ルネサスエレクトロニクスの平均年収

平均年収 889万円	業界内ランキング 22位/156社	全体ランキング 258位/1645社

ルネサスエレクトロニクスは東京都に本社を置く半導体専業メーカーで、2023年の平均年収は889万円でした。

今回はそんなルネサスエレクトロニクスの年収や手取り、業績などを、決算書などをもとに調査・解説しています。事業内容や採用人数など、転職に必要な情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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ルネサスエレクトロニクスの平均年収

年度	平均年収
2019年12月期	773万円
2020年12月期	791万円
2021年12月期	882万円
2022年12月期	874万円
2023年12月期	889万円

ルネサスエレクトロニクスは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2023年のルネサスエレクトロニクス株式会社の平均年収は889万円でした。

2023年度の全国の平均年収は460万円（出典:国税庁）のため、比較的年収の高い企業です。直近においてもルネサスエレクトロニクスの平均年収は14.97%の上昇トレンドにあり、平均年収が日々上昇している企業です。

年収889万円は、給与所得者全体において上位16.6%前後の年収帯に属します。

東証プライム上場企業の平均年収は742万円のため、プライム内では高い給与水準と言えます。また、東証プライムの電機・精密業界の平均年収は753万円のため、業界内でも比較的年収の高い企業となっています。

ルネサスエレクトロニクスの年齢別年収

新卒直後の20代では年収560万円からスタートし、働き盛りの30代では年収811万円、管理職割合が増えだす40代では年収903万円、最高年収に到達する50代では、年収952万円に到達します。

ルネサスエレクトロニクスの手取り

年齢	額面	月々の手取り（※1）
20代	560万円	36万円
30代	811万円	50万円
40代	903万円	55万円
50代	952万円	58万円
60代	690万円	43万円

月々の平均手取りについては、20代では36万円前後、最高年収となる50代では58万円前後となります。より詳細に計算したい方は以下から計算できます。

ルネサスエレクトロニクスの役職別年収

職級	年収
大卒/総合職	1,032万円
管理職	1,371万円
役員	30,500万円

ルネサスエレクトロニクスでは、総合職の平均年収は1,032万円、管理職級の平均年収は1,371万円前後になります。また、2024年度の役員報酬は、役員全体で平均30,500万円でした。

関連企業の平均年収

東証プライム上場企業の内、ルネサスエレクトロニクスが属する電機・精密業界の平均年収は753万円でした。

そのためルネサスエレクトロニクスの平均年収は、業界平均から136万円高く、業界内順位は22位（全156社中）となっています。

業界内の最高年収はキーエンスの2,067万円、最低年収は日本セラミックの387万円でした。

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ルネサスエレクトロニクスの生涯賃金

生涯賃金ランキング
	【ルネサスエレクトロニクスの生涯賃金】 3.57億円 258位 /1645社中

新卒から定年までルネサスエレクトロニクスに勤務したと仮定した場合、ルネサスエレクトロニクスの生涯賃金は、約3.57億円でした。日本の平均生涯賃金が2.1億円（出典:ユースフル労働統計）なので、平均より1.47億円ほど多く、比較的高い給与水準と言えます。

ルネサスエレクトロニクスの会社概要

従業員数	時価総額
6296人 (89位/1645社)	3.76兆円 (54位/1645社)
会社名	ルネサスエレクトロニクス
設立	2002年11月1
資本金	1532億円
上場	プライム（内国株式）
本店所在地	東京都江東区豊洲三丁目２番24号
代表取締役社長兼CEO	柴田英利

ルネサスエレクトロニクスの2022年時点の時価総額は3.76兆円で、東証プライム内でもかなり時価総額の大きい企業となっています。

従業員数については、子会社を含む連結全体で6296人でした。プライム上場の同業種の中央値が1193.5人である事を踏まえると、プライム内でもかなりの規模の大きい会社であると言えます。

最新年度のルネサスエレクトロニクスの売上は1.46兆円、原価や人件費、法人税等が引かれた純利益が3370億円でした。

同業種内での売上ランキングは15位と、プライム内でも規模の大きい会社であると言えます。また純利益についてもマイナス年度は過去5年で0回のため、安定して黒字経営されています。

ルネサスエレクトロニクスの平均年齢

ルネサスエレクトロニクスの2023年度の従業員平均年齢は48.2歳でした。プライム市場での電機・精密業界の平均年齢は42歳のため、比較的高年齢層の多い職場であると言えます。

ルネサスエレクトロニクスの平均勤続年数

ルネサスエレクトロニクスの平均勤続年数は23.2年です。プライム全体平均が13.7年、プライム市場の電機・精密業界の平均が16年であるため、業界内では比較的勤続年数が長く、一度入社すると長く勤める、人の出入りの少ない会社となっています。

ルネサスエレクトロニクスの残業時間

また、ルネサスエレクトロニクスの平均残業時間は月間34時間です。プライム市場の電機・精密業界の平均が29時間であることから、やや残業時間は長い会社と言えます

ルネサスエレクトロニクスの女性比率

企業内での女性進出比率の参考指標として、有価証券報告書で開示されている役員の男女比を調査しました。ルネサスエレクトロニクスの2023年度の女性役員割合は33%でした。

女性の役員割合
	【ルネサスエレクトロニクス】 33%
	【業界全体】 28%
	【プライム全体】 17%

業種平均から5%高く、業界内順位は5位（全156社中）でした。プライム市場全体においては、平均より16%高く、順位は51位（全1645社中）でした。業界内では比較的女性進出が推進されている企業と言えます。

ルネサスエレクトロニクスの初任給

初任給
新卒採用	学部卒 : 250,000円 修士了 : 270,000円 博士了 : 300,000円

ルネサスエレクトロニクスの新卒採用の初任給は25万円でした。平均残業時間を加味すると、1年目の額面年収は300万円、月々の手取り額は20.1万円前後となります。

ルネサスエレクトロニクスの福利厚生

ルネサスエレクトロニクスの福利厚生
家賃補助	あり
副業	可
その他	通勤手当、家賃補助制度など

ルネサスエレクトロニクスの転職難易度

学歴フィルター
25年度実績	青山学院大学、茨城大学、大阪大学、大阪公立大学、学習院大学、鹿児島大学、金沢大学、関西大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、熊本大学、群馬大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、埼玉大学、静岡大学、芝浦工業大学、上智大学、昭和女子大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京女子大学、東京電機大学、東京都市大学、東京都立大学、東京農工大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、徳島大学、富山大学、名古屋大学、名古屋工業大学、日本大学、日本女子大学、一橋大学、弘前大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学

新卒採用については、旧帝、 早慶、 マーチ、 関関同立、 日東駒専クラスの大学からの採用が中心となっています。新卒採用においては特に、一定以上の学歴が求められる企業です。

年度	従業員数増減
2020年度	-90人
2021年度	-46人
2022年度	17人
2023年度	163人

2021年度の従業員変動幅は、全従業員数の約2.5%にあたる163名でした。東証プライム全体の2023年度の平均変動幅は17人のため、比較的、採用に積極的な可能性が高いです。

ルネサスエレクトロニクスに転職する方法

ルネサスエレクトロニクスをはじめ、東証プライム上場の人気企業には転職希望者も多く、内定には工夫が必要です。そもそもこのような人気企業は応募が殺到するため、多くの求人が一般公開されません。

代わりに多くの求人が社内の『リファラル採用枠』もしくは『非公開求人枠』としてエージェントに共有され、水面化で募集されています。

そのためルネサスエレクトロニクスのような人気企業を目指す方は、知り合いがおられる場合はリファラル制度について確認し、おられない場合は大手のエージェントに問い合わせてみるのがオススメです。

出典

EDINET:有価証券報告書
国税庁:民間給与統計調査
全国健康保険協会:保険料額表
厚生労働省:雇用保険料率について
国税庁:給与所得控除
国税庁:年末調整のしかた
国税庁:所得税の税率
独自:各種数値の計算方法

この記事の監修者
	転職回廊編集部 HRコンサルティング、HRメディア事業を経て得られた知見・経験を元に、転職回廊のメディア運営を行なっています。