大学、千葉工業大学、中央大学、中部大学、筑波大学、東海大学、東京海洋大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京造形大学、東京電機大学、東京都市大学、東京農工大学、東京理科大学、東北芸術工科大学、東洋大学、同志社大学、長岡技術科学大学、長崎大学、奈良女子大学、日本大学、広島工業大学、福岡工業大学、法政大学、北海道科学大学、武蔵野美術大学、明治大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学 |
新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専、 産近甲龍クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。
年度 | 従業員数増減 |
---|---|
2020年度 | 37人 |
2021年度 | 31人 |
2022年度 | 19人 |
2023年度 | 5人 |
2023年度の従業員変動幅は、全従業員数の約0.2%にあたる5名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、平均的な採用意欲を持つ企業の可能性が高いです。
富士通ゼネラルに転職する方法
富士通ゼネラルをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。
代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。
そのため富士通ゼネラルのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。
出典
EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法
この記事の監修者 | |
---|---|
![]() | 転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。 |
コメント